京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

日本刺繍

2007-10-05 20:48:01 | ギャラリー
日本刺繍の第一人者・草乃しずかさんと
そのお仲間達の作品展です。

        

        
        会場をに入るとまず正面にドンと掛けられているのがこれ。
        会員がそれぞれ刺繍した260枚をつなぎあわせた
        大きなタペストリー。
        今の日本の平和に感謝して、世界の子供達が幸せである
        ことを祈って260人がチャリティー刺繍した作品です。


裾模様に豪華な刺繍を施しました。
優雅な模様は夢のよう

        
        豪華な花車。手が込んでますねえ


赤い華やかな振袖。成人式のお祝いに着るのでしょうか。

        
        こちらは3歳のお祝いに着る被布。
        おばあちゃんが孫のために刺繍したそうです。


草乃さんは現代感覚に合った日本刺繍の普及に
つとめていらっしゃいます。
装飾品や身の回りの小物など自分で刺繍して
日々使っってくれることが願いだという。
羽子板なんてステキ

        
        今頃の季節にぴったり。
        かわいくて風流な壁掛け。一枚欲しい


なんて華麗な。ため息がでてしまう…
爛漫の桜に舞い遊ぶ鳥たち

        
        一花刺すのにどの位時間がかかることでしょう。
        美のセンスもさることながら、根気と集中力の要る
        作業ですねえ。

           
           「哀しいこと、つらいことを乗り越えて
           今刺繍を楽しんでいる人、刺繍があってよかったと
           いう人がいっぱいいらっしゃいます」
           と草乃さんはおっしゃいました。

           さまざまな想いを払って無心に絹糸を刺した
           桜や蝶なのかもしれません。
           刺した人の想いとは別に華麗で精緻な日本刺繍に
           魅了されたひとときでした。
      

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