今年は遅いなぁと思っていた父の梅が急に咲き始めて・・・
三日見ぬ間の桜…とはよく言うけれど、3~4日見ないでいたら、
満開になっていました。
父が亡くなって20年たちます。あるじ無しとて春を忘るな、と言ったのは
菅原道真、まさに20年、昔の儘に優しい色の可愛い花を毎年咲かせてくれています。
父が気に入って、手入れをしていましたが、今は枝垂れていた枝がだいぶ
短くなっています。そのかわり無駄な小枝が増えたような気がします。
植木屋さんに任せっきりなので仕方ないですね。春を忘れず、もしかしたら
父を忘れず咲き継いでくれているのかもしれない、なんて思ってしまいます。
昨日の「春一番」が吹く中での撮影、揺れる枝にピントが合わせられない。
強風のせいばかりではなく、ちょっと感傷的になっていたからかもしれません。