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京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

七夕

2010-07-07 23:03:07 | 季節のことば
彦星と織姫が逢う星合の夜、今夜も星はみえませんでした。
でも、二星はちゃんとデートしていること、私は知っています。

この夕へ降りくる雨は彦星のはや漕ぐ舟の櫂の飛沫(ちり)かも  万葉集
  (今夜降ってくるこの雨は、天の川を渡って織姫のもとに一刻も早く駆けつけ
   ようと、彦星が急いで漕いでいる舟の櫂が散らした水滴なのだろうね)

   他にも、天の川に雲がかかっているのは彦星の漕ぐ舟の水しぶきだろうか、
   という歌も万葉集にはありますし、地上の雨も雲も二人の逢瀬を妨げる
   ものではないようです。ポジティブな万葉人

        
        というわけで安心して七夕のお祝いをいただきました

        
        花園饅頭の七夕のためのお饅頭。とても美味しかった

              
              ハンゲショウ:ドクダミ科
              半夏生と書いてハンゲショウ、夏至から数えて11日目、
              今年は7月2日からの5日間が半夏生。
              その頃に花が咲くからと言うのが名前の由来とか。

        
        一説に半化粧と言う説もあります。
        見ての通り、花に近い葉が白粉を塗ったように半分白く
        なるからで、こっちのいわれの方が説得力あり。

        
        この頃の夕方、夜半の雨に洗われて、母の庭のコオニユリが
        みずみずしくきれいでした。

        
        ましてや紫陽花には若返り化粧水のような雨です。

        ゲリラ豪雨は困ります