脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

1000円

2012年01月19日 | 経営
午前中の時間が空いたので床屋に行ってこようと思います。
9時開店で、自宅から徒歩5分のところなので、まだちょっと時間があります。
平日ですから空いてますしね。


行き着けは1000円のカット専門店。
もう5年近く、普通の床屋さんには行っていません。
若い頃は美容院でしたけどね(友人が勤めていたので)


1000円払いながら「1000円でやっていけるのかなぁ」と心配してしまいます。
店の維持費、家賃はかかるでしょうから、人件費を抑えるしかないのかなぁ、なんて考えてしまいます。

親戚に元美容師がいるのですが、その話によると、コストの中で一番高額なもの(家賃、光熱費を除く)は、カラーリングやパーマ液といった薬品類。
シャンプーもかなり高額になるそうですし、お湯代(ガス)も、かなり嵩むそうです。

当然、時間もかかりますから、顧客単価を上げても、イス一つあたりにしめる売上/時間は、カット専門店と大差が無いのではないか? という事です。

その為、ヘッドスパや美顔マッサージなどのオプションを作って、どうにか利益をあげているそうです。


なるほど。
1000円カット専門店は「安売り」に見えて、実は「コストカット」しているワケですね。


私のように、ファッションには無頓着な人間にとって、髪を切るのは「伸びたから」です。髭もいい加減に剃っていますし、眉毛なんかほったらかしです。
でも、床屋さんに行けば、顔そりもシャンプーもあります。やってもらえば気持ちイイですが、やってもらわなくても不満はありません。

それ以上に、待ち時間や雑談(飽きさせないサービスのつもりでしょうけど)が無いほうがありがたいので、1000円カットのほうが、私は満足なんですね。


ただ、1000円じゃなくてもイイのではないかな。。
過度な安売りには、どうしても嫌悪感が出てしまいます。


さて、時間ですね。
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あらら

2012年01月19日 | 経営
今日の現場は延期。。。。


理由は塗装屋さんが、明日からの予定を前倒しした事です。
明日から雨みたいなので、天気のイイ今日に変更したとの事です。


・・・・の連絡があったのが、つい先ほど。


まぁ空き家(アパート)で、工期もあるようですから、ゆっくり来月にでも作業しますけどね。
もう月内はいっぱいですし、予定も簡単に動かせないですからね。


それにしても、この工務店さんは、いい加減というか、ズボラというか。。。


この現場、実は昨年11月に終わらせる予定だったんですね。
それが、キッチンだかユニットバスの納期が変わったという理由で12月中旬になり、下旬になり、ようやく今月になったんです。

当店としては、キッチン(フロか?)とは工事の絡みが無いので、先にやってもよかったのですが、相手の事情もあると思い、特に急がなかったんです。

それが、「今日の着工」と決まったのが一昨日。
「クロス屋さんの都合がある」という理由でした(建具はクロス貼)

一本だけですし、近くの現場なので、どうにか都合をつけたら、この有様。


さらに、クロス屋さんに都合を聞いたら「30日から入る」との事。
工程表は無いのか。。。(無いんですよね)


頭を使わず、目の前だけで都合をつけているから、こうなってしまうんですね。


という事で、この工務店さん、今後は請けません。
サッシ屋さんの紹介で請けたのですが、そのサッシ屋さんは、昨年一杯で廃業してしまったので、特に遠慮もいらないですからね。
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安く仕入れる

2012年01月15日 | 経営
前の記事に続いて同じような話題ですが、商売を営む人間にとって「安く仕入れる」というのは、当たり前に行わなければいけない努力だと思います。

私は「値引きを強いる」のではなく「安く買う方法」を考えるという意味で考えています。

最近は通販も便利になりましたので、価格を調べるのも容易になりました。
ですから「同じもの」であれば「一番安いところ」から買うことにしています。

ただ、「価格に対する手間」はしっかり考えます。

お付き合いのある金物屋さんは、知識がとても豊富です。
「こんな使い方」というだけで「○社のナニ」と商品を教えてくれます。
ですから、この金物屋さんからの仕入れには「知識料」が含まれていると考えています。
仮に通販のほうが安くても、金物だけは、この金物屋さんから仕入れます。
義理や恩という事だけではなく「困ったら助けてもらう関係」を維持する為には、常日頃から、それなりの仕入れが必要だと思うからです。

しかし、障子紙は通販で買います。
ほとんど貼替を請けなくなりましたが、それでも「貼替の価格競争」は無視できません。
その価格の中で「キレイな仕上がり」を提供する為に、それほど高級な紙は必要とされません。
そして、紙の仕入れには知識を必要としていません。
試しに買って自分で貼ってみて品質を確認していますので、気に入った商品を買い続けるのに、高いところから仕入れる事はできません。

自分なりに使い分けています。


私は「仕入れて売る側」であると同時に「仕入れられる側」でもあります。
ですから「売る側」から「安くして」という要望も受けます。
相手側も「安く仕入れる努力」をしているわけです。

ただ、安く売るにも条件を考えています。
最低限の利益を確保できる事はもちろんですが「長く付き合っていけること」が重要です。
安くしても、もっと安い他社があれば、すぐに乗り換えてしまう相手先であれば、最初からお付き合いしません。

そして、他社より高くても売り続ける為には、それなりの努力をしています。
先の金物屋さんのように「知識」で勝負する事もします。
「当店から仕入れたほうが売りやすい」と思ってもらえるように、売りやすい商品提案をしているつもりです。


個人経営ですが、いつもこんな事を考えています。

さて、安く買ったカップスープを飲むとしますかな。
安くても、味は全く変わりませんね。
手間も変わりません。。
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激安スーパー

2012年01月15日 | 経営
現場の近くにテレビで紹介されたこともある激安スーパーがあったので、ちょっと立ち寄りました。

確かに安いです(お茶や缶コーヒーくらいしか相場は分かりませんけど)
それに、すごい混雑。
やはり安さは大きな武器です。


消費者としては安いのは嬉しいのですが、どうしても、その先(奥)を考えてしまいます。

安く売るという事は、安く仕入れているという事になります。
単純な算数で考えれば、販売価格が半分であれば、仕入れ価格は半分と考えられます。

また、余計な人件費をかけないとなれば、従業員は低賃金で長時間労働を強いられている可能性もあります(この店がそうだと言っているワケじゃないですよ)

もちろん、廃棄ロスを減らしたり、販売実績を細かく精査して、売れるものだけキッチリ仕入れているという努力もあると思いますが、それだけで大幅な値引きができるとは思えません。


ちょっと違う話かもしれませんが「東北応援商品」を買った事はありますか?
こんな話を聞いたことはありますか?(一部の例だと思いますけど)


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とあるファミリーレストランでは、東北地方、それも福島産の野菜を多く仕入れ、それを販売しています(もちろん放射能の検査はしている)
「東北応援」と打ち出し、通常価格と同じ(か、ちょっと高い)で売っています。

消費者の我々も「少しでも支援できれば」と考え、その商品を買います。


が、その野菜は「タダ同然」で仕入れているそうです。
農家や市場では「どうせ売れない商品だろ」「これを売るとなると、自店の売上も落とすリスクを負うんだ」「風評被害を無くす為だ」という理由で、かなり安く仕入れているそうです。

そして平常価格で販売。利益はどこに???

もちろんお店に並べる事で「安心、安全」を訴える事はできます。
避けるお客様もいるでしょう。売上を落とすリスクもあるかもしれません。

が、「被災地を助けよう」と思う消費者の善意が、作った農家には届いていない事実は、どこに行ってしまうのでしょう?
「東北応援」できているのでしょうか?

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繰り返しますけど「一部の話」と思います(信じています)


話を戻しますけど、激安販売の店、生産者が、お互いに利益になるようになっているのかなぁと考えてしまいます。
生産者が弱者になっていないかなぁと心配してしまいます。

安く仕入れる努力は重要ですが、買い叩くのはどうかと。。。


そんな私も、缶コーヒー(@38×36本)と、カップスープ(3袋入@89×10箱)を買いました。近所のスーパーの7掛くらいです。

悩みながらも、、、、、
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失礼だよなぁ

2012年01月09日 | 経営
とあるリフォーム屋さんの一部の担当さんからの見積依頼で、「だいたいで良いから」とか「概算で」と、電話の段階で「すぐに教えて」という場合、ほとんどが受注になりません。

と言うのが、他社の見積と比較したい場合に、このようなケースが多いのです。
担当者がいつも一緒ですから、こちらも気づきますね。

ただ、相見積を否定するつもりは無いのですが(面白くはありませんが)毎度、毎度はさすがに付き合いきれませんので、昨年の中旬くらいから、口頭での回答は止めて「おおよそで良いから、サイズと仕様を書いてFAXして」と言うようにしました。

結果、見積依頼が減りました。
手間が省けて大助かりです。


正月明け、久々に見積依頼がありました。
これは『いつも頼んでいるところが正月休みで連絡が付かないから』だと思い「見積回答は1/10になります」と答えると「どうしても今日中に知りたい」と食い下がりました。


う~~ん。
どうしよう。。。。


ほかの仕事をくれる担当者さんたちに悪いウワサを流されたくないので、「概算なので正規の見積としない事」を条件に解答しました。


見積内容が入ったFAXが届き、目を通してみると・・・・・


宛先の〝○○御中〟の○○部分が、1度他社で書かれたところを修正して当店の名前になっている。。。。
そしてFAX番号が他社。
直すならキッチリ直してくれよ!


やる気が失せてしまいました。。。。


担当者に連絡し「仮に見積が通ったら、当方に発注する気があるか?」を聞くと、最初は「もちろん」と言っていたのが、徐々に「日程とかによりますけど・・・・」「大工さんとの兼ね合いが・・・・」と言葉を濁すようになりました。

「基本的に□□建窓さんに頼むんでしょ?」と問い詰めると「え??? いや。。。。」となったので「私も□□建窓さんと付き合いがあるから、横槍を出すつもりは無い」と伝え、見積も出しませんでした。


新年早々、イヤな気分になりました。
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