学び ⑤

自身の商売は、昨年の今頃からどうにか回復してきた。
回復と書くが、実のところ、ゼロに近い分野を急発展させたのが要因なので、成長なのかもしれない。
言葉の違いはさておき、苦戦していた時代は下請け中心、回復後は直販中心とターゲットが変わった事が大きい。

さらに売り上げ効率を高めたいと考え、ここで広告の事を考えていたのだが、先に書いた通り、文字を少なく、動画を・・・・というところにたどり着いたのだが、さらに先を考えるようになった。
広告を強化すれば模倣されるリスクも増す。
資本力が大きいところに模倣されたら、100％負けてしまう。

どの業界でもそうだが、利益になると分かれば売り手は増える。
数年前、どこの店でもタピオカを見たのが良い例だ。
私の商品も、今のところ模倣されるほど知名度が無いのだが、模倣は時間の問題だろう。

模倣されない方法？　そんなものは無い。
特許でも取ればとなるが、この商品は「ラーメン」と同じで、すでに存在するものなのだ。
それを「つけ麺」としたようなものだ。

そうすると「どこよりも美味い」を目指したくなるが、私は、自身の能力が高くない事を知っている。
目指したところで無理なのだ。

続く