脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

上司

2012年03月06日 | 経営
空き家の作業など、お客様がいない現場での会話は、けっこうきわどい物があったりします。
お客様に聞かれたらマズい内容ですね。

「○□ホームは従業員の給料が高い」
「□×建設の社長は愛人を囲っている」
「▲※リビングの女性監督はカラダで契約を取っている」
本当の事も噂話に過ぎないものもゴチャゴチャ混ざっていますね。

そんな中でも多いのが、従業員同士の「上司に対するグチ」です。
やれ「ミスが多い」とか「言った事ができていない」とか。

私もサラリーマン出身でソコソコの組織に属していましたから、上司に対する考え、逆に部下に対する考え、それなりに理解できるつもりでいます。


私なりの結論
「自分より有能な上司はいない」
「自分より働く上司はいない」
です。

随分偉そうに書きましたけど、当然なんですね。
悪いところしか目立たないんですね。
さらに「権力」という厄介なものもあります。

部下は上司に対して感情的な態度をとったり、直感でモノをいう事はありませんが、上司は感情で指示を出したり、根拠の無い指示を出す事もあります。
さらに偉そうに説教する事のほとんどが「そんな事言わなくても分かるよ」という内容で、会議の為の会議、、、、、の為の会議なんかもありますからね(笑)

私がサラリーマンの頃、こんな〝会議〟がありました。

上司(取締役)「次回の部署会議の議題について話し合う会議をします」
私(中間管理職)「部署会議の方向性は?」
上司「それを決める会議だ」

じゃぁやんなくてもいいじゃん!!
定例会になっているだけで、中身は無いんですね。

そして、その「会議の為の会議」は、午後1時にスタートし、終わったのは夜8時。
2時間で終わる予定でしたが、、、、
そして決まった事は「次回の部署会議では、売上成績を上げるための方法を話し合う」です。
こんな事をやっていたら「無能な上司」と思われても仕方ないんですよね。

が、本当に無能であれば、上司にはなれませんよね。
会社の評価基準で見て、何かしら評価される事があるんですね。
その殆どが「部下だったときの成績、実績」ですよね。

ほかに、社長に媚び諂っているだけでも「社長が気分よく働ける」という意味の才能はあるワケですし(こんな上司の下にはつきたくないですが)、宴会部長にも「盛り上げる才能」はありますからね。
まぁ、どこかしら評価されているワケです(と思います)


あとは、自分がその上司についていけるか?イヤなら
●追い抜く(競争できる環境にあればの話ですが)
●社長に直談判
という、上司と自分の関係を変える活動をするか、もしくは
●会社を辞める
という、自分が去っていく方法をとるか?これしか無いんですね。

グチでは何も生まれないんですけど、グチで気分が晴れて仕事に集中できるなら、コチラは黙って聞いているだけにします。
一緒になって罵ったりはしません。大事な得意先ですからね。



ちなみに私は「会社を辞める」選択をしました。
このまま勤めていくリスクよりも、裸一貫で挑戦するリスクのほうが軽かったからです。

私の自論は「イヤなら自分でやってみろ!」です。
その勇気が無ければ、黙って言う事を聞いていたほうが良いと思います。
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