次第に仕事が忙しくなり、いよいよ「無駄話」に使う時間が無くなってきました。
自動的に「打ち合わせ」という呼び出しにも、容易に応じられなくなります。
以前は、親方に遠慮もあったので、呼び出されれば最短、最速で「馳せ参じる」というスタイルでしたが、一番後回しにするようになりました。
すると、相手から不満が出てきます。
「もっと早く来れないか?」から「やる気あるのか!」という変化になりました。
悩みました。
断るのは容易ですが、恐怖もあります。
親方のメンツもあります。
(書き忘れていたかもしれませんが、この頃、親方が廃業準備を始めており、近所の取引先以外は、私が引き継ぐ形をとっていました)
だからといって、利益にならない仕事を最優先する事はできません。
断らず、どうにか取引は維持しながら、それでも効率の良い対応ができないか。
今、振り返れば、こんな都合の良い話は無いのですが、当時は必死に模索しました。
が、無理なものは無理。これが結論でした。
さらに追い打ちをかけたのは、力関係です。
親方時代からの取引先は、私を「若輩者」扱いし、「オレ(取引先)の言う事を聞いて当たり前」という考えが強かったのです。
だから、呼び出しに遅参が続くと、無駄話が説教になってきました。
「そのやり方じゃ仕事が無くなる」とか「昔から、お客様最優先で・・・」等。
全否定はしませんが、時代遅れな、的外れな部分や矛盾の多い説教でした。
決断すべき時期が近づいてきたのを感じました。
自動的に「打ち合わせ」という呼び出しにも、容易に応じられなくなります。
以前は、親方に遠慮もあったので、呼び出されれば最短、最速で「馳せ参じる」というスタイルでしたが、一番後回しにするようになりました。
すると、相手から不満が出てきます。
「もっと早く来れないか?」から「やる気あるのか!」という変化になりました。
悩みました。
断るのは容易ですが、恐怖もあります。
親方のメンツもあります。
(書き忘れていたかもしれませんが、この頃、親方が廃業準備を始めており、近所の取引先以外は、私が引き継ぐ形をとっていました)
だからといって、利益にならない仕事を最優先する事はできません。
断らず、どうにか取引は維持しながら、それでも効率の良い対応ができないか。
今、振り返れば、こんな都合の良い話は無いのですが、当時は必死に模索しました。
が、無理なものは無理。これが結論でした。
さらに追い打ちをかけたのは、力関係です。
親方時代からの取引先は、私を「若輩者」扱いし、「オレ(取引先)の言う事を聞いて当たり前」という考えが強かったのです。
だから、呼び出しに遅参が続くと、無駄話が説教になってきました。
「そのやり方じゃ仕事が無くなる」とか「昔から、お客様最優先で・・・」等。
全否定はしませんが、時代遅れな、的外れな部分や矛盾の多い説教でした。
決断すべき時期が近づいてきたのを感じました。