ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



老川家。千代田区神田須田町1-10。左:1986(昭和61)年6月8日、右:1987(昭和62)年11月1日

靖国通りの須田町交差点付近の南の裏通りにあった出桁造りの家。家の前に「神田青果市場発祥の地」の石碑が置かれている。昭和32年の設置である。現在は老川ビルに建て替わって、石碑はいったんビルの前に置かれたようだが今は区が保管しているという。


巴屋生地店
神田須田町1-4
1987(昭和62)年12月31日

老川家の前の道路を東へ行って中央通りに出る手前。写真右のビルが中央通りに面している栄華ビル。撮影時の住宅地図では空白だが、昭和30年頃の火保図に「巴や生地S」となっている。写真では2階のファサードが霞んでいるが、網がかけられているため。
どういう歴史があるのか知らないがこの辺りには服と生地を商う店が多かった。火保図には「ラシャ」の字がやたら目に付く。昭和50年代までは靖国通り沿いなどは小さい吊るしの洋服屋が並んでいた。

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