ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




ペリカン書房、Neo Sitting Room!、大島屋。文京区本郷5-30。2007(平成19)年10月24日(3枚とも)

本郷通りの郁文堂の横を入る路地を落第横丁といっている。昔の話だが、東大生がここの飲食店やビリヤード場に入り浸って落第してしまうのだという。
ペリカン書房は『東京紅団>織田作之助の東京を歩く(戦前編)』に、「ペリカン・ランチ・ルーム」はその裏手の秀英館に下宿していた織田作之助がよく利用していた店としている。その店主が戦後に古書店を開いたのがペリカン書房ということらしい。織田作之助は名前はよく聞くがぼくは読んだことはない。そのうち目に付いたら手に取ってみようかというくらいには思っている。



落第横丁の中ほど。「ゆい」の左は「鳥八」。床屋は「井川理容店」。



落第横丁は本郷通りから入ると突き当たって南へ曲がっている。またすぐ西へ曲がると旅館の間を抜けて胸突坂を下りると菊坂通りの下のほうへ出る。江戸切絵図のままの道筋だ。
写真の家は元は喫茶店か洋食屋だったような構えだが、1986年の住宅地図では「ミッチー」、その右は「川野米店」。

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コメント
 
 
 
Unknown (錦糸眼科 レーシック)
2009-11-18 00:15:32
昔、三枚目の写真のような家に住んでいました。
なんか懐かしくなって思わずコメントしてしまいました。。。笑
レトロな写真ばかりでとても良いブログですね♪
 
 
 
Unknown (ゴン太)
2012-02-08 15:57:30
 上の写真の手前、車が写っている所は同級生だった男の家では、洋服屋をやっていた家だったような記憶が、名前は.......思い出せない。
 まだあるのかな、マンションになってしまったのかな。
 
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