中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

小沢一郎氏、無罪

2012-11-13 23:25:30 | 活動
一日遅れの感もありますが、この話題。
小沢さんの、いわゆる陸山会事件について無罪判決が出ました。

まあ、正直なところ、この判決自体は予測できたものです。
一審で無罪判決が出た後、新たに有罪と判断するに足るような証拠は何も出て
いませんでしたので。

上告するかは知りませんが、これ以上やっても無駄でしょう。

司法の場で無罪となった以上、小沢さんは無罪なのです。
ですが、小沢さんが受けたダメージは計り知れません。
世間では完全に黒い存在として認知されていますので。

さて、今回の一連の事件で分かったことは、
①検察は事件をいくらでも作ることが出来る
②報道によって、有罪無罪に関わらず、黒のようにイメージ操作される
③政治家は、起訴された時点で大きなダメージを受ける

などですね。

①については、自白の強要や調書の書き換えなど多くの問題が明らかになりました。
村木さんの事件でもそうでしたが、検察組織の問題は非常に根が深いものです。
検察が黒と持って行きたければ、どうとでもして黒にするという体質が見え隠れします。

そして、報道。
事件の概要を報道する中で、小沢さんに対して黒だと思われた方は多かったかと思います。
何より、無罪報道がほとんどありません。

で、③になるのですが、結果として「無実な政治家」を検察とメディアで貶めたということ
になります。
この責任は大きい。

私自身、陰謀論などは好きではないのですが、タイミング的に小沢さんが総理大臣になる
ような雰囲気もあったので、ちょっと勘ぐってしまったり。
まあ、これは何の証拠もありませんが。

何せ、検察と報道によって政治の流れが大きく変わったのは事実です。


私はいわゆる小沢派でもありませんし、どちらかというと小沢さんのやり方に疑問を持って
いる方です。

今回言いたいのは、小沢さんがどうこうではなく、検察と報道のあり方を考えなければ
いけないということです。
特に検察改革は政治状況がどうあろうがやらねばなりません。
でなければ、彼らによって政治はいくらでも動かせることになってしまいます。
検察やメディアに夢を持って働いている、もしくは働きたいと思っている若い人のためにも、
生まれ変わってもらわねばなりません。
コメント
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