委員会視察２日目（＠厚木市）

委員会視察の２日目は、厚木市でシティセールスを学んできました。

シティセールスという言葉、聞きなれないものかとは思いますが、
読んで字の如くです。

「街を売り込む」

都市間競争が今後激しくなることが予測されますが、街の活力を保つ
ために、人や企業を呼び込み、定着を促すことを戦略的に行っていく
ものです。

厚木においては、B1で優勝もした「シロコロホルモン」はもとより、
これまであった食べ物などを厚木ブランドとして認定し、外へとPR
しています。

そのシティセールスのための部署を設置しているところに、市長の
思いも感じられます。

なお、売り込みにおいて重要な役割を果たしているのが、ゆるキャラ
です。



これが、厚木の大使も務めている「あゆコロちゃん」

デザインは公募、その中から市民投票によって選ばれました。
その分、市民からの愛着もあります。

また、このキャラはゆるキャラグランプリに出ていたことで注目され、
メディアからの取材が多くありました。

そのため、このキャラを効果的に使ってメディアに厚木をアピールして
います。


キャラクターを含め、そのようなツールを活用しイベント企画においても、
PRと集客を意識して行っています。

全ては「街を売り込む」というコンセプトに基づいてです。

加古川市も、姫路・神戸に挟まれる中で、どのように人を呼び込んでいくか
考えなければなりません。
このままでは、ズルズルと後退してしまいます。
そのような危機意識をもって、加古川もシティセールスを考えていくべき
です。

非常に参考になった視察でした。