中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

視察3日目(下関市)

2019-11-14 22:59:58 | 活動
長崎市から引き続き下関市へ。
テーマは下関市次世代育成支援拠点施設「ふくふくこども館」について、です。

もともと下関駅舎改築プランがありJRと協議会を設置し「下関駅にぎわいプロジェクト」基本構想を
定めたところで、平成18年に下関駅が火災で焼失していまいました。

そのなかで計画変更もありながら、平成24年に駅ビルが工事着工され、26年に商業施設として
オープンします。
3階建てのビルですが、その3階部分を借りて、「ふくふくこども館」がオープン。



作りとしては、プレイランド・一時預かり・子育て相談・交流スペースと多目的室、になっています。

プレイランドでは子どもが遊べる遊具が設置されており、年間で13万人が利用しています。


当日も、多くの子どもとお母さんが遊んでいましたね。

また、様々なイベント企画をしており、そこから相談にもつなげています。
例えば「イヤイヤ期のストレスを、jumpで解消!」というような、子どもと遊びながら親をターゲットとした
ものなど。
そこに来るということは何かしら悩みがある、ということで声掛けをしていくそうです。

また、近隣の大学やサークル、商業施設と連携してのイベントでにぎわい作りと交流の機会をもっています。

プレイランドでは13万人のりようですが、来館者20万人を超えます。
そのうち、市外(県外含む)が3割強。
遠足として使うところもあるそうです。

加古川も子育てプラザはあり、いろいろな取り組みもされているところ。
これから旧東市民病院の跡地を活用し、子育てと公民館機能を移転することになりますが、そこでのポイントも
「交流」です。

その面でも参考になりました。


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視察2日目(長崎市)

2019-11-14 22:27:51 | 活動
昨日の水俣市から移動し、長崎市へ。
視察テーマは「長崎市包括ケアまちんなかラウンジ」について。

長崎市は人口41万人ほどのまちですが、高齢化率が32%となってきています。
その中で、地域医療構想として国の考え方により、病院から在宅への流れが進んできます。
具体的には、病床数の減少・在院日数の減・診療報酬の改定です。

そうした中で、在宅医療需要も増えていますが、現実として「かかりつけ医が足りない」「高齢化」
が課題となっています。
長崎は在宅死亡率13%を目標としており、そこで医療・介護と地域の連携が不可欠であり、その
医療と介護の連携において「まちんなかラウンジ」が存在しています。

まちんなかラウンジは、そもそも平成8年の「がん戦略研究事業」がスタートで、緩和ケアや地域連携の構築
を目指してきました。
そこから法改正に合わせて、いまの形になっています。
事業主体は医師会に委託。

ラウンジでは、⓵総合相談支援 ⓶地域住民への普及啓発 ⓷在宅医療・介護連携推進 が柱。

⓵総合相談支援は、住民や家族の相談をワンストップで受けるもの。そこから関係機関につなげたりしていきます。

⓶は在宅医療・介護に関する講座などで、市民理解を得ていくもの。

⓷は医師や看護師、医院向けで、訪問診療を勧めていくものです。


加古川では⓵をしていないというところですが、やはり啓発だけではく相談を受けてケアに繋げていくということが
大切なことだと思います。

基本は電話や行政・病院からの紹介が多いそうですね。

何よりワンストップで、電話だけでなく面談で継続フォローもしてくれるところが良い。

加古川は在宅や施設での死亡割合が多いと言われますが、かかりつけ医は長崎ほどでもないですし、これからの国の
方針を考えても、より市民の不安を取り除く取り組みは必要に感じました。
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視察1日目(水俣市)

2019-11-12 22:42:58 | 活動
行政視察に出ています。
1日目は熊本県水俣市。
テーマは環境モデル都市について。

水俣市は言わずと知れた水俣病のあったところ。
その公害によって、被害者の健康だけでなく、地域のつながりも破壊されてしまいました。

それから1990年まで、国の事業として公害防止事業が進められ、水俣湾は埋め立てられていきます。
そうして見た目や環境基準面では終わりました。
しかし、地域のつながりは崩れたまま。

その負の遺産である「水俣病」から、環境でまちを再生するというプラス資産と考えるよう、住民会議を経て
価値の転換を図ることにしました。
それが、1992年の環境モデル都市づくり宣言につながります。

水俣病の経験を教訓とし、自然の生態系に配慮した環境モデル都市づくりを目指すことを定め、環境基本条例も
制定しました。

そして、ごみの高度分別を開始。
現在は22種類に分類をしています。

市内309のステーション(約40世帯に1つ)それぞれに「リサイクル推進員」がおり、資源ごみの日に
時間を決めて、その人を中心にごみを細かく分けていきます。
子どもたちも手伝うそうで、そこで教育もできています。

さらに2003年からは生ごみの分別も開始。
それによってリサイクル率は劇的に向上します。

集まった資源は売却しますが、それが年間に1900万円ほど。
それをリサイクル還元金として、各地区に還元します。
それが1000万円ほど。

また平成29年から生ごみ処理容器(キエーロ)の無償貸与をスタートしています。
これは土の入ったコンテナのようなものに生ごみを入れ、自然分解し堆肥として使うもの。
これによって山間部では収集が無くなったところもあるそう。
課題は臭いですが。。

そうした取り組みで着実に環境負荷を減らしながら、SDGsの要素も取り入れ、これからも環境先進都市として
取り組んでいくとのことでした。

ごみの分別は市民の理解が不可欠ですが、住民説明会を経ながら、最終的には地域が主となって実現しています。
地域のつながりを取り戻すための取り組みが実っているように見えました。

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ツーデーマーチ終了!

2019-11-10 22:56:31 | 活動
この土曜・日曜で行われたツーデーマーチも無事終了。
大きなトラブルもなく、よかったですね。

私も所属団体が関わっているということもあり、金曜日のテント設営から土曜日の抽選会、日曜日の朝から参加と
フルで関わらせてもらいました。

日曜日には20キロを歩きましたよ!

この度、これまでの40キロを廃止し20キロを最長としつつ、心と体のウェルネスをテーマに、土曜日は心、
日曜日は体と分けて各地で関連イベントが開催されました。

参加者は20キロや10キロは昨年よりも多かったものの、40キロの参加者分がやはり響き、トータルとしては
減少となりました。

とはいえ、マーチングリーグには引き続き参加しているため、遠方から来られた方もいましたね。
私が抽選会をしていたときに和牛が当たった方は、岩手から来られていましたし。

これを踏まえ、来年からどうしてゆくか。
地域・市民向けの色を強める方向になりそうですね。

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