今日から1泊2日で北九州の研修に来ています
。
全国市議会議長会です。
全国から正副議長や議員が多く来る大きな研修。
今日は基調講演として片山善博氏と、パネルディスカッション。
片山さんからは、もっと公の場で議論をして、時に予算修正も辞さないという姿勢でとの
話がありました。
元知事の片山さんですが、知事時代も予算修正は多くあったとのこと。
しかしそれは首長の否定ではなく、前向きな議論の結果であり大変良かったということを
言われていました。
実際のところ、予算編成権と執行権(お金と実行力)は首長にあって議会は〇×を決めるというのが
基本で、予算修正はいけないと捉える向きがあります。
それに一石を投じてほしいとのこと。
その後の大学教授からは「片山さんのように広い心でいる首長に限るのでは」というコメントも
ありましたが、そのように捉える雰囲気が少しあっても良いかもしれません。
パネルディスカッションも、ありきたりなそれぞれが言いたいことを言って終わりではなく、
かみあった議論で面白かった。
四人のパネラーでしたが、投票率低下やなり手不足による無投票や定員割れは望ましくないが
定数減は住民との距離が広がり更に無投票や定員割れに繋がるスパイラルに陥る恐れがあるという
コメントが一様にあったのは印象的でした。
実際、お隣の稲美町がそうだしなぁと思いつつ。
多くは町村議会であって加古川は無投票ではないですが、31/33ということもありましたし他人事ではありません。
単純に減らせば良いじゃないという話がではなく、なり手不足の分析から議論をすべきですね。
そのためにも、片山さんの言う躍動的でワクワクする、住民に近い議会でないといけないという
ことですね。