中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

公開事業評価について~会派の考え方~

2015-05-07 23:17:03 | 市政
ゴールデンウィークも終わりましたね。
まだお休みの方もいらっしゃるかもしれませんが。
本当にキツイのは、来週からかもしれませんね。。


さて、私も改めて始動です。

午前中は議会で資料をいろいろと作り、その後に市政報告書を郵便局へ。
バタバタとしながらも、やっと送付まで。

さて、その市政報告の中でも触れ、また5月2日の神戸新聞にも載っていましたが、公開事業評価について
いろいろと言われています。

まあ、市長の新しい事業ということで注目されるのは仕方ないですが、そこでの議会の関わり方について
各会派で考えが違うので、皆さんもご興味があるところかもしれません。


(神戸新聞5月2日朝刊より)

新聞はこんな形でまとめられています。


とはいえ、かなりダイジェストな感じなので、ここで神戸新聞さんに提出した文章を掲載します。

なお、この件については、わいわいミーティングでも触れられたらと思っています。


以下、提出分そのまま↓


①今後の改善点について
2点考えられるが、大きなものは理事者側の説明及び答弁の改善にあると感じている。
初めてということもあって、理事者側は常任委員会のように聞かれたことに答えることしかできなかった。
事業の必要性や変遷などを踏まえ、有識者側と議論をすることができたなら、市民判定員の印象も変わったと考える。
また、そこでは事業を行うにあたってそもそもの目的や背景が、長年継続し職員が変わる中で伝えられず、ルーティーン化していることも原因であったと思われる。
公開事業評価の場のみでなく、事務事業評価を通じて普段からの事業に対する意識を改善すべきであり、また今回はその契機になったと感じている。
もう一点は②にも関係する、事業選定において議会の意見を反映させることである。議会としても予算・決算審議や政策提言などで意見をしている事業は多くある。
公開事業評価の事業を選定する際に、その点も考慮して選ぶべきと考える。


②今後の議員の関わりについて
議員が行政の行う公開事業評価に参加することは、二元代表制を踏まえると適切でないと考える。
考え得るのは、以下の2点と思っている。
()公開事業評価の対象とする事業に、議会の決算審議等で意見・問題が噴出したもの
   も選定。資料にも議会からの意見を付議し、議論の資料とする。

()議会として、同様の公開事業評価を行うことも検討すべき。

次回では、まず()からすべきであり、この点は①の改善点でも触れたとおりである。
今後の議会改革の議論にもよるが、その後に()を検討し、さらに充実した予算審議を行っていくべきと考える。

以上。

いろいろなやり方は考えられますが、議会のレベルアップが求められる第一だと思っています。

ご意見やご質問などは、メールやわいわいミーティングで是非お聞かせいただければと思います。
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改選後初の委員会でした

2014-08-21 22:19:26 | 市政
今日は常任委員会の開催日。
改選後初めての委員会ですので、職員の紹介からスタート。

なお、前期に決められた「一日一委員会制」の施行がされています。
ただ、日程の都合があり、今日は総務教育と建設経済が同日開催になりました。
福祉環境が明日です。

所管事務調査としましては、

企画部より
①平成26年度行政評価(事務事業評価)の実施結果について

総務部より
①第4回定例会上程予定案件
②加古川市特別職報酬等審議会の開催について
③平成26年度加古川市総合防災訓練について
④平成26年8月台風11号による災害対応について

選挙管理委員会より
①ポスター掲示場の不具合について


でした。


企画部①の事務事業評価ですが、平成25年度に行われた事業のうち固定経費事業を除く全事業を対象にしており、
767事業が対象になっています。

それぞれ拡充~統合・廃止まで課内で判断をしていったものがシートになります。

そのシートは、近日中にホームページにアップされるとともに、公民館などに置かれます。
そして、それに対して意見を言ってもらう仕組みも同時に作るということです。

問題は、これを今後どう活かすか(特に予算へ)、また総合計画との整合性というところですね。


総務①と②は関連しますが、市長や議員など特別職と言われる人たちの報酬については審議会で議論され答申が
なされます。
市長が20%削減を公約にされていましたが、それを前提とせず、まずは特別職の報酬が適正かどうかを審議するわけです。


総務③の防災訓練は、9月7日に予定されています。
例年は河川敷でしたが、今年は日岡山公園に変更になっています。
予定をされていらっしゃる方はご注意ください。


総務④ですが、先日の台風被害が報告されました。
人的被害は無かったものの、床上浸水1件・床下16件、冠水等76件、倒木6件、通行止め4件などの被害が出ています。


選挙管理委員会からは、ポスター掲示板の不具合について謝罪と報告がありました。
あれは大変だった。。。

前回の参議院選のときと同じ業者・同じ材質ということで安心しており確認不足もあったように思います。
今後、県内他市の状況を調べつつ、適した材質のサンプルを取り寄せて対策を講じるとのこと。

選挙は民主主義において前提となるものですし、そこでのミスは大変なことです。
初めてのことではありますが、今回のことを真摯に受け止めて改善をお願いしたいですね。
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樽本市長が退任されました

2014-07-08 22:49:32 | 市政
今日は市長の任期最終日でした。

樽本市長が3期12年の任期を終え、退任されました。
お昼に退任セレモニーがあり、ちょうど議会にいたので端っこでお見送り。



最終的に選挙では別陣営となりましたが、この4年立場は違えど仕事を一緒にしてきました。
この12年で行革を推進してきた実績の中で、職員給与の削減や職員数削減は、行政出身の市長だから
進められた部分もあろうかと思います。

ただ、これからは新しい視点や考え方での行革も求められてきます。
更なる改革を進めねば。

何はともあれ、樽本市長、12年間お疲れ様でした。

明日から、岡田新市長のもと、新しい加古川が始まります。
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四の矢:快適に暮らせるまち加古川(都市基盤整備)

2014-06-18 22:55:39 | 市政
選挙も折り返し地点の四日目を過ぎました。
日々の街頭演説で鍛えたこともあり、喉は問題なしです。
若干、口を動かす筋肉の疲労がありますが。


さて、これまでに引き続き政策。四の矢。
都市基盤整備です。

私は大学院で政治学を学びましたが、他に都市計画法などの授業も受講していました。
毎回のレポートや授業で、都市計画のダイナミズムやその魅力に強く惹かれました。

そこから加古川の都市計画道路や道路整備プログラムを調べて、一般質問も行いました。
2013年9月一般質問


そこで分かったのは、昔の都市計画のまま、今も事業が進んでいること。
都市計画の変更の努力をした方が経済的にも良いのに、されていないこと。
逆に、無理だと分かっているのに放置されていること。

そうした計画の影響を受けている家では、様々な不便や機会損失を強いられています。

ここは改めるべきです。

また、ファシリティマネジメントも取り上げましたが(2013年3月一般質問)、これも大きな問題。

今後、施設適正化は問題になりますし、そのために台帳を整備し、白書を作っていくことが求められます。
この点は、私の一般質問で台帳を作っていくということが確認できています。


ともに根底にあるのは、今のままでは次世代に負担を残してしまうということ。

快適な暮らしとは、今の世代は当然のことながら、次世代の快適さも考えるべきです。

ここもPRをしっかりすれば、若い世代を呼び込むことになります。


同時に、高齢化への対応も不可欠。

特に日々の買い物や通院における足の問題があります。
北部地域が深刻ですが、都市部においても今後問題となります。

加古川町には病院も来ますので、その時点でのバス路線の再編も考えねばなりません。


全ての世代が快適な暮らしを送れる加古川を目指します。
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一の矢:しがらみを断つ!(行財政改革)

2014-06-15 22:23:53 | 市政
今回、“政策7本の矢”を掲げており、これまでもホームページやビラでお伝えしていましたが、
このブログ上でも書いていきたいと思います。

なお、各項目は政策ページを見て頂ければと思っていまして、ここでは、その政策の根底にある想いや考えを
書いていきます。


初日は一の矢「しがらみを断つ!」

題だけみると「政策か?」と思われるかもしれませんが、本質的に加古川に必要なことです。
中身は行財政改革です。


加古川だけでなく日本全体に横たわる根本的な問題として、少子高齢化があります。

そもそもは少子化と高齢化は別として考えるべきですが、財政的には「少子化により税収減」と「高齢化に
よる歳出増」の面からリンクしています。

ダブルパンチで効いてくるわけです。


そうなると、今のまま事業を継続することが難しくなってきます。

市では行革も進めてきましたが、今後それだけでは間に合わないでしょう。
そうなると、事業を切るということが必須になってきます。

じゃあ、どれを切るのか?

この時点で残っている事業というものは、一定の理由があって残っているものです。
その中から、如何に切るものを抽出するか。

そこでは、オープンな議論と客観的なデータ、トータルでの透明化が必要になります。

それによって誰しもが納得できる形で事業縮小を決めていくのです。
次の世代の負担を減らすためにも、これはやらねばなりません。


事業には、様々な人が関わっています。
それが、事業を切ることを躊躇させ、維持させてきた側面もあります。

それを徹底的な透明化によって浮き上がらせ、切っていくのです。
ですが、その政策を改めるのみであり、関係した職員さんをどうこうすることではありません。

未来志向の政策に変えていく。
それが、しがらみを断つということです。

この改革なくして、加古川の未来はないと思っています。
今の加古川に最も必要なことです。

これを第一としたのは、ここから全てが始まるからです。

その思いを共有していただけるよう、そして変える風を起こしてもらえるよう、訴え続けて参ります。
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