中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

かこコン

2012-06-30 22:19:58 | 活動
みなさんは「街コン」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

検索してみますと、「街コン(まちコン)とは、地域振興を目的とした大規模なコンパイベントのこと」
ということです。(wikipediaより)

発祥は宇都宮市のようなのですが、全国に広がりを見せています。

最近は出会いの機会を自治体が設ける場合もあるのですが、これはまちおこしで行われており、地域の
お店を使うことによって地域振興にも繋がることが特徴です。
また、参加者は周辺のお店の割引を受けられることもあるようです。

店側としては、リピーターが期待できる面もあります。


そうした街コンなのですが、最近メディアでも取り上げられることが増えており、私も加古川で実施
されないかなと思っていました。


そんなタイミングで、かこコンの実行委員会の方とお会いする機会を得ました。
かこコンとは、街コンin加古川からネーミングされています。



これがフライヤーです。

9月9日実施予定で、東加古川が開催場所となります。
なんと、参加人数は300人!
地域振興の面でも、かなり効果がありそうです。長期的に見てもプラスかと思います。

加古川が思い出になるカップルもいるかもしれませんね。

まだPRや地域への寄与について詰めていきたいということで、いろいろとお手伝いができればと思っています。

お店などにフライヤー置いても良いよ!、という方がいらっしゃれば、よろしくお願いします。





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東播懇話会

2012-06-28 23:39:23 | 活動
今日は東播懇話会でした。
テーマは「成熟日本のかたち~成長論から分配論へ」
講師は、経済評論家の波頭亮氏です。

前段で、現在の日本の政策の失敗は、いつまでも成長論の考えで経済政策を行っているからだ
と言われました。
成熟期に入っていることを認識し、それに合った政策をとらなければいけないとのことです。

その前提として、「日本はこれ以上成長しない」ことを話されていました。

理由としては、
①事実:20年間成長をしていない
②理論:経済成長=資本投資+労働量+技術係数だが、全て今の日本は減っていたり、伸びていない
③歴史:戦後すぐは、農家が55%だった。それが都市へ流れ込むことで成長したが、今はない。
④その他:人口減

を挙げられました。

その前提のもと、日本で起きている高齢化と貧困の問題を解決するためには、経済成長ではなく
分配であると説かれました。

具体的には、国が日本人の生命を保障する、つまり社会インフラを全て保障する仕組みをつくる
ということ。

金額としては、
①医療:受診者の負担分=5兆
②介護:利用者の負担分=7000億
③食・住:貧困層700万人に月10万配布=8.6兆
の合計14兆あればよい。

そもそも、日本は国民負担率が40%とアメリカに次いで低い。しかし、アメリカのような低負担低福祉は
合わない。
14兆は国民負担率の5%にあたり、十分払える数字である。
日本人は税金を払わなさ過ぎる、というより国債でつけ回しているだけである。

では財源はというと、資産の1%を税金として徴収するのが一つ。
固定資産税が1.4%ということを考えれば、無茶な数字ではない。そもそも土地以外に課税がない。
この1%でも15兆になる。

他方、相続税もより徴収すべき。相続は年30兆といわれるが、課税されている人は4%であり、実効税率は
12%である。これを50まであげれば、15兆になる。
相続税は社会階層の固定化を招く原因でもあるため、もっと徴収すべき。

今回の消費税とあわせれば45兆になるため、先の15兆を引いても30兆ほど残る。
これを国債返済にあてればよい。

これまでの政治家の大罪は、従前のやり方を20年続けたことと増税をしなかったことだ。

という主張でした。

最近こうした経済の本を読んだばかりですし、内容としても面白い講演でした。

私としては、貧困層が雇用され価値を広げていくような財政出動も必要だと思いますが、そのあたりを質問
すればよかったと後悔。。

とはいえ、金融緩和はかなり厳しくなっていますし、これまでのような政策ばかりではいけないのは
明白です。

経済成長しているうちは経済が助けてくれましたが、これからは政治の力が求められます。



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犬税!?

2012-06-27 23:45:09 | 活動
本日の報道で、泉佐野市が「犬税」を検討していると聞きました。

以下、毎日新聞さんの記事です。


大阪府泉佐野市の千代松大耕(ちよまつ・ひろやす)市長は27日、犬や猫のふんの放置対策の
財源として「犬税」(仮称)を導入する検討を始めたことを明らかにした。市議会本会議で
「モラル、マナーの向上を市民に求めたい。徹底的に取り締まりと啓発を行っていく」と述べ、
改善されない状況が続けば2年後をめどに導入に踏み切る考えを示した。

 同市は環境美化推進条例で、ペットのふんの放置やたばこの吸い殻のポイ捨てを禁止。
違反者には1000円の過料の徴収を定めているが、実際の徴収例はないという。

 千代松市長は取材に対し「街がきれいになることが一番大切。啓発で効果がなければ導入したい」
と述べた。税収はパトロールや清掃作業の費用に充て、具体的な税額は今後検討する。

 市によると、市内で登録されている飼い犬は5375匹(猫は登録制度がなく不明)。
犬税は1960年代には約2700の市町村にあったが、地方税の税目が整理される中で廃止が進み、
現在課税している自治体はないという。


犬税って、昔あったんですね。

気になるところは、モラルやマナー向上のために取り締まることが良いのかどうか。

本来、モラルやマナーというものは、法で規定されるようなものではなく、個人の心の在りように
帰属するものだと思います。
お天道様が見てるだとか、いわゆる恥の文化のような。

逆に言えば、罰則を設けなければいけないほど、モラルが落ちているということでしょうか。
残念なことですが。
とはいえ、実生活で感じる場面はたくさん思い当たります。

改善されなければ2年後に導入ということですから、その辺りを考えて、最後は市民に期待をする
というところかと思います。


加古川も、駅前は喫煙禁止なのですが、ポイ捨ては沢山ありますね。。

最終的にモラルなどは教育だと思います。
恥ずかしいということを思えるようにならなければいけませんね。


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いよいよ明日採決

2012-06-25 23:38:22 | 活動
(長くなりますが、ご一読頂ければ幸いです)

いよいよ明日、一体改革の法案が採決となります。

なんとなく、消費税といわゆる反対派とのやりとりばかりが報道され、肝心の社会保障については
ほとんど取り上げられなかった印象です。

いろいろな立場の人が自由に発言しているのでバラバラな印象を与えますし、報道がそれを取り上げる
ために、余計にそんな印象があります。
ある意味、フラットに発言ができる自由な党とも言えるのかもしれませんが。

例えば、昔の自民党であれば派閥の領袖や重鎮が、採決前に絶対にこんな言動はさせないでしょう。
加藤の乱も直前で収まってしまいましたし。
(そういえば、あの時、加藤さんの横で泣いていたのが谷垣さんでしたね)

結局のところ、国民の印象としても、増税しか残らなかったのではないでしょうか。
残念です。。
(報道の使命は正確な情報提供ではないでしょうか。まあ、仕方ないですが)

さて、今回の一体改革と消費税論議の過程でいろいろ思うことがあるわけですが。。

まず、私の立場としては、「条件付き賛成」です。

条件付きとは何かですが、それは
①確実に、当初の目的どおりに使われること。
②お金の流れが分かるよう透明化すること。
③引き続き無駄削減には努力すること

です。

①②はリンクしているわけですが、結局のところ言いたいのは、これまでのような年金財政の
失敗をくりかえさないような仕組みを作るということです。

以前も書きましたが、これまでの年金財政は、族議員と一部官僚によりグリーンピアを始めとした
無駄使いにより枯渇してしまいました。

それと同じ轍を踏まないように対策をしなければいけません。
そうでなければ、社会保障の安定化など出来ませんから。

③は、本来、増税なしでやろうとしたマニフェストに投票してもらったわけですから、本当に
削る余地はないのか、もう一度しっかりやるべきということです。

今回は安定化に向けた財源ということで理解しますが、これで無駄削減も終了となっては困ります。
削減分は、新たな雇用を生むようなものに、財政出動してもらいたい。

で、なぜ賛成なのかということですが、今回の社会保障と税の一体改革案について評価するためです。

社会保障の安定化は必要なことです。
若者の○○離れとよく言われますが、なぜ離れるかということを語られたのを見たことがありません。
理由は、雇用不安とともに社会保障の将来への不安があるからだと、私は考えています。

だから、お金をとりあえず持っていた方が安心だということで、消費にむかわず貯蓄されます。
事実、若年層の貯蓄率は上がっています。
これもデフレの一因という説があります。
(その場合、金利の調整があるという反論があるのですが、実際には金利は低いままです。
 これは、更なる研究が必要とは思います)

この点を解決する方向性が示されたことは評価できます。

これまではあまり見向きのされなかった若者や子育て層への支援も含まれていますし。

ベストは増税せずにですが、財源が限られる中では良とすべきかと思います。


翻って反対派の方々。
反対の理由はいろいろとあるかと思いますし、そうした人たちと話したこともないのですが、基本は
「消費税にそもそも反対」か、「賛成だけど今ではない」という人に分かれるように思います。

で、小沢さんや、その周辺の方々の論調だと後者だと思われます。

その中では、
①経済的理由(消費税は景気を冷やすという意見や、デフレ下でやるべきではないというもの)
②マニフェストに書いてあることを先にやるべき(議員削減など)

が主でしょうか。

①については、理解できる部分もあるのです。
しかし、実際に消費税が上がるのは2年後で、それまでにどのような政策をとるのかが重要です。
デフレの原因をしっかりと分析し、その対処をするように求めていけば、妥協できるラインまで
持ってこれる時間はあったように思うのですが。。
(ちなみに、いまCPIは年率1%下落ですが、これを「デフレだ!大変だ!」と殊更に騒ぐのも
少し変な気もします。このあたりは、また後日)

②についても、引き続きやっていると聞いています。

なんとなく、政策的なレベルでは調整できるラインにあるように思うのですが、どうなのでしょうか。


明日、どのような結果となるでしょうか。

国会議員ではありませんが、党に所属する人間として、どのような結果も受け入れなければなりません。
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泊川修景整備計画検討会

2012-06-23 23:18:04 | 活動
昨日のことですが、地元を流れる泊川の整備計画検討会がありました。
これまでも4回開催されており、ブログでも載せさせてもらいました。

泊川は、私の住む木村を始め、備後・粟津・稲屋を流れ、加古川に合流する川です。
昔から農業用水としても大きな役割を果たして来ました。

そのため、各所で堰があったりするので、常時水量があるわけではありません。
それが原因で、水が滞留するところにヘドロがたまったり、藻の発生により悪臭が
発生することもあります。

また、護岸が鉄矢板で景観が良くないし、その鉄矢板は昭和40年ごろに整備されたもので
場所によっては錆びてしまっています。

そうしたことを総合的に考え、どのような川にしていくか検討会で話し合われています。


今回の話し合いでは、川をブロックわけして、それぞれ課題と対応が議論されました。

ブロック1がメインの議題になりましたが、ブロック1は泊神社の前のあたりです。
ここは、川幅が結構あるのですが、農業用水確保のためせき止めている部分もあります。
ですから、ヘドロがかなりたまっています。

問題はこのヘドロをどうするか。
やり方としては、全部さらうか、薬剤などどまぜて固めてしまうか。

固めた場合は川底が上がることになるので、流れはどうなるか、大雨などで流量が増えたときは
オーバーフローしないかという心配もあります。
ただ、コスト的には安く済みます。

また、今は川に下りられない構造になっています。
(昔は川遊びもできたそうですが)

水への親しみや、清掃のしやすさも考えると、階段などを設けて下りられるようにすべきという
意見もでました。

次回は、今回の議論を含めて、市として案を出すことになります。

私個人の意見としては、階段をつけ、川沿いにある程度のスペースを設けて、水にも触れられる
ような形になればと思います。
(かなり予算はかかりそうですが。。。)

地元のことですし、しっかりとコミットしていきたいと思います。
コメント (4)
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