中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

社会保障と税の一体改革対話集会

2012-04-28 23:56:13 | 活動
今日は、加古川プラザホテルにて社会保障と税の一体改革の対話集会が行われました。
講師は元財務大臣の藤井代議士。

テクニカルな話ではなく、藤井さんならではの歴史を踏まえた話をされ、おもしろく
聞かせて頂きました。

社会保障の財源については、消費税が適切だということが大平さんの時代から話されていた
とのことです。
しかし、それが一般財源に組み込まれてしまっては、借金の穴埋めにしかならない。

世界に消費税を社会保障の目的税としている国は無い。
日本でこれがうまくいけば、さまざまな国がマネをするのではないかとのこと。

昭和40年代後半から高度経済成長が終わってしまった日本において、社会保障をどのように
維持していくかは重要な問題であって、それについて大平総理以降の総理は皆、頭を悩ませ
ていたとのことです。

とはいえ増税は批判を受けることが常であり、導入を試みた中曽根さんなどが選挙に負けて
いきました。

しかし、やはりそれが必要だということで、今またその話になっています。

また、小沢さんも、自由党時代にその方向で話を進めて欲しいということを言っていたとの
ことでした。
自由党の幹事長であった藤井さんならではのお話です。

ただ、当時の小沢さんのその意見には条件があったそうです。
一つは議員が身を切ること、もう一つは目的税化し行政の手が及ばないこと。

それに沿って藤井さんは活動した結果、自自公政権時代に議員削減を達成しました。
ちなみに、その時の各幹事長は、自民が森さん、公明が冬柴さんであったそうです。

冬柴さんのお葬式の際に、示し合わせたわけでもなく会った森さんと藤井さんは、
「冬柴さんは、あの削減について、本当によくやってくれたよな」と語り合ったとのこと
です。
党派を超えて、一緒に仕事をしたという友情に近いものがあったのかもしれません。

また、消費税増税については橋本総理の責任という話であったが、本当は村山政権時代に
「3年後に上げる」という話が決定しており、橋本さんの時にその結果上がっただけだと
いう話もありました。


それを思うと、今の状況と当時は似ているかもしれません。
そしてまた、当時小沢さんがおっしゃっていた通りになっているということでもあります。

この辺りを考えると、民主党として一枚岩でこの法案に取り組んでもらいたいと感じます。

藤井さんからは、この法案に命をかける!というような覚悟を感じました。

とはいえ、消費税は景気に影響を及ぼすものです。
完全目的税といっても、経済に影響を与えるのは間違いないですし、ひいては他の税収に
影響を与えます。

だからこそ、消費税を上げるまでに経済対策を断固としてやるという覚悟を示してもらいたい。

この法案は、すぐにでも消費税が上がるような印象がありますが、そうではありません。
2年後になっています。
しかし、そのときに景気が良いかどうかは、今の政権にかかっています。
その責任を全うしてもらいたいと思います。

また、完全目的税化とはいえ、社会保障に関わる部分で官僚の意志が働くことは間違いありません。
その部分で、しっかりと政治主導が発揮されるような仕組み作りができていなければいけないと
思います。
そうした意味で、行政改革はまだまだ進めるべきです。


この国の行く先を決める大きな法案です。

与野党を超えて、しっかりと議論をしてもらいたい。
そして、それに対して説明をしっかり行うのが与党の責任です。


民主党は国民の生活が第一という原点を持って責任政党に選ばれました。
それに対して、どう回答を出すのか。

マニフェストとは違うかもしれません。
ですが、それを甘かったと反省しながらも、日本の今後のあるべき道としてこの法案を出すとしたら、
しっかりと全国をまわり国民の意見に耳を傾けなくてはいけません。
(しっかりと反省を示すことが足りない部分はありますし、それにおいて選挙をすべきというのも
一理だと思っています)


この国のあり方を本当にどうしてゆくのか。
思うに、今までその大命題を、これまでの政治は逃げ続けていたように思います。
それは民主も自民もです。

待ったなしの崖っぷちとなり、初めて国会議員が真面目に考えはじめたのではないでしょうか。
(全員かはわかりませんが)


結局のところ、政治家が責任をとるかどうか、政策はもとよりその言動に覚悟があるのかどうか、
それが今問われていると思います。


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ポスティング

2012-04-27 22:32:22 | 活動
今日は良い天気でしたね。

最近雨が多かったりしたので出来ていなかったポスティングを、今日がチャンスとばかりに
行いました。

今回は市政報告会についての報告チラシも挟み込んでいます。

ところどころで町内の方と立ち話。
これがポスティングの良いところですね。

ちょうど懸案であった案件の方ともお会いでき、それまでの経緯などを直接聞くことが
できました。


結局、街頭とポスティングが原点だと再確認できました。
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小沢さん無罪ということで

2012-04-26 23:14:48 | 活動
本日、判決が出ましたね。
小沢さんは無罪ということになりました。

検察が起訴できずに審査会からの請求で行われた裁判だったため、もともと難しい
裁判ではあったと思います。
新しい証拠が出れば変わったでしょうが、むしろ証拠が認定されなくなりましたし。

結局のところ秘書が有罪になり終わりました。
ここでも虚偽記載ということで、西松建設との関係を認定しているような発言はありましたが、
これも証明できませんでした。

検察の証拠のあり方や捜査のあり方について、いろいろと考えるべき事件でした。


小沢さんが本当にこの件に関して何も知らないかどうかは分かりません。

ただ、証拠が無い以上は無罪ということは、裁判をやる上で一番重要なことです。

これが小沢さんのイメージや報道に左右されず、出されたという点が非常に重要だと思います。
三権分立が守られたということですので。

この判決を出す上で裁判官の方は苦労をされたことかと思いますが、この大前提を守られた
ことに関して敬意を表したいと思います。

私が今回のことに関して無罪であるべきと考えたのは、この前提のためです。
人としては無罪ですが、政治家としての小沢さんの説明に納得がいっているわけではありません。

しかし、思うに、もしこれが裁判員裁判であったなら小沢さんは有罪だったでしょうね。
その意味で、裁判員裁判というものは責任が重いものだとも感じます。

それ以上に、そうしたイメージを作り上げるマスコミ報道というものの重要さを痛感します。
今回の件に関して、各メディアの報道は報道のあり方として正しかったのでしょうか。
今後の各メディアの対応も注目されます。

今回の件だけでなく、様々な政治報道に関して、真実でなかったり、殊更大げさにしたり、
重要なことをあえていわずにいたり、いろいろと目に付きます。

マスコミについても考えさせられる事件でした。


とはいえ、そもそもは小沢さん側のミスが発端なのは間違いありません。
そこには、政治資金規正法に対する認識の甘さがあったのではないかなと思います。

そうした意味で、今回関わった様々な機関や人が、様々なことを考え、反省せねばならない
事件だったと思います。


しかし、これでまた党内もゴタゴタしそうですし、政局で重要法案の審議が止まりそうですし、
気が重いですね。。
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大阪市音楽団のニュースに思う

2012-04-23 22:41:23 | 活動
たまたま夕方に見たニュースで大阪市音楽団のことをやっていました。

大阪市音楽団が廃止となることは以前にニュースでやっていましたが、話し合いの機会が
あったようで、そのことと絡めてのものでした。

大阪市を破綻会社として見るならば、こうした文化事業を切ることは考えの一つとは思います。
一般企業が倒産の危機を脱しようと思えば、真っ先に切ることは普通です。
橋下さんも弁護士時代に、会社の整理やリストラなどの仕事をやってらっしゃったかもしれません。
やり方がそのままですので。

しかし、大阪市は行政組織であり、文化行政を担うものでもあります。
その意味で、バッサリ切ってしまうのは如何なものでしょうか。。(1年の猶予があるとはいえ)

私も吹奏楽をやっていたので、多少の思い入れも入ってしまうのですが、吹奏楽も一つの立派な
日本の文化と思います。
高校野球の応援などを見ても、そのように思われませんか?

特に大阪市音楽団はコンクールの見本音源になるなど、日本でトップレベルの楽団です。
そうした意味でも、なくなってしまうのは残念です。

一度無くなってしまえば、復活させることは非常に困難と思いますし。。

そもそもオーケストラなどを含めた楽団で、行政の支援なしでやっているところなんてほとんど
皆無ではないでしょうか。
あのオペラ座も赤字ですし。

文化を守り支えていくのも行政の大切な仕事のひとつです。
儲かるものであれば民間が率先してやりますし、行政「サービス」ですから、赤字でも
その分市民にサービスとして還元があれば問題はないと思います。

地元中学などへの指導にも行っているということで、文化的な貢献はおおきなものでしょうし、
文化的なものを数値化して効果を計るのも難しいものです。

これが加速すると、博物館も図書館もいらないよねということになりかねませんし。


ただ、大阪市が丸抱えする必要性となると、財政の問題からも難しいかもしれません。

そのあたりを考えると、組織の形を変えて、市から補助金を出しつつ、他の自治体や民間事業者からの
支援を得れるようなものにすべきではないでしょうか。

大阪市議の方で、どなたか提案してくれないかな。
(そもそも橋下さんはよく出ますが、市議会がそれに対してどう対案を出しているかは放送も
ないですね)


加古川にお金があれば、来てもらいたいくらいの楽団なのですが。
それで小学校や中学校に指導に行ってもらいたいですね。
上記の案でやってくれるなら、加古川市も近隣自治体として補助金を出しても良いのでは??


加古川においては棋士のまちとして将棋を推していますが、同じ問題が根底にあります。
金額の桁は違いますが。

結局のところ、その文化事業がどれほど地域に根付くか。
将棋も根付いていかないのであれば、大阪市音楽団と同じことになります。

やるなら、しっかりと根付かせなくては。


このニュースを見てこのように思い、将棋を勉強しないとということと、久しぶりにフルートを触って
みようかと思いました。

文化は生活するにおいて大切なものです。
文化を途切れさせないためには、一人ひとりの関わりが必要です。
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加古川地域医療フォーラム

2012-04-21 22:25:32 | 活動
今日は市民会館で行われた地域医療フォーラムに参加してきました。
副題は「地域医療のあり方を考える」~市民の健康生活を守るために~。

プログラムは講演が5本とパネルディスカッションの2本立て。

講演はそれぞれ
1.「地域医療を守りたい~住民としてできること~」
  県立柏原病院の小児科を守る会代表 丹生裕子氏

2.「地域での1次医療~夜間急病センター等の現状から」
  加古川医師会副会長 中田邦也氏

3.「地域医療における急性期病院群の役割」
  加古川市民病院機構理事長 宇高功氏

4.「高齢化社会での回復期リハビリの重要性」
  松本病院院長 田邊誠氏

5.「在宅医療と人間らしい看取りの重要性」
  西村病院院長 西村正二氏

1~3の根底にあるのは、医師不足と医師の過酷な労働状況、そこに関わるコンビニ受診
という問題です。

軽症で診察時間に行けば済むものを夜間急病センターや救急車を使うことにより、医師に
負担がかかり、更に本当に処置が必要な人を診られない事態を招きます。

1の丹生さんのお話は、その中でとても興味深いものでした。
小児科がなくなってしまう事態に対して、医師の増員を求めるだけでなく、使う側がコンビニ
受診を控えるなど「かかり方」を変えることで、危機を乗り越えられたというものです。

とはいえ、子供は病気にかかりやすく、心配でもあります。
そもそもコンビニ受診を控えようと言っても、今の症状がどうなのか自身で判断するのは
難しい。

そのため丹波市では、丹生さんたちの活動をもとに、24時間の電話相談体制や症状から
状態を判断する冊子を配布したりすることで、自身での判断を支援しています。

私も友人に医師が何人かおりますが、30数時間連続勤務など、かなり過酷な状況を聞きます。
医療サービスを受ける我々も意識を変えねばなりません。


4.5は国が目指す地域包括ケアシステムの中で、回復期と在宅の重要性を説いています。
急性期病院から回復期病院へ転院することは、なんとなく病院を追い出されたというイメージ
があるようです。
現在の加古川市民病院でも入院日数を短くする方向ですが、「追い出すなんてひどい」という
声もあるようです。

しかし、回復期病院の方が機能回復のための支援スタッフやプログラムという面において、
急性期で入院するよりも回復する確率が飛躍的に高まるということでした。

また、例えばこれまで骨折で50日入院していたのを、急性期に25日・回復期に25日というように
すると、急性期で診てもらえる患者が増えるということにもなります。

政府としては、この地域包括ケアシステムを普及させていこうとしています。

その中で問題となるのは、やはり在宅ケア。
そこには支援体制とともに「看取り」という問題が出てきます。

病院で8割が亡くなるという、先進国でもずば抜けた率である日本ですが、なぜそういうことに
なるかというと、例えば体が衰える中で嚥下ができなくなった患者でも、胃ろうで栄養を与えて
生きながらえさせることなど、延命治療が多いからです。

命の長さではなく、「質」を考えることが看取りには必要となってきます。
これは意識の問題も多くあります。

多くの方が自宅での最後を望まれることとは反した現状を、命の質とは何かという問題とともに、
もう一度考えて行かねばなりません。


それから、パネルディスカッションへ。




会場からの質問では、「医師不足なら定員を増やせば良いのでは?」というものがありました。

パネラーからは、
「現在でも2割くらい増えてきている。しかし一人前になるには10年かかり、今が端境期とも言える」
「医師が増えても、病院に魅力がないと結局都会に集まってしまう。魅力とは、最先端の医療を学べ、
労働環境も整っていることなどだが、それにむけて加古川市民病院も頑張っていきたい」

などの回答がありました。

講演を含めて地域医療というものを再度考える機会となりました。
市民の方も多くこられており、良い企画になったのではないでしょうか。


地域医療についても、一つの重要なテーマとして取り組んでいきたいと思います。
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