中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

関西若手議員の会へ

2013-10-31 23:02:39 | 活動
今日は関西若手議員の会の研修会にお邪魔させてもらいました。

場所は明石。
まずは明石市の職員さんから、「市立幼稚園を活用した保育所分園について」と
「市立幼稚園の預かり保育による就労支援について」を説明いただきました。



第二部として、関大の山縣教授から「子ども・子育て支援新制度の私的読み解き」
というテーマで講演をいただきました。



待機児童問題は全国的な問題ではありますが、子どもが今後は減っていく中、
どこまで広げていけばいいのか難しい問題です。

そうした中、幼稚園は余裕が生まれてきているということもあり、空き教室の
利用や幼保一体化の議論が出てきています。

基本は保育、つまり子供の視点・子供の育成にどう効果があるかを持ちながら
発展的な考えをしていかねばなりません。

そこには教育と言う視点を欠いてはいけない。
同時に、女性が働きやすい環境整備、それは保育士さんや幼稚園教諭さんも含めて
ですが、それを考えていかねばなりません。

興味深い話を聞くことが出来ました。

懇親会でも同世代の議員さんと話ができ、普段とは違った学びや気づきを得ることが
出来ました。

ということで、その場で入会申し込みも書かせてもらいました(笑)

良い一日だった!
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視察三日目(藤沢市)

2013-10-30 22:55:03 | 活動
今日は視察最終日でした。
三日目の今日は藤沢市を訪問。

視察テーマは
①「証明書のコンビニ交付について」
②「議会運営について」
です。

コンビニ交付については、以前私も一般質問で取り上げたことがあります。

コンビニでの住民票などの交付は、全国で72の自治体が行っています。
藤沢市でも平成23年2月から始めており、全国42,221店舗・市内では117店舗の
コンビニで交付されます。

手数料も窓口と同額で300円でとれます。
ただし、そのうち120円をコンビニ事業者に支払わねばなりません。
これは、コンビニの店舗側が設備導入費用がかかるためです。

セキュリティ対策でスクランブル画像印刷なども行います。



コピーすると無効になるような対策が様々にとられます。

こうしてコンビニで発行される証明書は、住民票と印鑑証明を合わせて5,000枚
ほどになります。

予算としては導入に1200万、ランニングコストとして670万。
なお、導入時に国からの助成金として700万が支給されています。

実際にコストはかかるわけですが、行政サービスとして行っており、住民にとっても
メリットは大きいものと思われます。

課題は交付の際に使う住基カードの普及と、今後予定されているマイナンバー制度への
対応でしょうか。

加古川市では自動交付機での交付を行っています。
藤沢市もコンビニと同時にやっていますが、コスト面を考えると両建ては難しいように
感じます。
(藤沢市は自動交付機の利用がかなり多く、延長した経緯があります)

前回の一般質問においては、検討していきたいという話もありましたが、マイナンバーと
自動交付機のリース切れが平成28年で同時に来るため、このタイミングでコンビニ交付を
導入すべきです。

今回の視察内容を、しっかりと実現に向け活かしていきたいと思います。

また、議会運営ですが、藤沢市は基本条例を4月から制定しており、それに従って様々に
活動を行っています。
こちらは全国的に実施される一問一答や議会報告会などが主。

ただ、議会報告会は参加者が少なく苦戦されているそうです。

また正副議長の立候補制も行っています。
事前に全員協議会で所信表明を行い、選挙を行います。

これについては、次回の特別委員会で話し合われる予定です。


これで視察は終了です。
実り多い視察でした。しっかりと政策提言へとつなげていきます。

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視察二日目(荒川区&葛飾区)

2013-10-29 21:30:22 | 活動
視察2日目の今日は、午前中に荒川区、午後に葛飾区を訪問しました。

荒川区の視察項目は「荒川区民幸福度について」です。

これは区民が「幸せ」だと実感することが区政の責務であるという考えからきており、
それを指数化し、そこから区政へフィードバックしていくことを目指しています。

西川区長が当選時より取り組まれており、世界的にも注目されている施策です。
そのためか、西川区長じきじきにお迎え下さいました。
恐縮。

幸福度は、6つの都市像からなる幸福実感指数と、それに関連する関連指数に分かれています。
幸福実感指数は主観指数であり、46項目からなります。
関連指数は主観指数と客観指数からなります。

独自にシンクタンクを組織化し、そこで指数の研究と、現在はアンケートを実施中で、そこから
得られるデータを分析していくことが当面の仕事です。

そして、その分析から課題を抽出し、施策へと反映させていくことを目標としています。

あくまで幸福度は課題発見のツールであり、そこから区民の実感へどうつなげるかが課題との
ことです。

根底にあるのは、行政評価は行政サイドの指標でしかなく、住民がどう感じているか・どう
幸せを与えているかという視点を持たねばならないという考えです。

確かに行政評価はえてして内部のものになりがちで、外からの視点が欠けることもあると
思います。
幸福かどうかを指標化する、そしてさらに目標値の設定することは非常に難しいことです。
しかし、大きな基準となるものだと思います。

なお、一つの自治体だけでは広がりが出ないということで、「幸せリーグ」という住民の
幸福度実感向上を目指す基礎自治体連合も発足されています。

このリーグへの参加も含め、住民目線で施策を図ることは重要なことと思われますし、
加古川市も検討する余地があるのではないでしょうか。

「区政は区民を幸せにするシステムである」
これは西川区長が定められたことですが、樽本市長も「行政は市民の幸せのためにある」と
日ごろから言われていますし。



なお、この言葉は、職員に常に意識させる意図もあり、役所の各所に掲げてありました。


午後は葛飾区へ。

「おもてなしサービスのできる職員の育成について」と「すぐやる課について」調査。

どちらも現在の区長の肝いりで行われている事業です。

すぐやる課ですが、これは区民の困りごとを受け付け解決する窓口となる課です。
ワンストップサービスに近しいものがありますね。

ちなみに、全国的な先駆けは松戸市。
かのマツモトキヨシの創業者、松本清市長がはじめられたものです。

さまざまな苦情が年間3000件近く、すぐやる課へ来るそうです。
その中で、課で対応できるものもあるのですが、対応出来ないものは各課に振っていきます。
また解決が難しい課題で、もしダメでもしっかりと説明していきます。
それによって、区民の役所に対する評価も変わってくるとのことです。


課で対応でき、また相談が一番多いのが蜂の駆除だそうです。
続いて道路。

住民にとっては、困っていても役所のどこに言えばいいのかわからない、またたらい回しに
されてしまうといったことがありました。

そうした不満を解消する大きな助けになります。

役所内でも存在感は増しており、すぐやる課から回ってきた案件は、優先してやる
とのことです。

なお、課の職員さんはお揃いの作業服をきています。




また、駆除した蜂の巣も。




こうした、住民にわかりやすく、苦情の窓口になる課があることは大変意義深いと思います。
そこの職員さんは大変ですが。


今日の視察もとても勉強になりました。
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視察一日目

2013-10-28 22:25:54 | 活動
今日から2泊3日の日程で視察に出ています。

初日の今日は千葉県の八千代市を訪問しました。

視察テーマは
①1%支援制度について
②議会運営について

です。

1%支援制度とは、市民がボランティア団体やNPO団体などの活動を支援する制度で、
その個人の市民税の1%相当額を団体に補助する制度です。



平成25年度は40の団体が登録されており、その中から選ぶ形になります。
申請された市民は2200人を越えます。

メリットとしては、自分の収めた税金の一部を地域活動に反映できることにあります。
また団体においても、補助金をもらう前段として公益性が問われることになり、
活動の公益性がアップします。

当然ながら、税金から充当するため事前審査と最終報告が義務付けられています。

課題としては、市民への浸透が挙げられます。
制度自体がちょっと複雑なのと、納税額の1%なので納税者番号がいるというところも
ハードルの1つでしょうか。

加古川においては、「市民活動バックアップ補助金」がありますが、市民が介在する
余地はありません。
そうした意味で、市民を巻き込んで地域活動を考えていくことを考えれば、参考になる
制度だと思います。

私は以前、ファンド形式の補助制度を提案したことがあるのですが、一足飛び過ぎた感
もあって良い反応は得られませんでした。

前段階として、八千代市のやり方は非常に勉強になりました。


議会運営は、現在議論されている議会改革の関連です。

八千代市では議会だよりの一般質問コーナーは議員が執筆しています。
事務局にとっては、書いてもらうだけで助かるそうですが、反面、答弁の議事録との
整合性チェックには苦労されているようでした。

現在、加古川でも一般質問の原稿は議員が書くという方向で話が進められています。
今後出てくる課題も似たようなことがあると想定されますので、参考にさせて頂きたいと
思います。

最後は議会も見させてもらいました。

質問席も設置されていましたが、わかりやすくて良いかもしれません。



今日は移動もあり1か所でしたが、明日は東京都内で2か所、視察に行きます。

しっかりと勉強してきます!
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神戸市長決まる!

2013-10-27 23:11:26 | 政治
今日は神戸市長選&補選の投票日でした。

かなりもつれたようですが、神戸市の新市長は久元喜造さんに決定しました。

局長まで勤められたバリバリの官僚ですが、地元出身の方でもあります。

兵庫県全体を考えた時に、神戸市の発展というものは欠かせませんし、加古川市も
神戸まで勤めに行かれる方も多くいますので、期待したいところです。

公務員の扱いもわかってらっしゃるでしょうし、それを踏まえて前進してもらいたい
と思います。

選挙的には、森下さんに批判票が一部流れてしまったことが樫野さんには痛かった
のかもしれません。

逆に久元さんにとっては、直前にでられた久本さんという方に一部勘違い票が行った
感じもしますね。
結局、中心部にもポスターを貼っていなかった人に2.5万票も入るわけはありませんし。

なんだったのか、ちょっと疑問ですが。


なお、北区の補選も決定した様子。
東灘区も確定は出ていませんが、多勢は決定したようです。

新しい神戸市に期待したいですね。

投票率が30%程度だったことが、ちょっと残念です。。
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