中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

「社会保障と税の一体改革」学習会

2012-03-31 22:32:53 | 活動
本日の午前中は、社会保障と税の一体改革の学習会でした。
兵庫県連が主催です。

講師は長妻昭衆議院議員。党の政調副会長です。

法案が国会に提出されたところで、これから議論ということもあり、内容として目新しいものは
特にありませんでしたが、話が明快でわかりやすい説明を頂きました。

社会保障については、3本柱の考え方とのことでした。

①人生前半の社会保障・・・共働き世帯が増加している中で、保育サービスを中心に充実させていく
②格差の是正・・・貧困層の発生と格差の拡大を是正する。低年金への加算、パート従業員等の厚生年金加入など。
③在宅の強化・・・老後、安心して家で過ごせる仕組み作り。24時間訪問介護サービスなど。


そして消費税について。やはりここに一番時間が割かれました。
これまでからの変更点としては、

①再増税について削除
②低所得者層への対策をさらに具体化・・・逆進性対策や総合合算制度など。
③経済への条項

③についてが私としては一番の関心ごとです。
説明によれば、橋本内閣時に消費税が3%から5%になり、同時に医療費などの負担増が行われた際(9兆の負担増)
の反省をしなければいけないという考えがあるとのこと。
つまり、本当に税収増へつながらないのではということです。

これについては、一定の回復を見て決定していくとのこと。
また、実際に増税するには、その半年程度前に閣議決定をしなければいけないことにしているとのことです。
計画でいけば2014年の4月に8%にするのですが、そうすると2013年の秋には閣議決定をしなければいけません。
ということは、その前に確実に総選挙が行われることになります。

ここで、国民の信を問うということです。
準備は万端にしておくが、最終的にはその時の政権や状況によって増税タイミングは変わります。

とはいえ、数字的なものは出さないということです。

この点が私は気になります。
景気判断をするならば、経済成長が名目で何%となった時など明確にすべきではないでしょうか。

そうでなければ、時の政権が、せっかく景気が良くなりかけた兆しがあるのに、そこで冷や水をかけることになる
可能性もあります。
判断基準が不透明では、「なぜ今?」となることも大いにあります。

数値目標を出すことにより「政権はここまでの経済成長は絶対にやるんだ!」というメッセージにもなり、市場や
国民心理にポジティブな影響も出るように感じます。


野田総理はこの改革に「政治生命をかける」とおっしゃっています。
ならば、その改革に付随してくるべき経済成長にも政治生命をかけていただきたいと思います。

また、経済情勢も厳しいですが、世代間格差が看破できないほどになっていることも事実。
若い世代には現状の仕組みへの不満が根強くあります。

だからこそ、双方を実現する強い姿勢と思い切った政策を提示してもらいたい。
そこが政治生命のかけどころのように思います。

この学習会は来月もありますので、国会の議論の過程をしっかりと見、意見もしていきたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インターン合宿

2012-03-30 22:57:55 | 活動
昨日から1泊2日でインターン合同合宿を行いました。

メンバーは、栗山県議(西宮市)、越田県議(川西市・川辺郡)、山本県議(伊丹市)と
私のインターン生です。

構成は勉強と懇親。

写真はディベートの一幕です。

ディベートについてはまだまだですが、勉強になる面も多々あります。
学生の討論を見ながら、こう攻めればよいのにとか、自分ならどう攻めるか・守るかや
場の空気感など。

講評もしないといけませんので、こちらも集中して議論を聞きます。

こういったディベートが大学でどれ程あるかわかりませんが、活かしていってもらえればと
思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インターン最終日

2012-03-28 23:07:53 | 活動
今日はインターン最終日です。

午前中は宮本元県議と面談。いろいろと、ご教授を頂きました。

午後からは、各々が課題を持って調べてきたテーマをもとにしたプレゼン大会です。

それぞれテーマを見て行きますと、

①インドネシアにおけるフェアトレード
 待機児童問題について

②人口の動静と若者の人口について
 リニアモーターカーについて

③水不足問題について
 ギフチョウについて


です。

それぞれ良く調べていましたし、私の知らないことも多くあり興味深く聞きました。
より深く掘り下げてくれれば面白い研究になりそうです。




プレゼン大会後は加古川駅南口にて街頭演説へ。
最終日は一番人通りが多い場所でやろうという試みです。

初めてやったころに比べると、格段に上手くなりました。

今後、就職活動や就職後に人前で話をすることもあると思いますが、この経験を活かし乗り切ってもらいたいと
思います。

どれだけ力になれたかはわかりませんが、それぞれの未来に期待するばかりです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経済講座

2012-03-27 22:39:52 | 活動
本日午前中は後援会会報の印刷。
これはインターン生たちがやってくれました。無事に完成。

午後からは経済講座。
2月に政治講座をやったのですが、その後は市政報告会や一般質問、定例会とバタバタで、
結局いまになりました。
本来は同じタイミングでと思っていたのですが。。。反省です。

内容的には基本的なものです。
為替、株式市場とバブル後の日本経済の歴史、日銀の役割と金融政策など。

しかし、バブルの話をしていたのですが、聞けば生まれたのが94年ごろ。
生まれてもいなければ、景気が良かったこともないんですね。。
私も当時は小学生ではありますが、あらためて「失われた20年」の重みを感じました。

それから、新興市場バブル、サブプライムローン危機からのリーマンショックなどへと
話を広げていきました。

これから就職活動を行っていく上で、業界研究などをしていくかと思いますが、それらの
役に立てればと思います。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

議会→街頭→議会

2012-03-26 22:22:42 | 活動
週明けの今日は、出たり入ったりの一日でした。

まず朝は議会へ。インターン生と合流です。
そして、後援会報の作成に取り掛かります。

というのも、今回は市政報告会の話題がメインとなりますので、表は私が報告会の内容などを書き、
裏は企画運営をした学生に感想などを書いてもらうことにしたからです。

細々とした調整などを行い、無事、11時ごろに草案が完成。
明日、岡田事務所の輪転機で印刷します。

それから休む間もなく街頭演説へ!

加古川駅北口にて行いました。
久しぶりにインターン生3人が揃っての演説となりました。


私も、先日の新聞にも載りました、加古川市の被災地瓦礫受け入れ決議について話を致しました。
あまりに情報が少ないように感じられましたので。

あの情報だけですと、すぐに受け入れるように受け止められた方も多くいらっしゃったと思いますが、
放射性物質について国の基準が出てからのものです。
また、加古川は大阪湾フェニックスを利用していますので、水に溶けるセシウムの問題など、更に議論
すべき課題があります。
また、前提として市民の理解をえられることを挙げています。
以上のものをクリアしない限り、受け入れることはできません。

とはいえ、東北はまだ瓦礫が山積みです。
私は現地で至る所に山となっている瓦礫を見ましたし、現実問題として処理が追いついていません。
この決議は、その東北の状況を考えたときにこのままで良いのだろうか、という意思表示でもあります。

私個人としては、検査をした上で通常の瓦礫に準じるものについては受け入れるべきと考えています。
現地でプラントを作り処理できれば理想的だとは思いますが(のちのちの利用を踏まえた上で)、土地など
様々な問題で難しいところもあります。

放射性物質を拡散することがあっては絶対にいけませんが、東北が復興へと踏み出すには瓦礫処理が
不可欠でもあります。

国の動きは遅すぎるのですが、最終的には自治体が動く場面も多々出てくると想定されます。
その時に議論を始めては、我々が被災地の復興を遅らせてしまう可能性もあるのです。
それを避けるためにも、様々な想定をしながら議論をし、動けるケースであれば即動くという体制を整えて
いくべきです。

その議論を加古川は始めるということです。

その旨、話をさせて頂きました。


その後、議会に戻り、明日の経済講座のスライド作りに没頭。

まだまだ仕事に追われています。
仕事を追っていくようにしていきたいものです。。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする