今日は午前中に議会控え室で仕事をこなした後、大阪へ。
監査法人トーマツさんが主催された自治体財政についてのセミナーに参加してきました。
ちなみにトーマツさんは証券時代に大変お世話になったところです。
世界的な監査法人の一つで、正式にはデロイト・トゥシュ・トーマツですね。この日本法人です。
で、トーマツは「等松」さんから来てるのです。証券時代のマメ知識。
さて、セミナーは3コマ。
パブリックセクター部という、自治体向けに監査やコンサルを行っている部署の方々が、それぞれ
講演して下さいました。
①自治体財政の基礎知識
②財務諸表から自治体の状況を見るケーススタディ
③行財政改革における議員の役割について
①については、今回の私の市政報告にも書かせていただいている、「経常収支比率」や「財政力指数」
など、自治体財政を見る際に参考にする指数の算出方法についてでした。
そして、②で実際に大阪府内の自治体の数字を元に(市名は伏せていました)、状況を分析しました。
マトリックスにすると、自治体ごとにタイプわけができ、課題も見えてきます。
③については、財政面から、今後どのような視点で自治体の改革をしていくべきかということです。
とくに一般会計から繰り出しをしている事業のチェックが言われていました。
どの程度までが適切なのか、なぜこれほど繰り出しをしないといけないのか、事業に改善点はないのか、
などです。
加古川においても、下水道や駐車場、国保会計など繰り出しをしています。
もちろん、政策的に繰り出しているものもあるでしょうし、繰り出しがダメなわけでも決してありません。
非常に勉強になりました。
また加古川の財政について、分析してみます!