中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

議会が終わりました。~エアコンの請願は、どちらも賛成しました~

2018-09-28 23:47:13 | 活動
9月議会が終わりました。
毎回ながら、議会中は調整ごと含めていろいろとありますね。


議案については補正予算・決算認定などすべて賛成多数(or全会一致)によって可決されました。
議会事務事業評価における決議も通ったので、来年度の予算においてどのように反映されていくかが、今後の
焦点ですね。


さて、請願については少々意見が分かれました。
エアコンについてですね。

15号・16号の2本ですが、どちらも「教室の室温が国の基準に満たず非常に暑い中なので、子どもたちの
ことを考えて早期にエアコンをつけてほしい」という内容です。基本は。

違っているのは、

15号:幼少中のすべての教室につけてほしい
16号:小中学校を最優先につけてほしい

というところ。

で、前提としてですが
小中学校の普通教室については既に市長がつけることを明言され、それに関する予算も上程されているところ。

なので、基本的に既定路線である中での請願だったりして、それを審議するのも何とも言えないところです。
もともとまずは小中学校と市長も言われているので、16号はそのままOKですね。

とすると、ポイントは幼稚園。
現在は遊戯室にのみついています。

学校教育法にも、幼稚園は「学校」になっていますし、当然につけるべきと考えます。


あとは「すべて」の考え方ですが、普通に考えて「すべて=空き教室も含めて全部」なわけがありません。
と言って、ここ数年で大幅な教室減や学校統合があるかというと、それも可能性は低い。
ということで、現在使っている教室については、エアコンをつけるべきでしょう。

市の答弁でも、「まず小中学校の普通教室につけるが、当然これで終わりではなく、幼稚園やその他教室も課題と捉えている」旨の答弁がありまして、必要な
教室にはつけていく方向で検討がされるものと思います。

というか、「小学校にはつけるけど、幼稚園は我慢しなさい!」とは言えないでしょ。
たとえ、お迎えが小学校よりも早いとはいえ。
体温調整がまだまだ未熟なのに。


それらを踏まえて、会派としては15号・16号ともに願意は理解できるし主旨は同じと判断し、双方に賛成しました。

ちなみに、請願には紹介議員が必要になりますが、基本路線が決まっているものの請願であることから、どちらも紹介議員にはなっていません。
(15号は共産党が、16号は創政会以外の全会派と無所属2人)


なお、賛成意見の中で共産党が「リースでなく地元企業に引き受けさせろ」的なことを言っていましたが全く請願と関係ない意見です。

早期にかつ一斉につけるには、現在示されている方法が最適だろうと判断しています。
なので、補正予算にも賛成していますしね。

というか、共産党も賛成しているし。。(補正は全会一致)
そんなの言うなら反対なりすればいいのに。

実際のところ、請願の題名だけでは理解しにくいところもあります。
こうした賛否のわかれたものは議会だよりにしっかり載せようという話になっていますので、またご覧いただければと思います。

さあ、これら含めて自身の市政報告も作らねば!









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インターン終了

2018-09-28 09:19:50 | 活動
この夏のインターンを終えました。

すでに大学が始まっており、大学終わりに加古川に。
なので、駅前の街頭演説から



そして、社会課題を調査した結果のプレゼン!



雇用問題と待機児童について。


これで2ケ月のインターンプログラムが終了です。
短い間でしたが、彼らの将来に何かしらプラスになれば幸いです。


最後に手紙をいただきました。




インターンは終わりましたが、今後もいろいろと関わりつつ、相談などは乗っていけたらなと思います。

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意志を示そう

2018-09-26 14:18:34 | 活動
私も所属している加古川青年会議所の創立60周年記念事業において、記念講演として橋下徹氏が講演されました。



私は広報担当ということで、前の方でプロジェクターを操作しつつ&写真を撮りつつでしたが、お話を聞くことができました。

講演と、岡田市長・木下理事長を交えてのディスカッションという2部構成でしたが、「良かった!」というお声を沢山いただいて、
ホッとしたところです。

やはり橋下さんのしゃべりは歯切れが良くて、引き込まれますね。
内容としても、例えば子育て支援・教育支援といった次世代への投資を拡大するべきという点、またそれを「リンゴの実よりも、
リンゴのなる樹を育てる」というわかりやすい例え(その他、戦艦大和にも例えていました)もなるほどと。

個人的に維新はあまり好きではないですが、橋下さんの姿勢や考えは好きだし、納得できる点も多い。

その他、加古川はベットタウンを極めるべき、そのためには通勤・通学などの交通環境の整備が必要だというアドバイスも。

また、個人として大切だと思ったのは、「意志を示さないと政治・権力は腐敗する」という点。

橋下さんが「加古川に不満がある方」と聞いたときに、結構拍手がありました。
では、そのうちどれくらいの方が、投票として意志を示されていたのでしょう。
民主主義の仕組みとして、選挙で選ばれた市長・議員が物事を決めていきます。
だからこそ、投票という形で意思を示してもらうことが、やはり大切。


講演は加古川市民会館の大ホール1500席を用意しておりましたが、空席はありませんでした。
一つのテーマとして、橋下氏の講演とディスカッションを通し、市民の方とこれからの加古川を一緒に考えたいということがありました。

ぜひ、これをきっかけに政治参加も進めばと思います。


しかし、1年前からの準備、そして当日も早朝からの設営などなど、ハードな日々でした。
でも、これだけ多くの方に来ていただき、本当に良かったなと思っています!

ありがとうございました!




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受刑者の教育

2018-09-25 23:38:14 | 活動
今日は地域の人権学習会でした。
テーマは受刑者の教育。
これまで多くの講演がありましたが、このテーマは初めてでした。

講師の先生は加古川刑務所へ数学を教えに行かれています。

加古川刑務所は交通刑務所と思われていますが、約1300人のうち960人が一般の受刑者で、交通関係は120人程度だそうです。

現在、仕組みとして高校卒業程度認定試験と中学校卒業程度認定試験があります。

なお中学校卒業程度認定試験とありますが、不登校など教育機会を奪われた方に対して整備されたものです。
夜間中学校や通信制がありますが、夜間中学校は8府県31校(兵庫は神戸に2校・尼崎に1校)、通信制は2校(大阪・東京)しか
ありません。

夜間中学は60歳以上が27%と一番多いですが、10代も20%、20代でも17%程度いるということで重要性があります。

今回受け持たれた8名の生徒さんは、数学に関して全て合格されたそうです。
しかも4名は満点だとか!

重要なのは、「わかる」ということと「役に立つ」という感覚が重要だとのこと。


受刑者ですから権利が制限されることは当然ですし、被害者の人権を一番に考えねばならないと思います。
ただ、教育段階で「わかる」「役に立つ」という経験や、そもそも学校が楽しく、また家庭教育がされている、行政の支援が行き届く、
そうしたことがあれば、加害者になることは無かったかもしれません。

大元を断つという意味では、やはり大きな意味で教育が大切なのだろうと思います。

普段は知ることのできないことを知る機会をいただきました。
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権現総合公園内キャンプ場運営事業は拡充に

2018-09-18 23:04:39 | 活動
建設経済常任委員会でした。
議会事務事業評価のテーマは権現総合公園内キャンプ場運営事業。

事業名に表されているとおりですが、このキャンプ場はもともとハイウェイオアシス事業における権現総合公園の
整備に端を発する事業。

理事者からもありましたが、平成17年に暫定整備として事業化されたものです。

そして、ハイウェイオアシスの期限が平成36年。
数年内にはこのキャンプ場のあり方も含めて、全体としての答えを出さねばなりません。

その中で、市長は事業縮小を明言され、NEXCO西日本と協議を行っていく方針となっています。

つまり、その縮小の協議によって影響をされる事業ということですね。

暫定を示すものとして、平成26年に延期をした際の計画ではキャンプ場は移設されることにもなっていました。
より自然に近いところでキャンプをするということで。

そうした事業環境については事前に調べておりましたので、会派としては暫定利用を踏まえ、協議内容が整うまでは
現状の体制の中で利用者増を図る工夫をすべきとし(PRなど)、「現行通り」と判断しました。

委員会においては、拡充7・現行通り2ということで拡充となりました。


基本は利用者増を図るというところでしたが、⓵電源設備・シャワー設備などサービス面、⓶グラウンドゴルフ場の整備など
他の整備、という2点が主張され、その面で予算における拡充が言われました。

議会の意見として拡充になるところで、多数決なのでそれはそれなのですが、個人的には難しさがあるかなと思ったり。

まず⓵として、利用者の意見はごもっともですし理解しますが、現在のキャンプ場が暫定という現状では設備投資は難しいと
感じます。
NEXCOとの協議の中の縮小案次第で、以前の計画のように移転なども無くは無いので。
(まあ、移転は多分ないと思いますが、一部縮小がかかる可能性はあるかも)

ただ、ハイウェイオアシスが廃止され、そこから切り離され、単独のキャンプ場事業となった際は検討できるかと。
おそらく、理事者答弁の「再整備」という言葉も、そこを意識したものと思います。

⓶については、キャンプ場というよりは周辺整備なので別事業になる印象です。
ハイウェイオアシスが縮小・廃止となれば、現実問題はキャンプ場を残すかどうかの議論になる可能性が高く、周辺整備は
縮小方針の兼ね合いからも難しそう。
そもそも、広さが足りないかな。。

もしやるなら、アスレチックとか親水性のある設備とか子育て世代が集まれるようにもしてもらいたいですが。。
投資を精査するなら難しいか。。


まあ、拡充の中で将来的な在り方を考えてもらうというところかなぁと思います。

どのみち土台無理な計画が負の遺産となり現在の行政を苦しめているので、早期に方針を出してもらうようにして欲しいですね。

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