家庭菜園から食を楽しもう
*茹で卵
半熟卵は、卵を茹でただけの簡単な物ですが、茹でる温度と時間のちょっとした違いで、出来上がりが異なる。白身や黄身を柔らかく茹でた卵は、関西では温度卵とも言い、消化が良いと、朝食・病人食に用いられてきた家庭料理や、ラーメンや野菜サラダの上に乗せたり、柔らかくとろつと仕上げる一品料理としてある。
茹で卵は、大きく分けると2種類の半熟卵(温度卵)に分かれます。一つは、白身が凝固状態で黄身が半凝固状態の京都の瓢亭が生みの親でその名が付いた瓢亭卵が有名。もう一つは黄身が凝固状態で白身が半凝固状態の、温泉卵。
瓢亭卵の作り方
京都の料亭「瓢亭」の半熟卵が有名になったことから、瓢亭卵と名が付きました。茹でる時間がちょっと違っただけで硬さが変わる。茹でた黄身に醤油数滴がたまらなく美味しい。
鍋を2つ用意、一つは卵、もう一つはお湯を沸騰させ、酢と塩を少々入れます。卵を入れた鍋にお湯を一気に流し込み。鍋を火にかけ沸騰させます。沸騰するまでの間、菜箸で(黄身が真ん中へくるように)軽くころがし続ける沸騰したら、そのまま4分半茹で、水に落とし殻を剥きます。水の中で剥くと黄身がトロッと半熟状が出来る。 |
4分茹でたものは、黄身が流れ出して少し生っぽいです。6分茹でると黄身の中心部以外は固まる、卵の大きさによっても茹でる時間が多少異なるので、自分なりに工夫して下さい。
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