おばさんの料理教室

家庭菜園の野菜を使い皆で料理を楽しもう

おばさんの料理教室No.1262 つるむらさきの栽培

2013年05月16日 | 日記

家庭菜園から食を楽しもう

                                                つるむらさきの栽培                    

     

ツルムラサキは寒さに弱く、毎年5月初旬にホームセンターで販売が始まる。

苗は1ポットで3~4本(150円)発芽している物を買い、それをポットに1本ずつに分け(苗が高いので毎年このようにしています)、本葉5~6枚になるまで軒下で大切に育て、6月初旬に路地植えします。今年は苗を5月10日に買い、寒さを避けるため6月初旬路地に植えます

 *ツルムラサキのおしたし

先日、ツルムラサキの初収穫をして、さっと茹おしたしにして食べました、今年は元気に芽吹いて豊作のようです。

 

 鍋に多めの水・塩を加え(濃度1%位)、沸騰させ、摘み取った葉を入れ、殺菌する程度(20~30秒)で引き上げ、冷水にくぐらす(色止め・あく抜き効果)。

 水きりして、適当の大きさに切り、胡麻や鰹節をまぶし、醤油やだし汁で味付けして食する(熱いうちに塩だけでも美味しく食べられる)。

*つるむ先は緑と赤の品種があり、夏から11月中旬まで収穫でき、ヌルミのある食材で、煮物用にも重宝です。

 ツルムラサキは熱帯アジア原産のつる性の1年草で、青茎種と赤茎種があり、主に野菜として利用されるのは青茎種。アクが強い野菜であるが栄養価は高く、葉・つる・花のすべてを食用にできる。味はモロヘイヤのような粘り気と、ホウレンソウ似た味。 つるは2m程度に伸びる。

 ツルムラサキはカロテン、ビタミンC、カルシウムが豊かで、若い葉とツルの先端20cmくらいを収穫し、独特のぬめりと、くせのある味・臭いがあがり、味噌汁に入れたり、お浸しや和えものなど、油との相性が良いので、天ぷらや炒めものなどにも向き、炒めものや汁の具等に良い。

栽培の特徴

連作障害は、ほとんどなく、中性に近い、弱酸性を好みます。良く土を耕してから栽培する事。

真夏の暑い気候を好み、生育が非常に旺盛で繁茂します。反対に寒さには弱く、晩秋に枯れてしまう。

 つるむらさきにはほとんど病虫害が発生ないが、ヨトウムシがつくことがある。

植え付け6月初め。施肥7月初めから9月中ごろ、収穫は7月初めから11月前半。

 

栽培方法

強い酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに石灰を施し、よく耕す。

畝の真ん中に深さ20~30cmの溝を掘り、堆肥と油かす、化成肥料を入れて埋め戻します。幅90cm、高さ10cmチほどの畝に、本葉が5~6枚くらいに育ったころ、条間45cm、株間30cmくらいに植える。

 

移植を嫌うので、根を傷めないように気をつけ、植えつけの後にたっぷりと水を与え、生育のようすを見ながら、1か月に1回くらい、化成肥料や有機固形肥料を追肥として与える。

ツルムラサキ科の蔓性一年草。熱帯アジアの原産。熱帯原産のアクの強い野菜です。味はほうれん草と似ており、茹でると、ぬめりが出て独特の土臭さがある。

 
 

ツルムラサキは7月初めから、スパーで、赤と緑が市販されています。我が家は、緑のツルムラサキを栽培しています。新芽は勿論、葉っぱも最後に鍋物や色々な料理に使います。他の野菜と違い11月中頃まで収穫期が出来、重宝な野菜です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おばさんの料理教室No.1... | トップ | おばさんの料理教室No13... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事