野菜と花を育て美を眺め食を楽しむ
真の食文化とは
今、日本の食のおもてなしの失墜が問われている。一流ホテルや百貨店に広がった食材の食材の虚偽表示問題。
真のおもてなしはこれだけではなく、店員の礼儀、それに加え、和食がユネスコ無形文化遺産に登録が決まった中、東京オリンピック招致で世界にアピールした『おもてなし』でも真の食文化が問われる。 先日の出来事。
私の勤務していた会社の創立記念の会食が、京都駅近くのホテルで行われた時の出来事。
入口の宴会の名板 立派な御献立書
奇麗な部屋で、中年の男性と若い女性の方の礼儀正しいおもてなしで始まり、献立通り食べ物が1品毎運ばれましたが、最後のご飯が出された際、左側に味噌汁、右側に炊きこみご飯が置かれ、見てみると他の人も同じ配列に、おやおや????
男性の責任者の方に指摘すると、悪切れも無く簡単に全員の配膳を並べ変えて下さった。
日本の食文化は、左手で持つものはご飯、味噌汁は右側に置くのが??
このような一流ホテルでも、教育されないと判らないとは、礼儀作法を教育されお客様の丁寧なおもてなしがあっても、食文化の作法が分からないと、折角の料理も台無し。
礼儀作法の教育は勿論、配膳の食文化作法まで一流ホテルも再教育が??
一般的な配膳方法
酒の無い場合の配膳
① ご飯(飯)は手前の左側
② 味噌汁・お吸い物(汁)は手前の右側
③ 香の物・和え物(副々菜)は真ん中
④ 煮物(副菜)は奥の左側
⑤ 刺身(主菜)は奥の右側
「一汁三菜」とはご飯と汁と3種類のおかずのことです。
お酒の席での配膳。
① |
グラスは手前の左側 |
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② |
汁物は手前の右側 |
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③ |
前菜は手前の真ん中 |
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④ |
煮物は2列目の左側 |
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⑤ |
刺身は2列目の中央 |
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⑥ |
焼き物は2列目の右側 |
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⑦ |
酢の物は最も奥の左側 |
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⑧ |
揚げ物は最も奥の中央 |
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⑨ |
蒸し物は最も奥の右側 |
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昨年の昨日のブログ
*簡単大根の佃煮
大根の収穫が始まり色々な料理を楽しんでいます。
① 大根2kgの皮をむき、厚さ3mm位で、いちょう切りにして、大匙2杯の塩を混ぜ一夜置く。500mℓの水が出る。
② 鍋に千切の生姜(大きめの2~3個)・酢1カップ・砂糖3~400g・梅干し3~4個・醤油2カップを入れ沸騰させる。
③ ①の大根の水を良く搾り②の出し汁に入れ、5~6分煮て、一旦大根を取り出し、煮汁を半分まで煮詰める。
④ ③の中に大根と冷凍山椒100gを入れ、混ぜて①~2分入れ止めて冷やす。
⑤ 冷えれば、煮汁を取り去り出来上がり。
*煮汁は再度使え、またはいわし・鯖の煮汁にも使える
*好みにより、鰹節・山椒・紫蘇の実・唐辛子も良い。
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