大橋むつおのブログ

思いつくままに、日々の思いを。出来た作品のテスト配信などをやっています。

高校ライトノベル・タキさんの押しつけ映画評12・アベンジャーズ

2016-08-19 06:02:44 | 映画評
タキさんの押しつけ映画評 
アベンジャーズ


この春(2016年5月)に逝ってしまった滝川浩一君を偲びつつ


 これは、悪友の映画評論家タキさんが個人的に仲間内に流している映画評ですが、視点と語りが面白く、もったいないので、本人の了承を得て転載したものです


 すみましねぇだ、おらぁアベンジャーズ みそこなってだよぉ。

 こんな東映マンガ祭り的ヒーロー大集合映画、古くは踊る狸御殿的スター総出演映画が面白ぇわきゃあねえ!って思っとりゃあしたわよ、はい~。

 いやぁ、面白かったでっせ。

 そらぁ、突っ込み所満載ですけど、ああた、そんな事一々言うとったらアメコミ映画なんざ観れまへん。てな訳で、メッチャ納得満足作品でありました。

 さすがの自他ともに認める漫画読みではありますが、アメコミまで網羅しちゃおりません。アメコミに詳しい知り合いに確認した所、アベンジャーズの初出は1963年だそうで、ちゅう事はもう50年になります。私ャ知りませんでしたが、アベンジャーズの最初の結成時には「シールド」は関係なかったようで、ちゅうかマーベルユニバースにシールドが登場するのは随分後に成ってからのようです。しかも、シールド長官のニック・フューリーは、始め白人キャラクターだったそうです(アッチョンブリケ!) も一つ言うと、今回の映画と同じメンバーの原作は無いようです。大変なんでしょうねぇ、ばらばらのヒーローストーリーを一つにして、矛盾の無いように再構成するのは結構高度なテクニックが必要だろうし、観客側にコンセンサスがないと理解し辛い。
 たとえ、これまでのキャラクター作品を全部見ていても、マーベルユニバースに通暁していないと理解不能な部分が幾つかあります。ましてや、ハルクなりキャプテン・アメリカなり、何か見ていない作品が有るとさらに辛くなります。 そんな時は、そう言うストーリーなんだと流してしまえば宜しい。なぁに、すぐに怒涛のアクションシーンが始まって、そんな事は気に成らなくなりますわい。とは言え、全面的に納得して見たい私としては不満なんですけど…取り敢えずこの件は忘れましょう。 こういう作品で気になるのは、数多くのヒーロー登場の中で、さあ誰が一番強いのか?という事ですが、まぁ それぞれが能力に一長一短があるので、一概には言えないのでありますが、なんと「ハルク最強!」っちゅう結論になるようです(ヒェ~!)

 所で、実はそんなこんな、ど~でもええんどす。ブラックウィドウ/スカーレット・ヨハンセンがメッチャ綺麗! もうこれだけでこの映画百点満点の三百点ですわい。「アイランド」の時から綺麗な娘だなと思っとりましたが、「アイアンマン2」で魅力爆発、今作では少しふっくらして…もう、抵抗不能!殊にあの唇たるや……いやいや、この辺にしときます。

 ラストに次回作(そら絶対おまっしゃろ)のボスキャラらしき怪人が登場、このキャラ、サノスと名乗るタイタン人(当然宇宙人)で、悪役キャラとしてはかなり人気があるようですが、アタシャ存じ上げません。またもやイライラさせられそうですが、きっとスカーレットが救ってくれるでありましょう。
 
 最後に、エンドクレジットに成っても絶対席を立ってはいけません!最後の最後に必見シーン有り、これを見逃すと本作を見に来た意味が半分吹っ飛びますぞ。
コメント
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