マラソン讃歌

ランニング日記を中心に様々な趣味活動を紹介します。

私の基礎疾患

2021年10月16日 | Weblog
私の基礎疾患                2001年10月15日 東京論評TMC

新型コロナ感染症による緊急事態宣言が先日やっと全面解除になりましたね。皆さんはこの1年半の期間をどのように暮らしておられましたか?
私は2つの基礎疾患を抱えているのでビクビクしながら毎日を過ごしてきました。でも、まだ第6波がやってくるかもしれませんので油断はしていません。
どうか、聞いてください、私の悩みを。
1つ目の基礎疾患ですが、その症状は2つあります。幻聴と脚の震えです。
皆さんは誰も訪ねてきていないのに玄関チャイムのなる音が聞こえたことはありませんか。あるいは人前で膝がガクガクして震えが止まらなくなったことはありませんか。私は年金が振り込まれる月の15日ごろになると「ピンポーン!」というチャイムの音が「ヒンコ~ン」(貧困)と聞こえてしまいます。そして、同時に膝が震えだし貧乏ゆすりが始まります。これは「金欠貧乏症」と呼ばれる慢性疾患です。病院に行っても直りません。でも特効薬ならあります。それは薬局では売っていませんが、街角やネットで容易に買うことができます。これ、「宝くじ」です。当たれば瞬時に病状が改善したあっという間に完治します。唯一最大の欠点はコロナに感染するよりも宝くじに当たる確率の方がはるかに低いということです。一枚わずか300円と安いので買いすぎには注意しましょう。
もう一つの基礎疾患は、とてもしつこくて厄介な病気なんです。私の場合は52歳で感染し、だんだん病状が悪化しています。その主な症状は3つあります。
まず、空腹感。いつもおなかがすいています。毎日3食のご飯は大盛。10時と3時にはおやつ。時には夜食。それでもご覧のようにやせ細って一向に体重が増えません。ダイエットで苦労されている皆さんには大変申し訳なく思っています。
次に、挫折感。何をやってもうまくいかない状態がもう何年も続いています。マラソン大会では目標とするタイムや順位に届きません。トーストマスターズではめったにベスト賞が取れません。向上心がズタズタに切り裂かれています。「ベスト論評賞」のようなカンフル注射が必要な状況です。
最後に、罪悪感。うっかりエスカレーターやエレベーターに乗ってしまうと、なぜ階段を使わなかったのかと強い罪の意識にとらわれます。この程度のことでは刑務所に行くことはないのですが、歩けなくなると介護施設に送られるかもしれません。このような被害妄想に近い精神状態に陥っています。
もうお分かりでしょうか。病名は「マラソン中毒症」です。これは新型コロナの変異株である「コロブナ株」が原因ではないかと言われています。まだワクチンや治療薬が開発されていませんので、今できることはただ一つ。健康のため走りすぎに注意することです。
この2つの基礎疾患は、消毒やマスクをしていてもいつの間にか人から人へと感染します。ですから、特に若い世代の方々には私のような年金生活者やランナーのそばには近づかないようにしてください。但し、自然免疫ができるという利点はありますが…
以上、緊急事態宣言明けに皆さんが新生活を始めるにあたって何らかの参考になれば幸いです。トーストマスター!(改訂6版 1296文字)
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