八田来！！

　上映している映画館は、新宿伊勢丹の斜め前にあるので大勢の観客がつめかけるだろうと予想して早めに入場券を買いました。近くの「ねぎし」で夕食をとり、映画館にもどってみると、何だか閑散としていました。３００席あるうちの１割程度しか席が埋まっていませんでした。台湾ではあんなに有名な日本人なのに、日本では知らない人が多いことに改めて気づきました。
　日本人技師が苦労の末、１０年かけてダムを完成させ不毛の地を穀倉地帯にかえたという実話にもとづいた物語です。映画の中では、日本が台湾を植民地にしていた時代の様子が２人の少年を通じて感動的に描かれています。今でも歌われている台湾の懐メロ「雨夜花」なども流れます。いい映画だと思いました。
　題名は、「パッテンライ！！」（八田さんが来た）で、上映期間は、明後日までのようです。