マラソン讃歌

ランニング日記を中心に様々な趣味活動を紹介します。

ゴルフの効用

2009年12月18日 | トーストマスターズ
年末もこの時期になりますと、いろんな形で今年の10大ニュースというものが発表されますが、皆さんは今年のスポーツ界ではどんな出来事がいちばん印象に残っていますか。
サッカーファンのIさん、いかがでしょう。え、清水エスパルスですか。あ、伊達久美子のテニス界での活躍ですね。
でも、私は何といっても18歳のプロゴルファー石川遼クンの活躍を挙げたいと思います。(写真を見せる)ゴルフといえば遼クン、遼クンといえばゴルフというふうに、すばらしい活躍ぶりでした。そして先日ついに史上最年少で今年の賞金王に輝くという偉業も成し遂げました。
 実は、私も今の遼クンと同じ18歳の時にスポーツに目覚め、これまで40年間がんばってきましたが、彼のようにスポーツで名をなすことはできませんでした。そもそも初めからゴルフに取り組んだわけではなく、20代は空手道に熱中し、30代も後半になってやっとゴルフを始め、その後40代ではテニスに転向し、50代の今マラソンにはまっているという浮気者ですから、上手になるわけがありませんよね。
 いずれにせよ、私にもかつてゴルフに青春を捧げた者の一人としてゴルフについて少し話をさせてください。
私にとってゴルフの魅力は、何といってもそのプレーグランドにあります。ウサギ小屋に住んでいる私にはゴルフ場を囲む雄大な山々やきらきらと輝く紺碧の海を眺めながら、ふわふわとした芝生の絨毯の上を歩いて、旗の立っている目標地点に向かってボールを打つ爽快感は何ともいえません。(帽子をかぶり、ゴルフボールを使ってスウイング等の動作を入れる)
それだけではありません。ゴルフを通じて学んだことがたくさんあります。
一つ、エチケットを尊重しルールを守ることです。例えば、ゴルフ場内では必ず襟付きのシャツを着るという服装基準がありますし、プレー中は木の葉がボールの上に載ってもこれを取り除いてはいけない(ナプキンをボールに載せる)などという細かなルールがあります。そういうエチケットやルールに気を配る習慣が社会生活でも役立っています。
二つ、自分自身の性格を良い方向に変えていくことです。ゴルフというものは、不思議なもので、プレーをする人の性格がそのまま飛んだボールに表れます。私なんかはせっかちなので、やみくもに遠くに飛ばそうとしっかりと確認もせずにあわてて打ってしまいます。するとボールがあらぬ方向に飛んで行ってしまうわけですが、それを反省して、少しずつ直していきました。これには技術ではなくて、気持ち切り替えが大切になります。このようなことを繰り返して行くうちに、どのような状況になってもおちついていられるようになりました。
三つ、交際範囲が自然に広がるということです。初対面と話すのは話題選びに苦労しますよね。私の場合は目が合ったらすぐ「ゴルフをされますか」と話しかけ、イエスという答えが返ってきたらしめたものです。もう話題には苦労しません。ゴルフ場情報や、体験談、技術論まで話は尽きません。さらに、同じコースを回った人ならその攻略方法などで場が盛り上がります。ゴルフは普通3人か4人で競技をしますので、メンバーが足りないときには偉い人からも声がかかります。つきあいを商売にしている外交官や商社マンがゴルフをするのも納得がいきますよね。
最後に、トーストマスターズの皆さん、私の打った「メッセージ」というボールに対して(ボールをもう一つ取り出す)、ゴルファーのようにいつも暖かい励ましの論評をすることをお忘れなく。以上、へぼゴルファーの独り言でした。 
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