怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

他のやり方

2014年08月13日 | おいしいもの
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料理自慢のM子さんちで再びご馳走になった。私もよく作るピザ。
 
彼女のやり方は高温(250度)・短時間、オーブンの送風モードで焼き上げる。200度・30分、送風無しの私とは違う。それで大丈夫なのかと食べてみたら旨かった。
「野菜などの水分の多い材料はあらかじめ軽くフライパンで炒めて水分を少なくしておくのがコツよ」
ふむふむ。次回、私も自宅で真似てみよう。他人の家を訪問して彼らがどんな風に料理するのかを観察するのは、料理上手でも下手でも新しい発見があってとても楽しい。
 
それほど広くない庭なのだが、夏の間は外のテーブルで食事をするM子さん宅だ。ウチは庭で食事をしたことがないんだぞ、どうして??
りんごの生垣が素敵だった。近隣住民との目隠しには素晴らしいアイデア。難点はどうしてもりんごに触ってしまうことだ。M子さんは触れて欲しくないらしいんだ!
 
きゅうりの出盛り期だ。M子さんは10キロ買ってピクルスを三種類作っていた。
甘酸っぱいのと、塩とハーブで発酵させるもの。大きな鍋に入っていたのはまるで朝鮮漬けに似た味で非常に美味しかった。M子さんはポーランド生まれ育ちのポーランド人だ。
盛大に褒めたら一瓶もらってしまった。

うーん、嬉しいけれど、我家はにんにくの持ち込み禁止なんだ。どうしよう。
また寝室に保管する食料が増えてしまった。冷蔵庫に入れなくてもいいように開けるのは冬になってからにしようっと。それとも寝室に冷蔵庫を買うか??義母が大反対するだろうなぁ。

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きゅうりといえば、在独日本人仲間に佃煮・即席漬けレシピをもらっていたなぁ。まだ作っていない。
 ←クリックで拡大。
いただいた朝鮮漬けは一人ですぐに平らげてしまうだろうから、ご飯のお供をこのきゅうりの出盛り期に作っておくべきだろうな。ご飯に塩、の朝食や夕食は淋しすぎるぅ。


トラクターのオールドタイマー祭り

2014年08月12日 | 文化
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半世紀ほど前まで使われていた農業用トラクターを披露するお祭りがあった。
まずは、この村のメイン通りでパレード。
 
以下、クリックで拡大される。(詳しくわからないので説明つけようがないもんでぇ。お姉さんきれい、とかそんな程度だったらできるかな)
                     

パレードの後は、すでにほとんど収穫作業が済んだ麦畑に車両と人々が集合。みんな休暇旅行で誰もいないこの村かな、と思っていたらたくさんの人でにぎわった。
 
主催者側も見学者も民族衣装でやってくる。

麦の脱穀作業の実演。1950年代までこれが普通だったらしい。義母も子供の頃手伝ったとかで、私の隣で熱心に説明していた。今じゃあ、一人で大きなトラクターを操作して刈り取りから脱穀まであっという間にしてしまう。
 
 
バタバタとエンジン音がうるさい動力源を見に行くと・・・真っ赤なポルシェ

お次はこの日のために取っておいたと思われる麦で刈り取り作業の実演。

木製の羽根みたいなのが貧弱に見える。ぞろぞろ後を付いて歩く人々。

刈り取った後がなんだか田んぼのそれと似ているようで(私は稲作の実際をほとんど見たことがない)感慨深くなってしまった。
これらの古いトラクターは個人所有物だ。10年に一度のこのお祭りのために、実際の仕事には使わないのに手入れを怠らないのだろう。保管場所、手に入りにくい部品の調達などにかかる費用はどれくらいなのだろうか。こういったところに余裕のある先進国の態度を発見できる。(ドイツ生活は普段貧乏臭いとばかり感じるんだ!)

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ところで、この藁、欲しいなぁと思ってしまった。ウチでときどき藁人形を作りたくなることがあるからさ。
義父はこの日、えらいご機嫌だった。拡声器を持って作業の解説をしてくれる男性は方言丸出して、私にはほとんどわからなかったが、義父は私にわかるように丁寧に説明してくれた。
ふむ、普段は「バイエルン語はわからない」って言っているのは卑下かしら、とちょっと尊敬。
そういうわけで、藁を持ち帰ることはとりあえずしなかった私。









タイからの到来物

2014年08月11日 | ドイツ生活の外国
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タイ在住の日本人ケイさんからの贈り物。
タイ食品。
こうした外国のインスタント食品は以前から興味があって、旅行先で自分の土産にしたものだ。
近所のアジア食材店でも簡単に手に入るのだが、なぜだかタイ料理はハードルが高く感じるので買うことはなかった。まずは贈り物で試してみる、というのはいい方法だ。

封筒はこちらの税関で開封されていた。緑色のテープがその痕跡。
何も不都合なものはなかったようで、全部無事に到着している。

驚いたことに、すべての品に英語(一品は日本語まで)の説明が記されている。私のためにそういう品を選んだのかとケイさんに尋ねると、クノールや味の素などタイに進出している外国メーカーのものは英語解説があるのだとか。
タイは旅行先、長期滞在先としても外国人に人気の国であること、タイ語の読み書きの習得には困難が伴うことなどでこうした英文が付けられるようになったのでは、と予想している私。
ドイツも日本も、一部の商品を除き、それぞれの公用語でしか書かれてていないのとは違う発想の国だな。

まずは、レトルトのグリーンカレーに挑戦。袋から出して鍋に入れて暖めた。
日本以外のカレーはとろみがないのが特徴。私にはちょいと辛かったけれど、おいしかった。

先月、訪問先でバスマティ米がおいしかったので、自分でも買ってみた。右は普段食べているジャポニカ米(イタリア産)左はインド産と思われるバスマティ米。
案の定、バスマティ米とグリーンカレーはぴったりだった。
 
調子に乗った私はアジア食材店でジャスミン米を買った。タイ産の、いわゆるタイ米。
マレーシアで食されている米のほとんどがタイ産の製品で、通っていた私にはすでに馴染みのあるものなのだが、バスマティ米と比較してみたかったのだ。
そんなこんなでしばらくインディカ米二種を交互に食べていたら、なんだか普段食べている粘着力のある米より食べやすく感じるようになってしまったぞ。軽い食感で、いくらでもおなかに入っていくんだ。
うーん、だんだん日本人離れしていく??
ここドイツでも米料理といえばパラパラに炊いたインディカ米が好まれるようなので、ドイツに馴染んできた、と自慢してもいいかな。(いや、馴染んじゃあいないぞっ)
ちなみに写真で紹介した品の値段はバスマティ米1.39ユーロ、ジャスミン米2.79ユーロ、ジャポニカ米1ユーロ(それぞれ1キログラム当たり)だ。
インディカ米は安い(少なくとも私は長いことそう思っていた)というイメージを覆すここの実態に驚いている。日本では外国米に高い関税をかけるのでタイ米は日本米より高くなっているらしいし。


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義父は私が米を好んで食べるのを気に入らないらしく、ときどき嫌味を言う。
「お前が米を食べるとインドが飢える」
私が普段好んで食べるのはイタリア産の日本米に近い品種だ。これをイタリアがインドに輸出しているとはとても思えない。「インド人はこんな米を食べないのではないんですか」と若い頃インド船籍で勤務してインド料理通を自慢している義父に尋ねてみたいものだが、こちらもただの嫌味で返すのは同居家賃としては相応しくない。
今後、私がインドかその周辺国で生産されているバスマティ米を食べているときに同じように嫌味を言われたら、本当にインドを飢えさせてしまうと心配になってしまい、食べられなくなるかもしれない・・・ううう・・・
やはり、バスマティ米を食べるのは遠慮しようか・・・どこのスーパーも普通に売っているのにねぇ。同居は食べたいものも遠慮しなくてはならない















ハーフな私の100のモンダイ

2014年08月10日 | 日本
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正確にはこの本のタイトルは「ニッポン在住ハーフな私の切実で笑える100のモンダイ」だ。

著者(原作者)のサンドラ・ヘフェリンさんからの贈り物。発送から一ヶ月以上も届かず、お互い心配だったこの本が無事でほっと一安心。
お礼には売り上げ貢献が一番、と思い、ここで宣伝することにした。

私にとって、日本在住のハーフな人々はすでに遠い存在なので、この本が気に入るかどうか疑問だった。
しかし「切実で笑える」とタイトルにもあるとおり、これは日本の人たちがこれからもっと増えるであろう人種の違う人たちとの付き合い方を考えるのに打って付けの内容だ。
 
昔、結婚するときは遠くの人とするほうがいいと言われたことがあった。近い遺伝子の間にできる子孫より、遠いそれとの子の方が優秀であることが多いという例を知っている人の発言だったのだろう。
そういうわけで、美形・バイリンガル・華やか、ってなるのはあながち外れてはいないのだろうけれど、何を持って美形と認識されるのかとか、バイリンガルにするための環境、華やかさを身につけられるかどうかの才能はそれぞれ違うので「妄想です!」と叫んでも許される。
裏面帯の「パパと食事で国際不倫」ってのは爆笑だっ。義父と二人で歩いていると不倫じゃあなくて歳の離れた夫婦と見られるのだから、不倫とされたほうがまともな感覚かもしれないぞっ

サンドラさんはの容貌はかなり欧州人に近いらしい。(まだ実際にお会いしたことはないが写真はかなり公開されているので)私の実家生活で何人か欧州人との間の子供たちと交流があったが、やはり、それぞれ苦労があったのはちょっとした会話の端々で知ることができたものだ。
英国人パパの彼女。「わたし、見た目、こんなでしょう?」と言われたときには何て返したらいいかわからなかった。
実家付近の五人きょうだいはスイス人の母さんで、長男だったか次男だったかがまるで欧州人なのだけれどその発するオーラが夫のそれと全く違うので違和感があったのを思い出す。(生粋欧州人と日本で育った欧州人はかなり雰囲気が違う)
そうした人々がこの本ではもっと登場している。
彼らを理解してもらうためにも、この本の普及は大切だ。

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定価950円プラス消費税。


私のお気に入りの部分は74ページからの「校則違反は誰のせい?」。
いまだに日本の学校では髪は直毛で真っ黒でなければならないと定義しているのだろうか?
これから大量に移民労働力に頼ろうとしているのに、大丈夫かい、と心配になる。 髪の色形どころかいつでも頭巾を被らなくてはならない人たちがどこかの国のように「頭巾は止めてくれ」と言われて国際ニュースになるのが目に見えてくるようだ。
いや、きっとこの本の「シルビーさんのお母さん」のように「誰も守らないコーソク意味ないデス コーソク死んでマス」などと一喝して無事に収まるのかな。今後の日本の行方に期待しよう~

すでに多民族国家化では日本の数倍先を行っているドイツ。
こちらに来て一年目に知らない人から道を聞かれていた私。どう見ても外国人の私に道を尋ねる感覚のドイツ人がぞろぞろいるのだぞ。
日本のハーフの人たちが日本の人たちに普通に道を尋ねられるようになったら、この本はすでに必要とされないのかもしれない。

そういうわけで、ハーフの人たちに興味がなくても絶対楽しめるこの一冊。
買ってくださいね。



動物特集

2014年08月09日 | 動物
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コメントをくださるどなたかが「動物が出てくるのが楽しみ」と記していたので、最近撮影した動物たちを載せてみようと・・・

ウサギジャンプ大会の看板。開催される日はなぜか忙しく、行くことができなかった。
残念・・・二年前の記事をリンクさせておこう。ウサギジャンプ大会

街中を歩いていたときに出会った猫。人が大好きなようで、通りがかる人々すべてに愛想を振りまいている。
 
おめめぱっちり、じゃあないところも愛想のよさでかわいらしくみえる?!
 

 

こちらは今朝遊びに来たポルディ君。彼とはすでに7年近い付き合いだ。6年前に記事にしている。18年間生きた犬(2008年8月7日記事)
 

 
目の上の毛が、ヒトのお爺さんの眉毛っぽくなっちゃって!いまだに元気だ。飛びついてくることはなくなったが、私と遊びたくてうろうろするので撮影が難しかった。

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ポルディとそのお母さん(飼い主)は手作りケーキを持ってきてくれたんだ。

ウチにはない小さいケーキ型で作られたチーズケーキ。

義母が四つに切ってその一切れを皿に盛ろうとしたところをあわてて私が「その半分にしてくれ~」と叫んだ。
うっほー、久しぶりの日本サイズ!
義父まで「この大きさのケーキ型を買わなくっちゃ」と言っていた。
大きく作りたいのは義母だけか、あはははは~



何でも言ってくれ~

2014年08月08日 | 義母
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これはこちらで買った男性用の帽子。女性用のは私の頭に入らないんだ・・・でかい頭の東洋人、りす。

さて、この帽子を被って出かけようとすると、いつものように義母がどこからともなくやってきた。
一秒の数分の一くらいで私の全身を観察し、次のように問い詰めた。
義母「なんで帽子なんか被る?」
りす「日焼けを避けるためです」
義母「せめて車の中では脱いでおきなさいっ」

義母「それから、どうして長袖のブラウスなんか着るのっ」
りす「日焼けを避けるためです」(はぁ・・・、と秘かにため息)
義母「・・・・・・」(ここまで日焼けを避けたい東洋人の心情が理解できない)

義母「なんでそんなにエレガントなスラックスを穿くんだ?」
りす「へっ?」(もう、あきれて答えようがない)
義母「そういうのはパーティのときだけにしなさいっ」

次は靴について言うか、と構えていたが、それについては何も言わなかった。
毎回ではないが、外出前の玄関先でこうしたやり取りを交わすことが多い。慣れたが、この日のように上から下まで全部いちゃもんつけるのはまれなので、不機嫌になるのを通り越し、愉快な気分になってしまった。

はいはい、こうしていつまでも元気でいてください、って敬老の精神を発揮させる私さ。

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そのエレガントすぎるパンツは2005年にユニクロで買った品。日本だったら、流行遅れでぜんぜんエレガントじゃあない品。ここは常に新しい服を買わなくて大丈夫な環境であることにも感謝




アプフェルシュトゥルーデル昼食

2014年08月07日 | 頑張って食べる
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りんごの収穫までまだしばらく期間があるのだが、熟する前に落ちてしまう果実は捨てないで料理される。
先日はアプフェルシュトゥルーデルの昼食だった。我家でおなじみ、菓子が食事。
 
小麦粉の生地をできるだけ薄く伸ばす。

 
チーズ・卵・砂糖を混ぜたものを塗り、その上に刻んでシナモンを混ぜたりんごを載せる。

 
あ、義母がいろいろ指示したことをやっていたら、巻くところを撮影し逃した。

 
二本目。りんごが少なくなったのでチーズソースをたっぷり載せた。下に敷いてある布巾を巻き簾のように使う。
 
両端を内側に巻き込むのが寿司との違い・・・って、違うか、あはは~

 
約45分焼く。ウチでは熱いところを、ホイップクリームもバニラソースもアイスクリームもなーんにも添えずにこれだけで食べる。

私の分の一切れ。これだけでおなかいっぱい。おなかいっぱいなのだけれど、甘いものを昼食にすると満腹感が無いんだ。
後でこっそりと炊飯器から内釜ごと取り出し、りす部屋に持って行く。内釜抱えて塩振りながら食べる夏場の冷たいご飯がアプフェルシュトゥルーデル昼食のときのデザートさ、おいしいぞ





三度目の正直

2014年08月06日 | いろいろ
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ドイツ系ブラジル人が焼いたポンデケージョがおいしかったので、真似してやってみた。

↑は一度目。球状に形作ったのにこんな風になってしまってがっかりした。
それでも夫は「おいしい」と言って食べてくれた。たぶん、本当においしかったのだろう。
ブラジル人の彼女に報告したら、自分のレシピを送ってくれた。
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「よく捏ねるのが大事」と言っていた言葉を信じてもう一度焼いてみた。

ぎゃー。さらにひどい仕上がりになった。
夫に尋ねると「よん」と言った。学校の六段階評価の最低から三番目だ。(1、が一番良い)「4」だなんて、いままで私の料理をそんなに低く言った事が無い彼だ。よっぽど不味かったに違いない。
義母もこっそり試したようで「おなかの具合が悪くなるから捨てましょう」と言っていた。
うーん。

もう一度だけ挑戦しよう、ポンデケージョ。もう一度、タピオカ粉を買ってこなくっちゃ。



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義父のお気に入り献立

2014年08月05日 | 不味いもの
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義母が日中に一人で外出しているときに義父が好む献立。
どこかのサイトでチラッと見たのだが、ポーランドで好んで食べられているものらしい。
 
きゅうり、たまねぎ、トマト、ネギなどを適量薄く切る。塩・胡椒を振る。

そこにバターミルクを注いでできあがり。

茹でたじゃがいもを添えて食べる。
バターミルクは義母に言わせると「牛乳のカス」だとかで、嫌っているらしい。私の記憶ではバターミルクって、スカーレットが夏に日焼けしてできてしまった背中のそばかすを消すためにマミーが冬の間塗って消したもの、という記憶があるのだがどうだったかな?「風とともに去りぬ」は手元に無いので確認しようが無い。
日本の日本人には馴染みの薄いこの食品だ。義父に少し分けてもらうと酸っぱい。ふむ。
野菜よりドレッシングが多すぎるサラダ、ってところかな。

「昔のポーランドの農家ではじゃがいもを手づかみで食べたんだ。今じゃあすっかり手づかみは無作法ってことになっちゃたのさ」
と毎回のように説明してくれるが、おにぎりや寿司を手づかみして食べる日本の日本人から言わせればじゃがいもの手づかみくらいどうって言うことないと思うのだけれど・・・って言ってみたいのだが、義父の話は黙って聴いてやるのがウチの家族のあしらいの基本。

義母はこのサラダが大嫌いなので、全く口にしてみたことが無いのだそう。
だから、いないときの献立なんだろうな。
あ、私は、野菜炒めと米飯を食べた。おいしかった~








発音矯正

2014年08月04日 | ドイツ生活の外国
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友人の子供が「ロゴペディー」(Logopädie)に通っていて、一緒に来るのを勧めてくれた。もちろん、喜んでついていった。このロゴペディーに相当する日本語がなかなか見つからなくて(辞書にはあるのだけれどぱっとしない)ネットで検索して「発音矯正」という最も近い単語を見つけた。
私の耳にはこの子の発音に不明瞭なところは無いのだけれど(むしろ多くのタイ人に発音矯正に行って欲しい、とか思ってしまう)なにしろ、私にはドイツ語は外国語だ。きっと細かい点で発音できないのだろう。
 
早めに行って、公園でもう一度練習。ストローで紙を吸い上げる課題は宿題だったらしい。
お母さんの見本。
A君、何度もやるのだけれど上手く行かない。おいっ、ストローでジュースは飲めるのに、どうして??

さて、本番会場。お姉さん言語矯正士だ。スカートがかなり短いのも魅力。五歳児にはまだ関係ないか!
 
普段は五分もじっと座っていることができないA君なのに、なんと45分も椅子におとなしく座り続けていたのが私には驚異だった。
友人が言うにはやっていることが面白いからだそうだが、この言語矯正士の魅力も五歳児をコントロールしているものと思われた。
ピアノやバイオリンなどの子供の指導も魅力的な指導者かどうかにかかってくるものだろうな、この子はとても楽器など無理、と思ったけれど、彼女に任せたら大丈夫かも、と考え込んだ私。(実際は親の家庭での指導力も大きいのだけれど)
 
おそらく、Lの指導だろう。麵棒で舌の動きを指示している様子。最後に宿題のストロー作業があった。
結局、できなかったA君。ま、いいんじゃあないかい、まだ五歳、来月にはできるかもよ~





座席に荷物は当然

2014年08月03日 | ひとびと
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電車やバスの座席に手荷物を置くのは普通だ。混雑していてもこれをやる。もしかしたら私の住んでいる周辺だけの悪習なのかと思っていたら、北部ドイツに住むブログ仲間の彼女の記事にもなっていたので、ドイツ全土で見られるものと予想できる。はいでぃさんの6月の記事、座席荷物写真は上から二番目。

私がバスの中で撮影したもの。ひどく混雑はしていないが、何人かは立っていた。
この茶色いバッグの彼女が下車したら、ずっと立っていた同じくらいの年代の女の子がやってきて座った。
観察していると「好きで立っている人もいるのだから、自分のかばんを席においてよろしい」という考え方からの行動という印象を受ける。
座りたい人はちゃんと荷物の主に声をかけるもの。「ここ、空いていますか?」
ここでは自分の要求をきちんと相手に伝えなければ自分の思うとおりにならないのだ。様子を伺って「あの人は座りたがっている」と思ってくれる人は少ない。生活の多くの面でそういった部分があり、ちゃんと自己主張しなければならないのは日本の行動様式を身に付けている日本人には辛いものがあると思う。
座りたいという意思を伝えると、ほとんどの場合快く荷物をどけてくれる。(私の体験の範囲内だが)
こちらの人たちは日本の日本人ほど丁寧じゃあないから、すでに彼女のでかいお尻でそのかばんをずらしながら尋ねているおばさんもたくさん居るぞ。

私も立派にこちらに馴染んで、基本、荷物は座席に座らせている。たくさん買い物したドラッグストアの紙袋は私の
「座りたいんですけれど」と声をかけられ、荷物をどけながら「どうぞ」と譲ると笑顔で「ありがとう」と言われる。
見知らぬ人たちとのやりとりは実家付近の生活よりずっと多いと感じるここだ。帰省すると店員以外の他人とは全く会話をしないことに気づかされる日本(あるいは首都圏?)。


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高齢者がやってくると、黙って席を譲り、譲られた彼らも当然のごとくそこに座る。
日本ではありえないこのシーンは結構好きだ。
バスの運転は結構荒いから、足腰の弱った高齢者には本当に危険なんだ。
発進時の衝撃で転んだおばあさんに、運転手は「どうしましたか?」(直訳)と尋ねていたのでたまげたことがある。
年取ったら日本に住みたい、と思わざるを得ない経験・・・
バスの中でのひどい体験はいろいろあるけれど、テーマが外れるのでここまで


日本語で話したい人々

2014年08月02日 | ドイツ生活の外国
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短期で日本語を教えたI君はウクライナ人。
 
難しい問題を抱えているウクライナの状況とは裏腹に、彼は明るくておしゃべり好きだ。
英語もドイツ語も怪しいので、私たちの共通の言語は日本語だ。学習を始めてから半年ばかりだそう。
まだまだとんちんかんなやり取りで大変だった。
「日本のY美さんと友だちです」
すでにウクライナ美人のガールフレンドがいるので、ただの語学交流友達かな。
「Y美さんは男ができるかわかりません」
はいっ??何が言いたいのかな?「わかりません、もう一度言ってください」と尋ねても・・・
「Y美さんは男ができるかわかりません」
と同じことを繰り返した。想像力をフルに利用して彼の言いたいことを考えるのだがどうにもこうにもこうなっちゃう・・・
彼らはスカイプか何かで話していて、I君は彼女の容貌があまり芳しくないとみたので、彼女に彼氏ができる可能性は無いと。
だが、話の成り行き上、そんなことを唐突に言うわけない。我慢していたのだが、ついつい大爆笑してしまった。
「お、男ができるかわからないって・・・ぶぁっはっはっは~!」
なんだかわけのわからない様子のI君も大笑い。
つたない日本語と英単語の羅列で行き着いた答えは「Y美さんが結婚しているかどうかわからない」だった。

初級日本語学習者のつっかえつっかえの発話を聞き取って相手をするのはかなり脳が疲れる。
まるで意味がわからなくても「全然だめっ、もっと勉強してから話せ」と言う訳にも行かないので、なんとか理解しようと頑張るから、脳のカロリー消費量は半端じゃあない。優秀な日本語指導者は上手に相手をするのだろうな。
世界の日本語教師の皆さん、ご苦労様~


I君の写真掲載は承諾済み。キエフで彼を見かけたら日本語で話しかけてやってください。





危うく壊すところだった

2014年08月01日 | 家屋
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親族の家を訪問したら誰もいなかった。

崩壊しつつある壁から覗く赤いレンガを何気なく触ったら、ぼろぼろと崩れてきた。
あれっ、面白い~、とか思いながらどんどん掘っていたら・・・

後ろから声をかけられたぁっ、きゃー。
危うく、家を壊しちゃうところだった、うほほほー。居るなら早く出てきてくれよっ。
この家屋は築100年くらいかも。裏にはもう一軒ぼろぼろのがあって、それも撮影したかったのだけれど、今回は断念。

これは別のところの工事中写真。こちらの家屋はレンガを積み上げるのが基本の様子。
以前、建築中の家を撮影し続けて完成までの過程をブログ記事にしようと思ったのだけれど、定期的にその現場に行くのが億劫になって止めてしまった思い出がある。
別の機会を見つけたら、必ず、最後まで撮り続けよう、と決心した。