怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

生活レベルは落とすことができる

2014年08月14日 | 何カテゴリーにしようかぁ
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この家に住み始めた一年目の愚痴の一つがこれだった。「まともな食器が欲しい」(2008年10月31日)
あれからだいぶ年月が過ぎたが、ウチの食器の状況は変わらない。相変わらず普段使いの皿やカップはヒビと欠けとシミだらけだ。変わったのはわ・た・し

現在愛用しているマグカップだ。もう、光らせちゃったりして、惚れてんの(誇張しすぎっ)

以前は気になって仕方がなかったヒビだが、使っているうちにどうでもよくなって来るんだ。
普段使いのほとんどの食器がこんな状態で5,6年過ごすと、誰でもこんな感覚になるのかもしれない。
以前の記事には「貧乏臭いことこの上ない」とかわざわざ文字を大きく赤くしているぞ。
今はぜんぜん貧乏臭く思わないんだ。ふ・し・ぎぃ

昔愛読していた邱永漢の著書の一文に「豊かになった台湾人が中国に住んで生活レベルを落とすのは難しい」と書かれてあったのを覚えている。その部分に深く共感したものだ。まだまだ使える物資を廃棄して新しいものを買うこの自分の生活は変えられないだろうなって・・・しかし、今じゃあ、あの「お金の神様」と呼ばれた彼に反論することができるぞ。うーん、すでにお亡くなりになっていて残念。いや、しかし、彼は欧州の質素な生活を知っている様子だったしね、やはり釈迦に説法だったかも。


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これらのひび割れた食器で事故が起こったことは無い。無意識に警戒して使っているせいなのか。それともこれくらいのヒビは普通の使用状態ではまったく差し障り無いのがここでは常識なのかもしれない。
日本だったら、確実にゴミ、だよなぁ。