怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

朝食会が存在する理由

2018年09月27日 | 健康
先週いただいたコメントにここでの「朝食会」について質問があった。
そういえば、日本の集まりで朝食を一緒に摂るというものはほとんど無かった。
こちらに来て「ここではだんなや子供を家から送り出してから主婦たちが集まる習慣がある」という話を聞いた。
過去記事を検索するとこんなのがあった。「朝食パーティー」この記事はポーランド人女性の集まりだった。2014年当時、みなほぼ専業主婦のような生活をしていたものだ。今では彼女らのほとんどが忙しく働いている。
そういうわけで、彼女らが再び朝食会をするのは退職後になるだろう。そのうちの一人は難民の子供たちにドイツ語を公立学校でしている。仕事の合間に私とときどき逢っている。

インゴルシュタット市が外国人女性のために朝食会を開催することも多い。
2011年2月に初めて朝食会に出席しているのを記録している。

義母が朝食会に行くと言う話は全く聞いた事がない。
もしかしたら、街に住む女性たちの習慣なのかもしれない。田舎は昔から農作業、家畜がいればその世話などで集まって食事するなどできなかったのか?子供だった義母も学校に行く前にさまざまな仕事を言いつけられていてそれを片付けなければならなかった悲しい思い出があるそう。当然その母親も朝食会に行くなどという余裕は無かっただろう。

現在は、家庭労働でなく現金収入を得るため外で働いている女性ばかりなので、朝食会には高齢者と外国人女性ばかりが来る。
下の画像の一番上が朝食会の案内だ。タイトルが「国際女性朝食会」だ。

開催時間も9時から13時まで、朝食を摂る目的でないのは明らかだ。

不思議なのは、先週のトルコ人宅での朝食だ。
在独2年弱の彼女がすでにここの昔の習慣を知っていたのか。トルコでもあったのか?彼女自身はフルタイム勤務の教員だったので、そういう生活には無縁だったはずだ。

そういうわけで、私には朝食会についてよく知らない。いや、何度も出席しているけれど、どうしてそういった集まりがあるのかよくわからない。

つい先日まで青々としていた木々の葉が、いきなり茶色くなて落葉するドイツ。

季節がだんだん変わるのではなく、いきなり「はい、今日から秋です」という変化の仕方をするのは味気ない。