怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ドイツで牛肉を食べるのは難しいのか。

2018年09月04日 | 動物
夫のギムナジウム時代からの友人夫婦に招かれた。
彼らとは2002年に逢ったのが最後で、私が2008年からこちらに住んでからも疎遠だった。
あれからどうしているだろう、まだあの二人は一緒なのだろうか、と私はときどき思い出していた。
夫が再び同級生のA雄さんと頻繁に連絡するようになり、今回のお招きとなった。

A雄さんの前職と夫の前職は同じで、どちらもその関係で日本に滞在したことがある。
その後転職した二人の職業はこれまた一緒だ。ただし、A雄さんは上手く行っていて、自宅を購入、子供二人。
夫はいまだに苦戦していて親宅に妻とともに寄生生活。
経済状況に関する大きな違いはA雄さんの妻J子さんだ。彼女は自身の診療所を持っている、日本で言えば内科医だ。
日本の開業医・勤務医ほど稼げないらしいが(日独で医師事情をよく知っている在独日本人仲間A子さんからの情報)夫婦で稼いでいれば家や子供を持つことは可能だろう。

A雄さんもJ子さんも十数年の歳月なりにきちんと年をとっていた。
可愛らしい感じだったJ子さんも立派なドイツ人おばさんだが、黒いふちのめがねでおっとりと語る口調はお医者様だ。なぜにその魅力のない黒縁めがねを使うのだろうと思った。医師である自信がそうさせているのか?見かけより能力が重要、って。

事前に食事の内容の希望を尋ねられていたので、遠慮なく牛肉をお願いした。
ドイツは豚肉がおいしい国だ。義母ができる牛肉料理はごくわずかだ。
バーベキューパーティとして招いてもらっていたので、フライパンではなく、炭火で焼かれるものと期待できたし。
その期待通り、とてもおいしい牛肉ステーキをいただくことができた。

さて、この家の飼い犬はエロという品種の大型犬だ。
A雄さんが出してきた犬のアルバム。

名前はカユ君。フランス語から来ている名前だとか。彼らが呼ぶのを聞いているとまるで日本語名のようにも聴こえる。
このエロという犬種を検索すると、エロ動画の案内がたくさん出てきて困った。
日本ではあまり知られていないのだろう。
番犬に相応しいとかで、到着した私たちに向かって数十分吼え続けていたのは参った。
外に車や人が通ると、その気配だけで吼えていた。番犬として優秀、というより単なるバカ犬、と思ってしまった私。
次第に私たち夫婦に馴染んでくると、無駄吠えを止めてくれた。

これをきっかけに、再びA雄J子夫妻と定期的に会う様になるかな?
三人とも忙しい仕事だから、難しいかな。