怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

大聖堂の鐘の音を鐘のすぐ上から録画できた体験、見えればもっと良かったのだけれど。

2018年09月12日 | 文化
毎年9月上旬の日曜日のインゴルシュタット市文化催し物の一つ。「記念建築物見学日」
私流に解説すると、古い建築物・改築中の古い建物・調査中の建築物見学会。
整った街並みや建築物内部は簡単に見学できるが、ボロボロだったり工事中のそれは難しいので私は張り切って出かける。
   
個々の解説は面倒なので省略。
   
旧市街のほとんどの建物は勝手な改修が禁じられているそうな。老朽化で修繕が必要な場合は普通より金がかかるのだろうな。
あるひとつの建物は何年も前から公開していて、毎年見るのだがその工事進行振りが極めて遅い。
改修が終わると、大抵それは一般住居になる。田舎の家屋と比較すると一つ一つの部屋がとても狭いことが多い。はちゃめちゃに広いのもあるけれど、高いだろうな。
  
持参した昼食を通りのベンチで食べる。
水とハム・チーズ・卵のサンドイッチ。

大聖堂の塔を徒歩で5分ほどかけて登った上部からの撮影。
  
午後1時を知らせる鐘は、この床下にある。

発掘調査中の地下の様子。
  
その他、普段有料の博物館・美術館が無料公開されている。
一人で一日これらを楽しんで帰った。

家に戻ると、義母が尋ねた。
「何を食べますか?」
週末の昼食は夫好みの甘い物が多い。何が残っているのか恐ろしい。
「アップルパイとケーキがありますよ」
やっぱり・・・

アップルパイ(アプフェルシュトゥルーデル)は昼食、最近毎日のように焼いているプラムケーキは午後のおやつ用だ。

甘いものばかりでちょいとカチンと来た私。
「私は何か塩の味のものを食べたいんですっ」
と、いつになく声を荒げて言ってしまった。ごめんよ、お義母さ~ん・・・

ご飯を炊いて、バターを載せ、醤油をかけて混ぜて食べた。
徹底的に野菜不足だよな。
これで具合が悪くならないほうがおかしいぞ。
ああ、自己責任の健康不良。