怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

来客で夫の別な一面をみた

2018年09月09日 | 交友関係
義両親の友人B子さんがウチに数泊して帰る朝。

推定年齢後期高齢者のB子さんは一人でブレーメンで生活している。
ブレーメンはウチから近くない。片道7時間を一人で運転してくるB子さん。
食べる量も多いが、体力もあるドイツ人を証明している。車の運転は体力だけでなくさまざまな能力が必要とされているだろう。
免許証返還が高齢者に勧められる日本の様子と比較すると、雲泥の差に思える。
義両親たちは高速道路まで先導して案内する、とB子さんを説得していた。
GPSを持っている人にどうしてそんなことを言うのか不思議でたまらない。単に、義両親たちは案内したくてたまらないのだろう。夫も私も黙っていた。

喫煙者のB子さんのために用意されてあった灰皿。
ウチは誰も吸わないので、義母は灰皿代わりになるものを必死で探していた。

夫がB子さんの見送りや写真撮影に協力していたのをみて驚いた。

普段夫は義両親の来客、私の知人・友人たちにはあまり接することを好まない。
階下に来客があると、一階と二階をしょっちゅう行き来している私に「お客さんはもう帰りましたか」と私に確認して、いないところをやってくるという無作法までやってのける夫だ。
そういう彼なのに、B子さんとは記念撮影や見送りまでしっかりやっていた。
夫とその両親、彼らの人間関係など私の知らない彼らの人生の歴史で私が入れ込めない部分があるものだ、と感じてしまった。