2年生 国語科 「山(はらくにこ)」授業案
山
はら くにこ
うれしいときは
山をみる
どっしり すわった
山をみる
”しっかりやれよ”と
いうように
山はだまって
ぼくをみる
かなしいときも
山をみる
どっしり すわった
山をみる
”だいじょうぶだよ”と
いうように
山はだまって
ぼくをみる
1 音読する
〇先生に続いて読みます。(追い読みをさせる)
〇立って、前を向いて1回、後ろを向いて1回読みます。
読み終わった人は、座って黙読します。
2 視写する
〇題と作者をノートに書きます。
〇本文は、行と行の間は1行あけます。
連の間は2行をあけます。
書けた人は、黙読します。
3 文章で言う段落にあたることを詩では連と言います。
この詩は何連からできていますか。
・2連
4 話者(物語を語っているいる人)は誰ですか。
・ぼく
5 この詩で使われているレトリック(文章のおしゃれ)は何ですか。
・リフレイン ※やまをみる ※山はだまって ぼくをみる
・擬人法 ※山を人のように書いている(山はだまって ぼくをみる)
6 山はぼくになんと言っていますか。
・「しっかりやれよ」
・「だいじょうぶだよ」
◎何も言っていない。
「~というように」と書かれていて、それは実際に言っているのではなく、ぼくが想像していているこ
とだから。
7 では、「しっかりやれよ」「だいじょうぶだよ」と言っているのは誰ですか。
・ぼくの中にいるもう一人の「ぼく」が言っている。
・話者が言っている
8 第1連では、「うれしいときは」→「しっかりやれよ」、
第2連では、「かなしいときも」→「だいじょうぶだよ」
と言っています。
おかしいと思うところはありませんか。
・かなしいときに「だいじょうぶだよ」は、いいけど、「うれしいときは」に「しっかりやれよ」と言うのはおか
しい。
・うれしいときは、ふつう「よかったね」とか「がんばったね」とか言う。
9 なぜ「うれしいとき」に「しっかりやれよ」と言っていると思いますか。
その理由は何だと思いますか。
・うれしいときは油断しやすいから。
・もっと上を目指して、自分を成長させてほしいと思っているから。
・まだまだ満足しているときではないと戒めているから。
10 この詩の中で対比(比べているもの)は何ですか。
どのように比べていますか。
・ ぼく ⇔ 山
動く 動かない
姿が変化する 姿は変わらない
見ていないときもある いつも見ている
感情が揺れ動く 感情の大きな変化がない
11 ぼくにとって「山」はどんな存在ですか。
・いつも励ましてくれるもの
・心の支え
・頼りにしているもの
・どんなときにも味方になってくれるもの
12 この詩で一番言いたい大切なことは何だと思いますか。
感想を書きましょう。
・人間が成長して行くには、変化しない心の支えが必要。
・人は迷うと変わらない物は何かと考える。
・自然は人の心を癒やしてくれる。
saitani
山
はら くにこ
うれしいときは
山をみる
どっしり すわった
山をみる
”しっかりやれよ”と
いうように
山はだまって
ぼくをみる
かなしいときも
山をみる
どっしり すわった
山をみる
”だいじょうぶだよ”と
いうように
山はだまって
ぼくをみる
1 音読する
〇先生に続いて読みます。(追い読みをさせる)
〇立って、前を向いて1回、後ろを向いて1回読みます。
読み終わった人は、座って黙読します。
2 視写する
〇題と作者をノートに書きます。
〇本文は、行と行の間は1行あけます。
連の間は2行をあけます。
書けた人は、黙読します。
3 文章で言う段落にあたることを詩では連と言います。
この詩は何連からできていますか。
・2連
4 話者(物語を語っているいる人)は誰ですか。
・ぼく
5 この詩で使われているレトリック(文章のおしゃれ)は何ですか。
・リフレイン ※やまをみる ※山はだまって ぼくをみる
・擬人法 ※山を人のように書いている(山はだまって ぼくをみる)
6 山はぼくになんと言っていますか。
・「しっかりやれよ」
・「だいじょうぶだよ」
◎何も言っていない。
「~というように」と書かれていて、それは実際に言っているのではなく、ぼくが想像していているこ
とだから。
7 では、「しっかりやれよ」「だいじょうぶだよ」と言っているのは誰ですか。
・ぼくの中にいるもう一人の「ぼく」が言っている。
・話者が言っている
8 第1連では、「うれしいときは」→「しっかりやれよ」、
第2連では、「かなしいときも」→「だいじょうぶだよ」
と言っています。
おかしいと思うところはありませんか。
・かなしいときに「だいじょうぶだよ」は、いいけど、「うれしいときは」に「しっかりやれよ」と言うのはおか
しい。
・うれしいときは、ふつう「よかったね」とか「がんばったね」とか言う。
9 なぜ「うれしいとき」に「しっかりやれよ」と言っていると思いますか。
その理由は何だと思いますか。
・うれしいときは油断しやすいから。
・もっと上を目指して、自分を成長させてほしいと思っているから。
・まだまだ満足しているときではないと戒めているから。
10 この詩の中で対比(比べているもの)は何ですか。
どのように比べていますか。
・ ぼく ⇔ 山
動く 動かない
姿が変化する 姿は変わらない
見ていないときもある いつも見ている
感情が揺れ動く 感情の大きな変化がない
11 ぼくにとって「山」はどんな存在ですか。
・いつも励ましてくれるもの
・心の支え
・頼りにしているもの
・どんなときにも味方になってくれるもの
12 この詩で一番言いたい大切なことは何だと思いますか。
感想を書きましょう。
・人間が成長して行くには、変化しない心の支えが必要。
・人は迷うと変わらない物は何かと考える。
・自然は人の心を癒やしてくれる。
saitani