私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ギンポ : 水彩画⑤ アニキからの贈り物

2017-11-18 18:35:28 | アート・カルチャー
2017年11月18日(土)

ふと気がつくと、トータル閲覧数が10万人を、トータル訪問者数が5万人を越えていた。
いやあ、よくぞまあつきおうてくださってるなあ、と思う。
見てくださる方に心から感謝申し上げる次第である。 (ありがとうございます)

一方で、地方都市で、たった2日間で、この人数を動員する広島カープはやっぱりすごい!
「嵐は一日で10万人集めるもんっ!」という方もおられるだろうが、
シーズン中、ほぼ毎日3時間、同じ地方会場でやってみてごらん? ということなのだ。

動員数が何万人という以前に、嵐といえども疲れきって続けられんじゃろっ? (そっちにいくんかいっ!) 

ま、これからもカープともども長~く長~くおつきあいくださればありがたいなあ。

おっ! そうそう。
長~く、といえばギンポ(銀宝)である。


あまりに長~いので、アニキ工夫して水彩画を描いておられる。
正方形の対角線が1辺のおよそ1.4倍あることを利用されとるのだ。

おかげ様で、ペイントやオフィスでしか画像処理できん私には、このひし形処理はええ勉強になった。
えっと考えて、いろいろ試して・・・・・・
まわりが和紙をちぎったみたくなったので、結果オーライなのである。

さて、このギンポ、私は6月に97種類目として釣ってるケド・・・・・・


釣れるまでに幾度となく根がかりとなって切られてるのである。
食いついた後、岩場のネグラへともぐり込むのである。
細いハリスなんていとも容易くプツンなのである。
ま、ギンポくんも命がけじゃもんね。
コッチもそれくらいの代償を払う意味はあると思うのであった。

だからみなさんも
「何じゃいっ! ギンポかいっ!」 なんて波止に放り捨てないでね。
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タケノコメバル・シロメバル:水彩画④ アニキからの贈り物

2017-11-17 20:24:56 | アート・カルチャー
2017年11月17日(金)

昨日のブログに、まめ吉さんがコメントをよせてくださった。 (ありがとうございます)

可愛いですよね~。
目が大きくてクリクリしてるとこが堪らんっす!
手触りもサラッとしててツルフワな所も良い・・・・・・略・・・・・・
(エダマメ色ということで)

いやあ、見事な表現じゃわあ!
つくづく感動してしまったので、ちょっぴりご紹介。

手にした感触を「サラッとツルフワ」と表現できるのはホントにホントに・・・!

そうそう。
表現といえば・・・・・・大切なアニキの水彩画である。

その中から、メタボ検診の必要なタケノコメバル・シロメバルを。


以前、釣り大会をしたときの釣果13種をすべて水彩画にして
アニキが手間ひまかけてポツポツと描き、その度に画像を送ってくれてから、

・・・早1週間以上、過ぎた。  (ほっといとるやんけっ!)

どれだけマキ餌を食い過ぎてるかは、私が春先に釣ったのと比べればよく分かる。


いかに食欲の秋とはいえ、この腹はいかんぞ!
釣りエサというご馳走を楽しむのもいいケド、オキアミやアミエビの食べ放題。
少~しばかり甘やかされとるんではないかい?

もうすぐ冬だ。
釣り人たちもめっきり来なくなるぞ?
そのとき、自分でエサを探せるか?

お~っ! 
忘れとった!
キミらはすでにアニキたちの腹の中やんけ。

スマン スマン。


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ニホンヤモリ :家守人 vs 守宮

2017-11-17 07:52:18 | 爬虫類・両生類
2017年11月17日(木)の朝

ニホンヤモリ(日本守宮)[ Gekko japonicus ] である。




出勤前でバタバタしとるとき、
「ウワッ! 何か踏んだっ! アアッ、ヤモリじゃ!」 とかみさんの声。

「大丈夫かっ! まだ生きとるかっ! 動いとるかっ!」 と私。
かみさんよりヤモリの方が心配なのだ。
はるかに巨大なかみさんに踏まれたのだからね。
昔、ゾウが踏んでも壊れないなんていうふで箱もあったケド・・・・・・
巨大家守人と極小守宮の闘いの結末は火を見るより明らかだ。

奇跡が起きていた。
「ん~・・・・・・少し動いとる。」 どうやら土踏まずあたりで踏んだみたい。

「はよっ! 採りに来てっ!」 家守人さんどうにもさわることができないのである。

しかたがないのう。身体検査してやるわ。忙しいんぞ、ワシは。

「骨折してませんか? 痛むとこは?」

前肢・・・異常なし、  後肢・・・異常なし、  
「ノドも見ますよ~! 風邪はやってますからね~」・・・異常なし!

「お口の中も見せてくださいね~」

まだ、啼けないみたいですねえ。
大丈夫、もっと大人になったら啼けますから。

「身長測りますからね。計測器取ってきてください」
「ライターでええですか?」 
家守人さん、もうちいとマシなん持ってきてやあ。


「体重も測りますよお~」 私の手のひらで・・・数グラムですな。(分かるかいっ!)


どうやらこの秋に生まれたばかりの赤ちゃんなのだ。
よかった元気で。

元気だとわかったら、つい遊んでしまう。
遊んでると噛みついてくるケド、歯もないみたいで「カポッ」とくわえるダケ。

「恐い」とか「不気味」とか「怪物」とか思ってる人ゴメンね。
すっごく肌触りが気持ちいい。
某クロのマイクロフリースよりもはるかに心地いいのである。

嘘だと思ったら、ぜひ一度、試してみるといい。 (オッサン、当てにならんケド)

ところで、○ちゃん製麺のCMに
「嘘だと思ったら、ぜひ一度、試してみてください」 というのがあった。
「嘘だと思ったら、ふつう誰も試さんやろ? わざわざダマされるワケ?」 なんて思ったもんだ。

なんてなことやってるときに、長い舌で大きな目をクルリとなめた。

クソッ! ぶれた! 

ワッ! 電車に乗り遅れるがっ・・・・・・

家に帰り、も一度考えてみた。
よく見もせず、触れることもせず、
キャーッ!なんて騒ぎたてる人の方が、私にはやっぱり怪しい。

「まずヤモリを助けようとしたのはいけんかったか?」 と、恐る恐る尋ねてみた。
「いや、正解よ。ヤモリ踏んでも私は死なんけんね」 と、ヤモリをさわれない家守人。
ヤモリが苦手な人として、まっとうな見解だと思ったな。





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2×ダブル・ブックィング :エピローグ・総集編

2017-11-15 19:10:39 | タイの魚たち
じゅくし柿のジュレをバタートーストにのせてかぶりつきながら・・・・・・・(スーパーの安売りも同時チェ~ック!)


3ヶ月かけてたどり着いた「タイのチンマイ魚捕獲隊」 のラストじゃあ!
パチパチパチパチ・・・・・・
「えっ? 前回で終わったんじゃないんですか?」 という人は、まだ読み方が甘い。
私は「本編 終了」と書いとるんである。
本編とは「魚捕獲」のことなのである。
魚捕獲以外のこともまとめとかんといけん。 (めんどくさいオッサンやね)


「タイのチンマイ魚捕獲隊」9日目(2017年8月7日・月) 

タイの淡水魚たちを十分体感し、体の栄養とした我々は、
この日、脳みその栄養を求め、チェンマイで一番大きな本屋さんを訪ねるのである。
何せ昼頃には空港へ行かんといけん。
釣り道具もガサ道具もパッケージしとかんとね。

「分かりやすい写真入りの図鑑、出とったらええなあ」 もうワクワクもんである。
本屋の開店30分前に到着。
開くやいなや2人とも飛び込んだ。
1冊しかない場合もおおいにありうる。
隊長もクソもないのだ。
手にしたもん勝ちなのだ。

ところがなんぼ探してもそれらしき本はない。
あったのはイラストとタイ語で書かれたこの本だけ。


「タイ語は読めんけんなあ。絵もいまいちやし」
「魚もあんまり種類はのっとらんみたいやで。持っとる気もするし・・・・・・」
ブツブツブツブツ・・・・・・2人ともガックシ頭をかかとまで落としたのである。
「ま、ワシ買うわ。安いし、記念になるし」 と私。
「ほうか。ワシも買おうかの~、持っとるかもしれんケド」 と隊長。

日本へ帰り、本棚へ。そこには全く同じ本が・・・・・・あった!
そういえば、以前だれかが旅のお土産にと、くれたような気がしてきたぞ!
私の趣味を知ってる人たちは、その地の淡水魚図鑑をくれることが多いのである。
ダブルブックィングである。

その後、隊長からも連絡が入る。
「ワシ、やっぱり持っとったわ。前、観光旅行で来たときに買ったわ」
「あ~っ! あのお土産、隊長のんですかあっ!」
隊長もダブルブックィングなのである。

私は、もらったことも、くれた人のことも忘れ、
隊長は、買ったことも、人にあげたことも忘れとるのである。 (もう2人ともこの本忘れんな)

とりあえず、この本のタイトルの一部が
「川の魚」とタイ語「ปลาแม่น้ำ」で書かれていることだけはグーグル翻訳で分かったケド、
どこまでが1文字なのかも分からずに、それ以上すすんどらんもんね。

さあ、上海へ向けてテイクオフ・・・・・・ランディング。 (飛行機も文もとびますな)
1週間前に泊まった宿へ、簡単な道なのに・・・・・・また迷う。
2人とも疲れてて、1つ手前の角を曲がってしもうた。

「タイのチンマイ魚捕獲隊」10日目(2017年8月8日・火) 

上海では、肉まん・野菜まんを食いつつ、地下鉄で

を見に行く。

日本の科学が最先端で、「中国はどうもねえ」なんて思ってる人、とんでもないぞっ! とだけ書いとく。
もちろん古き時代と最新の技術とが渾然としてる国かもしれんケド。


旅の終わりが近づいてきた。
「あ~! 楽しかったあ! 帰りとないわあ~!」
「また、どっかに行こうやあ~!」なんて思うのである。

タイにいる人たちにとっては「チンケなどこにでもいる魚たち」だったのかもしれん。
日本から巨大な怪魚を求めて冒険の旅に出ようとする人たちにとっては
「年寄りたちのママゴト遊び」のように思えるのかもしれん。

いいのだ。
二度とない体験をして心から感動したのだから・・・・・・

最後に、「チン捕隊」の釣った魚たちのリストをあげ、この旅をしめくくることにしよう。


(間違えとるかもしれませんが、ご容赦のほど)



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最期の一魚:お~エンディじゃ!終焉編

2017-11-14 21:39:15 | タイの魚たち
まだ「タイのチンマイ魚捕獲隊」を書いとるのである。
「すっかり飽きたわいっ!」 と言ってるそこのキミ!
書いとる方は、もっと飽きとるのかもしれんのんである。

もうしばらくつきおうてつかあさらんかの? 

「タイのチンマイ魚捕獲隊」8日目(2017年8月6日・日) その⑤

最期の一魚なのである。
このポロプンティウスAくんが旅の最期の釣魚なのである。


この1匹に至るまでは、聞くも涙 語るも涙なのである。

ミャンマー国境へと向かう「チン捕獲隊」が相変わらず赤レンガ色の小川。

竿を出すもまたまたボウズ。

道中ずいぶんお世話になった羅漢果(ラカンカ)が実る広場に。


「これがラカンカの木なんじゃねえ」 初めて見て妙に感傷的になる私。
「硬めの皮が微かな甘さと水分を保持する役割やね。タイの人が常備する果実として最適や」
と、極めて冷静に理詰めで解説してくれる隊長。

と、広がる田んぼを2人で眺めた。

「水路じゃあ~っ!」 隊長のオタケビ。
「メコンメダカに会えるかもしれんがっ! ラストチャンスじゃあ~!」
前言ただちに撤回! 冷静さのカケラもない隊長なのである。


ほっそい溝(今思えば)を前に、隊長ガサの準備、私は釣り支度。
私もすっかり判断能力がなくなってたんだなあ。
なんせ朝から1匹も釣ってないもんなあ。

当然のことながら2人とも成果ゼロ。

もう限りなくミャンマーの国境に近づいてる。
旅もここで終わりなのである。
もう十分堪能したよ、隊長あんがとな・・・・・・と心でつぶやいてたら、

「よっしゃ! もうちょっとやるべ!」 次のポイント探しへと車を走らせたではないか。
なんとか私に1匹釣れるまでやろうとしてるのだ。

と、たどり着いたのがココ。


しゃがみこんだまま呆然と川面を見てる私。
これほどのボウズ続きに、もう意欲すらなくなってたのである。
後は、静かに静かに時が過ぎるだけなのである。

「ホレッ、ええどお。ココ釣れるでえ。キノボリトカゲもおるし」 とはしゃぐ隊長。
まるで最期の一魚が釣れないと私が死んでしまうかのごとく明るくふるまうのである。


私は竿を持ち、何度も何度もカラブリをした後、最期の一魚を釣り上げた。
「よかった。これでまだ生きられる」 (あの名作をこんなんにパロってええんかいな?」
それが冒頭のポロプンティウスAくんなのであった。

「チン捕獲隊」の締めくくりは「ラカンカの丘」から見えた寺院の前で。

しぶとく、優しく、少しばかり強引な隊長の誇らしげな姿がそこに写っていた。

タイの魚たち、出会った人たち、そして隊長、本当に本当にありがとう。 (本編 終了)



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