私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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タニガワナマズ(釣査251種目):刹那の東海支部報告③

2020-03-18 17:10:47 | 純淡水魚
2020年3月18日(水)

タニガワナマズも釣った!(と東海支部長T君の報告)


DNA分析や生息域、もちろんのこと形態的な特徴から
2018年、新種のナマズとして論文発表されたナマズである。

これで、ナマズ・イワトコナマズ・ビワコオオナマズとあわせ
日本には4種類のナマズがいることになるのである。

このタニガワナマズは、主に東海地方の河川上流域に生息する。
T君の写真の川の水も清冽に澄んでいるではないか!


また、も一度T君がタニガワナマズをつかんでる写真を見てみよう。


腹部までしっかりと黒っぽい模様が続いてることがわかる。
特に、頭部の下はよくわかる。
私が釣ったほぼ同じサイズの普通のナマズと比べてみると


ね? 私のは頭部の下、白っぽいでしょ?

普通のナマズよりも体が細い、という特徴などいろいろあるそうだが
それらは、ここでは確かめられない。

また、T君が、いつどこでどのように釣ったかもここでは定かではない。
ただ、私でさえタナゴ竿・仕掛けで同サイズのナマズを釣ってるのである。


上流域の栄養の少ない流域で、エサに飢えてるであろうし
しかも、T君、若さを全面に生かした夜釣りじゃもん。
そりゃ釣れるに決まっとる。

かくして251種目として認定なのである。

私が半年遅れの報告をしたこの3月、幻のごとく東海支部は消滅する。
支部長のT君が、若き研究者として新天地へと進むからね。

新天地でも、魚など水の生き物の趣味と研究を、境目なしにしてくんだろうな。
もちろん活躍を楽しみにしてる。
頑張れとは言わない、君が頑張ることは分かりきっている。

老婆心ながら、最後に1つだけアドバイスさせてくれ。
新天地では、渓谷の細流から調査を始めるといい、とね。

谷川なっ! まず!(さ、恥ずかしがらないで、声に出して読んでごらん!)

しょ~もな~!

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