2023年8月5日(土)
タゴガエル Rana tagoi 成体
20230730 7cmほど
アカガエルの仲間の中で比べると吻が短く感じ、喉下の薄墨模様がしっかり広がっている。
この日、15時まで地元の自然体験学習のボランティアをして
河原の生き物や岩石の名前を聞きにくる子たちの相手をたっぷりさせてもらって
散会後、友人とのんびり沢沿いを歩く。
といっても、私はハギルリオトシブミが見てみたい。
なので、ハギの若葉の食い跡ばかり探し速足となり
友人は何でもいいので、ゆっくりじっくり。
と、ニホンヒキガエルの轢死体以外気づきもなく、いつもの折り返し地点でカジカガエルに会う。
と、その横でピョンと飛んだのがコイツ!
「こんにちは!何してるんですかあ?」
撮影してると、20代の女性グループに声をかけられた。
「こんにちは!ヤマアカガエルなのかタゴガエルなのか確かめたいと思って・・・」
「・・・わ~っ!探検家じゃわっ!この人!」などと褒められて(と勝手に理解して)
えへんっ! 私は探検家なのである!
画像を友人のところまで持ち帰る。
というのも、長年この沢沿いの山道でみかけるアカガエル類はてっきりヤマアカガエルばかりと思い込んでいて
友人から「タゴガエルもいるみたいだ」とつい最近聞いたばかりだったからだ。
「間違いなくタゴカエルですね」と、友人は言った。
でも、この個体はもう山肌を上り、落ち葉に隠れてる。
2人で、次の個体を探しながら再び進み、見つけたのが最初の画像の個体。
直接手で触ると手の菌の影響でカエルに負荷をかけかねない。
生ごみ用水切りネットでつかまえ、裏返す。
「お~!たしかに薄墨斑が広がってるね!」
タゴガエルは県北の涼しい山間部の沢周辺に生息し、里山や平野の広がる温暖な私の町にはいないという
何十年も続いてた思い込みが一気に崩れた瞬間だった。
そして、一度崩れてしまえば産卵場所も繁殖時の鳴き声も違っていたではないか!と気づく。
そっとネットから出すとおとなしい。
横からも
ほぼ正面からも
お互い地べたにはいつくばってむきあうことができた。
周りには、今年生まれの小さな子ガエルたちもいて
岩肌にへばりつく子
落ち葉にのる子もいるのだが
大きさを表現したくて、クヌギの葉にのってる子を探し
こうするとクヌギの葉を知ってる人には、1cmほどの小さな子ガエルだと伝わるような気がする。
帰り道、成体をもう1匹見つけ
ハギルリオトシブミのことなど、すっかり忘れて帰路についた。
なお、ニホンアカガエルとヤマアカガエルとタゴガエルの見分け方や分布など、書くのがめんどくさいので
広島大学デジタルミュージアムの
ニホンアカガエルとヤマアカガエルとタゴガエルの見分け方
をリンクさせておくことにした。
なお、このタゴガエルの仲間はナガレタゴガエル・ネバタゴガエルも含め、遺伝子解析の途上にあり、さらに種の分類が細分化する可能性も高い。
本当は、何事も自分で探してみつけて記録して調べて比べてというプロセスが楽しい。
ネット検索ばかりで得た評論家や解説者のような情報や感覚は駄々洩れするばかりなんだろうけどね。
でも、いろいろと時間がない方々も多いことだろうし。
タゴガエル Rana tagoi 成体
20230730 7cmほど
アカガエルの仲間の中で比べると吻が短く感じ、喉下の薄墨模様がしっかり広がっている。
この日、15時まで地元の自然体験学習のボランティアをして
河原の生き物や岩石の名前を聞きにくる子たちの相手をたっぷりさせてもらって
散会後、友人とのんびり沢沿いを歩く。
といっても、私はハギルリオトシブミが見てみたい。
なので、ハギの若葉の食い跡ばかり探し速足となり
友人は何でもいいので、ゆっくりじっくり。
と、ニホンヒキガエルの轢死体以外気づきもなく、いつもの折り返し地点でカジカガエルに会う。
と、その横でピョンと飛んだのがコイツ!
「こんにちは!何してるんですかあ?」
撮影してると、20代の女性グループに声をかけられた。
「こんにちは!ヤマアカガエルなのかタゴガエルなのか確かめたいと思って・・・」
「・・・わ~っ!探検家じゃわっ!この人!」などと褒められて(と勝手に理解して)
えへんっ! 私は探検家なのである!
画像を友人のところまで持ち帰る。
というのも、長年この沢沿いの山道でみかけるアカガエル類はてっきりヤマアカガエルばかりと思い込んでいて
友人から「タゴガエルもいるみたいだ」とつい最近聞いたばかりだったからだ。
「間違いなくタゴカエルですね」と、友人は言った。
でも、この個体はもう山肌を上り、落ち葉に隠れてる。
2人で、次の個体を探しながら再び進み、見つけたのが最初の画像の個体。
直接手で触ると手の菌の影響でカエルに負荷をかけかねない。
生ごみ用水切りネットでつかまえ、裏返す。
「お~!たしかに薄墨斑が広がってるね!」
タゴガエルは県北の涼しい山間部の沢周辺に生息し、里山や平野の広がる温暖な私の町にはいないという
何十年も続いてた思い込みが一気に崩れた瞬間だった。
そして、一度崩れてしまえば産卵場所も繁殖時の鳴き声も違っていたではないか!と気づく。
そっとネットから出すとおとなしい。
横からも
ほぼ正面からも
お互い地べたにはいつくばってむきあうことができた。
周りには、今年生まれの小さな子ガエルたちもいて
岩肌にへばりつく子
落ち葉にのる子もいるのだが
大きさを表現したくて、クヌギの葉にのってる子を探し
こうするとクヌギの葉を知ってる人には、1cmほどの小さな子ガエルだと伝わるような気がする。
帰り道、成体をもう1匹見つけ
ハギルリオトシブミのことなど、すっかり忘れて帰路についた。
なお、ニホンアカガエルとヤマアカガエルとタゴガエルの見分け方や分布など、書くのがめんどくさいので
広島大学デジタルミュージアムの
ニホンアカガエルとヤマアカガエルとタゴガエルの見分け方
をリンクさせておくことにした。
なお、このタゴガエルの仲間はナガレタゴガエル・ネバタゴガエルも含め、遺伝子解析の途上にあり、さらに種の分類が細分化する可能性も高い。
本当は、何事も自分で探してみつけて記録して調べて比べてというプロセスが楽しい。
ネット検索ばかりで得た評論家や解説者のような情報や感覚は駄々洩れするばかりなんだろうけどね。
でも、いろいろと時間がない方々も多いことだろうし。
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