私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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サカハチチョウ Araschnia burejana :季節型

2022-08-15 17:12:47 | チョウ・ガの仲間
2022年8月15日(月)

サカハチチョウ Araschnia burejana 春型

20220517 翅長40mmほど

日本全土に分布する。
タテハチョウ科にしては小さな蝶だ。
美しいデザインだ。

5月中旬、カワガラスを観察しようと渓流沿いの県道を散歩中
ウツギの花にたくさんのテングチョウがやってきてて、その中に1頭混じってた。


落ち着きのない吸蜜行動で


飛び回るし回転するし


翅の裏側を撮影しようと


やっと撮れたのがコレ


何せカワガラスを観察しようと川沿いを歩くのが目的だから、そうそうかまってもいられない。

帰宅後も『日付・サカハチチョウ』とだけ記録していた。

ところがある日、私のブログに来てくださる方々の日々のランキングに👇
「やまごん」探索隊?後編:岩屋権現&サカハチチョウ
という2年前の過去記事が入ってて、懐かしさから見直してみたら・・・

20200923
「翅の模様が全然違うやんっ!」てなことに。

2年前、サカハチチョウを撮影した時のことはしっかり覚えてるのに
そのとき『夏型』とまで調べていることは、すっかり忘れてた。
この春出会ったのは、ブログ初登場の『春型』だったとは・・・

あらためて並べてみると

蝶でよく見られる季節型変異の中でも、サカハチチョウの模様の変異は極めて目立つのにね。

春型は越冬蛹から羽化したもので、夏型(秋型も含む)は春型によって産卵され発生した個体たち。
この違いは、それらの個体の脳から分泌される『夏型ホルモン』によって生じるらしい。

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