私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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カタクチイワシ(釣査186種目)も・・・ : ベイカ奮戦記 番外編

2018-09-21 18:30:17 | 海水魚
2018年9月21日(金)

カタクチイワシ(私らの方言ではコイワシ)である。


9月17日(月) ベイカをタナゴ竿・仕掛けで釣った後はスニーカー釣り。

まず、ベイカをのぞきに来てくれたお子さんにあげた。
サビキ釣りをしている親子なのである。

「ありがとうございます」 と、実に礼儀正しい子だ。
喜んでお父さんの元へ駆けてく。
「いいんですか? ありがとうございます。チイイカ釣りは初めて見ました。」 と、お父さんも優しそう。

「もちろんですよ。コイワシたくさん釣れてますね」 と、近づいておいて・・・
「近くで竿出してもいいですか? 竿とっても短いのでご迷惑はかけません」
「どうぞどうぞ」

見ると、お子さんがパラパラと撒き餌する度、コイワシが水面近くまで浮き上がってきとるやないの。

楽勝やね。
じゃこエビの身を細かくハサミで切って・・・撒き餌のタイミングに合わせて・・・

ほれっ!  釣れました!


サイズも結構大きくて、ビリビリと体を震わせ続ける。

か弱いウロコがはがれないように(3日前の夜釣りで懲りたもん)
できるだけ体を触らないようハリをはずして撮影ケースへ入れて・・・

まあまあ撮れたのが最初に載せてる写真。


コイワシくん、実によく暴れてくれる。

なんとか浮いてる写真がコレ。 もう、ウロコがはがれかけてくる。


さらに、ウロコが舞い上がる。


最後は、底に沈んでしまう。


コイツがおとなしく泳ぐ様子を撮影できんもんかなあ?(麻酔以外で)

しかも、実に弱い。イワシというよりヨワシだ。(語源の1説にもなってるらしい)


後から聞いた話だが、昨年はベイカもコイワシもほとんど回遊してこなかったという。

この日は40匹程度、日が落ちる前までに釣って終わりにした。


ちなみに、このコイワシ、お好み焼きや牡蠣と肩を並べる広島県の名物料理になる。

手開きにして3回洗った刺し身は「タイより美味い」と広島県人は胸を張る。

新鮮・採れたてなのだが、今回のは少々大きくなってて刺し身には向いてない気がした。
体長10cmを越えるくらいの若魚が丁度いい(と私は思う)。

関東に住む弟によるとセグロイワシという名で売られていて、そこそこ大きいらしい。
料理の仕方も全然違うみたいだ。
そして、「広島のコイワシが懐かしい」という。

同じ魚でも郷土によって名前も食べ方も食べる時期も違ってるんだあと、あらためて思った。

あっ! いかんっ! カープが始まる。


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