私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

身近なセセリチョウ4種ついでに「せせり考」

2021-09-20 15:32:37 | チョウ・ガの仲間
2021年9月20日(月)

今日はご近所散歩の中からセセリチョウたち。

ダイミョウセセリ関西型 30mmほど

20210919

昨日、クヌギ・コナラを見に行った裏山で


蛾なのか蝶なのかもよくわからんまま撮影!

ほほ~っ!
こんなに翅開けっぴろげのセセリチョウがいるんだ!
関東型は、後翅の白紋が消えてたり薄かったりするらしい。


キマダラセセリ 15mmほど

210907

ニラ生え放題の放棄地にとまってたり・・・

ワルナスビと仲良くしてたり・・・

210913

イネ科植物にとまってたり・・・


割と奔放だけど、落ち着きがなくて撮りにくい。


イチモンジセセリかな? 15mmほど

210907

裏山の上り口でいいこしてた。


ニラの花野にて

20210921


チャバネセセリ 15mmほど


どうせならと、今朝のゴミ捨てついでの撮影!


思ってたより目が大きくて、なんかぬいぐるみっぽい。

と、4種のセセリチョウを調べてるうちに「セセリ」の意味が気になってきて・・・

だって、焼鳥にも「セセリ」という部位があるでしょ?
同じ意味なのかまったく語源が違ってるのか? 
気になりだしたらとまらなくなるんだな。

結論:同じ意味じゃった!

セセリチョウは、漢字で「挵蝶」と書き
「セセリ」は「せせる(挵る)」の連用形かな? 名詞かな?
※ 9/21 追記:明惟久里さんから、この場合の「セセリ」は名詞では?とご指摘をいただきました。
おっしゃられる通り「名詞」です。
感謝とともに書き加えさせていただきます。


んで、肝心の「せせる」の意味は、概ね「つつきほじくる」でいいみたい。

なるほどっ!
焼鳥のセセリ、ニワトリの首の骨周りの筋肉をほじって集めてる!
そして、コイツらが体つきの割におっきな吸蜜管をのばしてる様子が、たぶん「花をつつきほじくってる」ように見えるからなんだわ~!

「せせる(挵る)」という言葉は、俳句なんかでも使えそうだし・・・
ええ勉強になった!

するってえと何かい?
「鼻をほじる」とか「鼻くそをほじくる」なんてときにも
「鼻をせせる」とか「鼻くそをせせくる」なんて言えば、ちいたあ上品っぽくなるなあっ!(なるかいっ!)
コメント (4)
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