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私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

○年前の7月初旬さまざま

2019-07-10 10:55:47 | 自然
2019年7月10日(水)

その1
先日、オープンしたてのこんなとこへ。


かみさんは、産直野菜・果物なんかをウロウロ。

私は、速攻「採れたてお魚屋さん」へ向かう。
途中でモズクの天ぷらが飛び出してきて急ブレーキ。


自分でも作るから美味いのは分かってるからね。
急に飛び出すと危ないからね、今度はアキアミ母さんと一緒になるといいよ。

きちんと並んでるデベラ・コチ・チイイカたち。


温暖な瀬戸内の海でスクスク育ったいい子たちだね。

と、体長30cmをかるく越える赤い魚が・・・


「え~っ! ヨコスジフエダイじゃんか!」
店にたまたまいた若い漁師さんに声をかけてみた。
「ええ、最近よく底引きで採れるようになったんです。」
「見たことがなくて『イサキ』って名で売ってるんですケド、違うんですね」

あれは、2年前の夏。
まだ、タナゴ竿での海釣りビギナーだった頃
ヨコスジフエダイの幼魚が釣れて驚いたことは今でも忘れない。


こんなにちっちゃかった連中が


大きく成長したんだなあ!

周りの釣り人たちもみんなコイツが釣れて驚いてたから
後にも先にもこの年だけだったのかもしれないなあ。
あれから全然釣れんもんなあ。


その2
兄貴から3バカ兄弟で釣りをしたポイントのその後が送られてきた。


1年前の7月の西日本豪雨でアチコチ決壊した川も今はこんな感じ。


1年前の決壊はこんなにすさまじく




自分にできることをと、あんときは支援物資持って駆けまわったり、支援金送ったり。
今でも色々とたまったポイントなんかはずっとアチコチへ支援金。

黙って続けてればいいのにと思われるかもしれないが
わざわざ支援金なんて書くのは、少しでも広がればいいと思うから。


その3 7年前の夏初旬
休日は、友と1日中ガサをしてた。
小さな川の下流域で、幼いナマズを採ったといっては喜び


同じ日に河口域で、初めてアイナメを採ったといってははしゃいだもんだ。


その4 6年前の夏初旬
休日に、友とデジカメを防水袋に入れ、水中写真ごっこ。
頭かくして尻かくさずのウシガエルに大笑いをし


第1背ビレを広げんカワヨシノボリに腹を立てたりしたもんだ。


その5 そして忘れもしない5年前の夏初旬。
地元の河口干潟で初めて採った希少種シロチチブに大興奮。


私がガサで採り、何枚も何枚も写真を撮り
そのデジカメを置き忘れ、誰かに盗られた哀しい過去。

その6 再び2年前の夏初旬。
2016年10月から始めたこのブログ、タナゴ竿だけで、釣った生き物が100種を越えた。
ホンベラ:祝100種釣ったど~! の巻  釣査100種目

その7 再び去年の夏初旬。
国内で釣った魚だけで100種を越えた。
タナゴ竿で釣った魚たち 日本編100種超図鑑 完成しました

様々なことがあった。
そして、それらは全部自分なりに関わってきたこと。

最近、つくづく思うことがある。
とにかく楽しみつつふざけたり、前向きなことを書いたりしようと。

マスコミをにぎわす事件や関わってもない出来事に
匿名のままの批判・文句を並べたてるSNSがやたら多いのに疲れるのだ。
タイトルを見ただけで嫌な気持ちがこびりついてしまう。
無責任・偏向・不十分なデータに基づく身勝手な批判は有害だとなぜ気付かないのかなあ?
炎上狙いの身勝手な若者の振る舞いと似たようなもんだとなぜ気付かないのかなあ?

悪貨は良貨を駆逐するという言葉の通り、不愉快さは心に居座ってしまう。

もちろん、名前をさらし立場を明記した人のブログ上の意見は、炎上も覚悟の責任感、すがすがしさもあっていい。
だから私は、匿名を貫く責任として、自分の関わってることと楽しいことだけをこれからも書く。

川の健康診断に参加して その①

2019-06-03 09:19:49 | 自然
2019年6月3日(月)

昨日、「芦田川 川の健康診断」に参加した。

この調査活動はすでに20回を軽く超えてる。

が、私は昨年に続いてまだ2回目。
仕事してた頃は関心があってもなかなか休日を割く気になれんかった。

机の上にパンフレット。開くと全域にわたる調査ポイント。


私のグループが向かったボイントはここ。


気温・水温・濁り・気付きなどチェックした後、パックテスト。


CODと亜硝酸体窒素とリン酸を調べる。


パックテストは簡易検査だから正確な数値をとることはできない。
検査する人も毎年変わるのでますますデータは怪しくなる。
年ごとの季節変動によってさらにデータは信頼性を失う。


ただ、長年たくさんの決められた地点でデータを取り続けていくと貴重な資料に変わる。
大きな傾向を把握することができるようになる。


橋げたに大きなコイが数匹いた。


それぞれの地点から持ち帰った水で透明度を再チェック。


地点ごとに発表。
慣れた女の子もいれば


少し緊張気味の男の子もいる。


発表を聞く大人たちは少々お行儀が悪いな。


「そこっ! ほおづえついちゃいかんぞっ!」と、心の中で軽く叱る。

ま、私も長年続けていけばこんな姿勢になるのかな?


見事なる無計画:因島観光日帰りツアー①

2019-05-08 18:51:52 | 自然
2019年5月8日(水)

GW中は1度近くの海へ釣りに行ったくらい。

そろそろ世間も落ち着いてきたから
因島へ観光日帰りツアーに行こうかと企画・立案は私。

まず、周りで割と評判のいい万田酵素工場見学。
昼食用の弁当は、見晴らしのいい海辺で。
続いて、福山大学付属施設の水族館見学。
最後に、因島フラワーセンターへ。
運転手・添乗員は私が兼務。
オプションとして、釣りを希望しても別途料金は不要。

どうだ!
見事な計画じゃろ?

因島大橋を渡り・・・


どうだ!
いい景色じゃろ?

さて、万田酵素・・・万田酵素・・・GW明けのせいかいな? ガランとしとるな。

えっ?

水曜は見学定休日だとっ!・・・・・・次じゃ、次!

保護喚起看板へのイタズラ その後

2019-03-21 09:12:04 | 自然
2019年3月21日(木)

貯水池で、地元有志の方々が掲げてた看板がきれいに直ってた!


3月4日、悪意のイタズラに気付き・・・


あのとき、こんなこと書いたんだケド・・・

申し訳ないことに、ついつい笑ってしまった。
「両性類はないやろ。 両生類やもん」 なんてね。
懸命に遺跡を整備されつつ、自然や生物の保護をも訴えてるというのに・・・失礼千万だよね。
御免なさい。
こういうの、最後に助成したであろう行政側の担当者が責任もって確認しないと。
地域の方々のせっかくの苦労がちょっぴり報われないことになるもんな。

※ 3/6追記:看板への心ないイタズラに気付きました。
  ブラックバスの表記が一部削られ、ブフックハスにされてます。
  許される行為ではありません。
  本日、知人へ連絡・報告しておきます。


ブログにあげ、指摘した責任もある。
その後すぐ行政関連の知人へ連絡して対応をお願いした。

看板を設置した地元の自然保護グループが即刻対応してくれることに。

知人からのまた聞きでは
・看板へのイタズラはしょっちゅうあって、とても困ってる。
・近年、特定外来種ブラックバスの違法放流があったらしい。
・池周辺の美化活動を進めたこの数年、バス釣りをしに来る連中がひっきりなしに。
・やむを得ず看板を掲げることにした。  と憤りを抑えられない様子だったとのこと。

某氏は「すべて人は自己満足のために生きている」なんてブログにあげ
採集や飼育は法に触れない中で自分勝手に好きなようにやればいいみたいなこと書いてる。
確かにそりゃそうなんだケド・・・

自己満足の中にもいろんな品格や節度が必要だと思うな。
少なくとも違法や他者を踏みにじる自己満足は成立しないよね?
もっと言えば、自己満足があるのなら・・・・・・当然他己満足だってあるんだよ。


ともあれ知人と地元の方々、何の得もないままお疲れさまでした。
とってもすてきな看板になってましたよ!





加賀潜戸遊覧に圧倒さる!: 復興周遊割 島根紀行⑪

2018-11-08 18:23:06 | 自然
2018年11月8日(木)

復興周遊割を使った島根紀行3日目(10月26日)もいよいよフィナーレ!

加賀の潜戸観光遊覧船(1時間に1本)に乗った。


乗ったのは私ら2人だけ、貸し切り状態だ。
乗船してる約50分は、船のオーナーみたいなもんだが・・・何か申し訳ない。

ガイドさんの説明も丁寧。

桂島に残る江戸時代の船着き場の石組みと船止めの杭。


お城のような当時の支配者の建築物なんてのに興味はトンと湧かないが
庶民の生活がうかがえるような史跡には引き込まれてしまう。

石組みも杭も小規模、とても大きな船を停泊させる漁港には思えない。
日本海の荒波にのまれた漁民たちも多かったんだろうなあ・・・

突堤の赤灯台を過ぎ、新潜戸へ。


ここのリアス式海岸は、安山岩質の凝灰岩や堆積岩でできてるんだろうか?
強い侵食を受けて洞窟がアチコチにできてる。 とても雄大な景色だ。

船幅ギリギリに突入! 操船もガイドの話術もすばらしい!
潜った先には的島が、振り向くと出口は安心感からか、意外に大きく見える。


潜りぬけると日本海の荒波だ。
実際一日目は欠航してたもん。

的島には、神話では神様が矢を放ち、この洞窟を抜け、的島を貫いた跡がある。


他にもさまざまな形をした岩が・・・

生き物好きの私は、象岩が一番のお気に入り。


灯台と磯釣り師たちがチラホラする溶岩台地を過ぎ、旧潜戸へ。


そこには、賽の河原が広がってた。

日本もほんの100年前なんか、生まれた子がみんな無事に育つ時代じゃなかったんだよなあ・・・
いろんなことを考えさせられた50分だった。

こういう観光は大好きだわ。
乗って良かった。
釣りも食事もなんもかんも全部良かった。

松江尾道道を走りながら、「帰りたくない症候群」に襲われてしまった。
海外への貧乏旅行と同じ感覚になってしまった。

絶対また来るけんね、待ってろよおっ! 島根!