三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

かわいいシジュウカラ一家・巣箱の春情報

2016年04月03日 09時03分56秒 | Weblog
本州地区では、サクラ満開の様子ですが、
北海道は春はいまだ遠い景色が続いております。
きのうは、ある建築途中の建物のその後が気になって
遠出も兼ねて札幌から、日高地方~十勝に抜けて
宇宙構想で名前の売れてきた十勝大樹町まで行って参りました。

なんですが、そういった建築の話題は、本日はお休み。
帰りに立ち寄ったパーキングエリア、といっても
トイレしかない十勝地方のパーキングで
期待せずに入ったトイレの壁面いっぱいに、ごらんのような写真が
大きく目一杯に、展示されておりました。
最初は「ん、なんじゃこれ」と、ぼーっと見ておりましたが、
ようやく画像の意味が明確になるにつれて、
「おお、北国の春じゃ」とじわじわ感動の念が湧いてきた次第。
どうやら、このパーキング周辺に小鳥のための「巣箱」を設置して
その巣箱の屋根裏・上方に、定点観測用のカメラを仕込んで置いて、
そのなかに産み付けられた、野鳥・シジュウカラの小鳥たちの
様子を連続分解写真として、大きく展示しているようなのです。
イキモノの春・生命躍動感、ハンパなく迫ってくる。
しばし、トイレであることを忘れて、楽しく長居していた(笑)。
このシジュウカラ一家の様子、このあとも見てみたい、
そんな「知りたい・情報価値」を、ドーンと体当たり的に食らった。

このようなIT技術の一般化利用は、まことに楽しい。
だれにでもできるような「情報技術」ですが、
これまで情報発信の専門ではなかった人たちが、
まことに手軽に、ひとびとの感動を勝ち得る情報の発信者になれる。
ステキな時代であることが、一目瞭然ですね。
ただし、これまで情報発信を独占してきた大手メディアにとっては
その生き方・ありようのすべてにわたって、
再検討、再構築が否応なく迫られてもいるのでしょうね。
こういうすばらしい情報をいただいた、たぶん、JHの管理者さんに
ありがとうの気持ちを、お伝えしたいと思いました。


コメント
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