三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

家の危機を救う「おウチ博士」あらわる

2015年06月28日 03時54分02秒 | Weblog


昨日土曜日、面白いキャラクターを発掘しました。
Rinnaiさんからイベントへの協力依頼があり、
お子さんたちが多く集まるイベントということで、
子どもたちの「つかみ」のいい、
住宅関連のショーとキャラのリクエストが寄せられました。
で、検討の結果、このキャラをご提案、採用された次第です。
きのうのショーでは札幌市が開発運営する住宅団地
「ウェルピアひかりの」で活躍する
ゆるキャラ「ぴかりん」とのコラボが実現しました。
この「おウチ博士~オウチハカセ」は、
実は、太陽を挟んで反対側にある惑星から来ました。
太陽を挟んで正反対に位置するので、絶対に地球から見ることはできない。
反対側なので、地球の逆さまで「球地~きゅうち」(Q地とも)という名前。
この星は、位置がまったく正反対になっただけで、
気候や環境条件はほぼ地球と同じ。
でもかの星では、地球よりも家の中が暮らしやすい環境が整っている。
それは「家と環境」への社会教育が進んでいて
人間が幸せに暮らせる環境の実現のための知恵が社会にあるのです。
この「おウチ博士」は、そうした「球地」星の家の知恵を
わかりやすく地球の子どもたちに知らせる役の、正義の使者。
そのおウチ博士が、2020年の断熱義務化を迎える日本に
「宇宙環境機構」からの使いとして、未来を担う子どもたちに正しい知識を
知ってもらいたいと、この地球・ニッポン国にやってきたのです。
普段はなにげない日常生活を営んでいますが、
家に関するイベントや施設で、こどもたちが集まってくれるような
機会があると、どこからともなく現れて、
住まいの大敵、断熱不足や結露被害・健康被害をやっつけるべく
子どもたちといっしょになって、住まいの危機と戦っていくのです。
そのお披露目、第1回がきのうのRinnnaiさんのイベントでした。
このおウチ博士の存在をいち早く知った当社では、
独占的にその活動を取材するお約束ができています。
さあ、正しい断熱知識を広めるおウチ博士の活躍をごらんください!



っていうのは、まぁ、真っ赤なファンタジー(笑)。
誰にでもわかる、それこそ子どもにもわかるファンタジーなんですが、
きのうの密着取材を通して得た感触では
悪の手先、家の中のエネルギーを爆使いさせる悪役
「エネルギバク」の跳梁跋扈で「ぴかりん」が危機に陥ったのを見て
それまで見るだけだった子どもたちも、怒りに燃えて見事に立ち上がり
必殺「高断熱高気密ブロック」をエネルギバクにぶつけ、撃退しました(笑)。
この手に汗握る戦いの後、おウチ博士と子どもたちはガッチリと勝利の握手。
すばらしいカタルシスのクライマックスを迎えることができたのです。
ショーの終了後も、子どもたちはおウチ博士と別れを惜しむように交流。
鼻先のねじを回すとひげとまゆ毛が動くギミックに、かわいく喜んでいました。
という次第で、これはどうやら手応えがあった。
今後、かれのキャラクターを活かす活躍の場が広がっていくかも知れません。
期待しつつ、みなさんからの反響を待ちたいと思います。

コメント
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