三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

北国の春・雪割りの快感

2015年03月18日 05時52分17秒 | Weblog


きのうは全国的に好天でしたね。
西日本では「夏日」を記録とか。
札幌もかろうじて仲間に入って、わが家周辺の気温計では13度。
一気に春の訪れを実感しておりました。
ありがたいことであります。
で、週末の出張もあったので、半休静養で家で過ごしておりました。
なんですが、この陽気なので
出張前にやっつけていた駐車場の雪割り作業、再開・整理であります。
出張前には岩盤状、厚さ20-30cmの固い氷雪を、
棒状ツルハシで割っただけで放置せざるを得なかったのですが、
それが家人には大ヒンシュク。
クルマのハンドルも取られるし、足下もおぼつかなくて
「骨も折れそうになったんだよ~、プンプン・・・」というお叱り。
まことに、申し訳ない仕儀となっておりました。
ということで、きのうは早朝5時からその割った氷雪の撤去作業から。




上の写真の状態から、なんとか撤去した次第であります。
で、広がった露出路面部分を拡大させては、
出てくる割り雪を撤去する作業を断続的に、続けておりました。
この作業、おおむね1,5坪面積相当を片付けると
「いやぁ、疲れた・・・」となって、休憩したくなる。
(わが家の氷雪撤去総面積はおおむね20坪ほど・・・)
氷雪を割って、その氷雪をママさんダンプに積み込んで
撤去させるというワンワークであります。
なんですが、それでしばらく休んで元気が回復してくると
どうしても、また割りたくなってくる。
そうなんです、
ある「快感」が脳内麻薬を刺激するようなのです。
まことにヤバい。
30cmもの岩盤雪が、やや重量感のある雪割り棒状ツルハシの先で
見るも気持ちよくパカッと割れる様子が、
なんともいえず精神的快感を呼び起こすのですね。
でも、そういう雪だから、撤去するにも重たいので
カラダ的には、筋肉などの疲労感を蓄積させる。
でも、その瞬間的疲労が解消されると、脳内麻薬成分がムズムズと
再起動してくる、という無限連鎖(?)状態なのであります。
それが好天の高気温と気持ちよさに増幅され、
北国の春満喫状態を、雪国人にもたらせるのであります(笑)。



どんどんと、なつかしいレンガ路面が顔を出してくる快感も
大きく与っているようでもあります。
やや哀愁を帯びたペーソス感もあるように見えるのですが、
しかし確固とした北国らしい春を実感させられる次第。
こういう季節感通過儀礼が、本当は無上に楽しいのだ
ということにだんだんと、気付いてくるモノなのですね。楽しい。





コメント
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