わたし、昨年還暦を迎えて、
やはりご多分に漏れず、常日頃、健康に敏感になっております。
高校同期の友人たちと話すときも、
健康問題は、いまや枕詞。まるで病気自慢大会であります。
夏には同期会を毎年開催してきているのですが、
その同日開催の「ゴルフ会」の幹事役をしていまして、
友人たちと連絡を取り合っているワケなのですが、
実にみんなさまざまな病気を抱えながら、生きている様が伝わってくる。
アキレス腱の不調から、その治療のための薬が合わなかったとか、
昔の古傷が悪化して、不眠症・耳鳴りに半生以上悩まされてきたとか、
最近だと、敗に水が溜まったとか、
実に多種多様な健康問題を抱えながら、元気に(笑)、暮らしております。
そういうなかでは健康な部類に入るわたしですが、
やはりいろいろ出て詣りました。
健康診断の度に、コレステロール云々の指摘があったり、
肥満気味から来る問題点などから、ダイエットは必須のようで
最近はカミさんからの指南を受けて、炭水化物の抑制に取り組んでいました。
まぁその程度のことなので、それほどのことではないのですが、
ここ2週間ほど前から、左手指先にしびれとまではいかない「違和感」があり、
少し拡大してきたので、今週、脳神経外科でMRIを使った診察を受けました。
一番最悪のケースを想定して、そこから看てもらったのです。
結果は、脳には異常はまったく見られない、ごく健康ということ。
で、気になるようなら整形外科受診をと、ススメられまして、
こちらで受診したところ、案の定、「頸部椎間板ヘルニア」という
立派な病名を頂戴いたしました。
ということで、毎日病院に通って、
首から上を機械で持ち上げるような、
外から見ていると若干情けないような治療を受けています。
医者からは「3週間程度で効果は出ると思います」というご託宣。
きっと軽微な段階なのだろうと思うのですが、
病院のシステムもなかなか合理的で、運営を見ていて気持ちもいいので、
結構な患者数のようなのに、時間的にもほとんど待ち時間もない。
病院というところは、とにかく待たされるのが困るのですが、
そういった部分の進化を見せている病院もあるのですね。
まぁ、そういう経営分析というか、参考にもなるシステム構築ぶりの
見学という訪問動機もあって、元気に(笑)通っております。
いまのところ、まだ3日ですが顕著な効能は実感しませんが、
3週間ということなので、出張以外の時間にせっせと治療に努めたいと思います。
友人たちとはまるでレベルの違う病気ですが、
あんまり張り合うことなく(笑)、
なるべく目立たぬように、粛々と治療に励みたいものです。