香港のクリスマス・ツリー




IFCモールのクリスマス・ツリー。


Four Seasons Hotelのエントランスのクリスマス・ツリー。


同ホテルのロビーのクリスマス・ツリー。
スケールが違いますね。











クリスマス・ツリーのお話をブログでしていたら妹から香港のツリー情報がきましたのでご紹介します。

「クリスマスまであと約1週間となりました。今回は香港の街のクリスマス・ツリーをご紹介します。
11月末に東京から香港に戻ってくると、こちらも至る所にゴージャスなクリスマスのデコレーションがなされ、クリスマスムードが高まっています。先週からはクリスマス・セールも始まり、ショッピングモールに行くとたくさんの紙袋を抱えて買い物を楽しんでいる人を多く見かけます。
今日ご紹介するのは、私が住んでいるすぐ近くにあるクリスマス・ツリー。1つはIFCショッピング・モールに飾られているもので、吹き抜けの4階部分から1つ1つの飾りがつり糸で吊るしてある非常に手の込んだ巨大なクリスマスツリーです。何度か息子を前にしてクリスマス・ツリーとの記念写真を撮ろうとしましたが、あまりに巨大すぎてツリー全体を入れると息子がとっても小さくなってしまってどうもうまく撮れません。

残りの2つはFour Seasons Hotelの車寄せのエントランスにあるものと、ロビーにあるもの。どちらもやはり巨大です。ロビーのクリスマス・ツリーは本物のもみの木なので、近くを通るとモミの良い香りがして、クリスマス気分を高めてくれます。クリスマス・ツリーの周りにはとても大きなプレゼントがたくさん置かれており、息子は「これ、ぼくの~!」と勝手に決めて、クリスマスが来るのを楽しみにしています。

今年は例年よりさらに暖かく、18~23度くらいの暖かな陽気の香港ですが、景気の良さを反映してかどこも素敵にデコレーションされているので、クリスマスまでの日々を楽しむことが出来ます。」

11月末に父が遊びにきていた甥に「近くのビルにきれいなクリスマスツリーがあるから見に行こうか?」というと「行く!」といって喜んで2人で出かけました。帰ってきた父に「喜んでた?」と聞くと「う~ん、けっこう無反応だったよ」というので「さては?」と思っていたら案の定。こんなに立派なクリスマス・ツリーを香港で見ていたら、日本の2mくらいのツリーでは、なかなか感激しないわけです。香港に戻った日にこのクリスマス・ツリーを見た甥は「きれい、きれい」と大喜び。興奮のあまりか夜中の2時まで寝てくれなかったそうです。




















『つぐない』















3月公開予定の『つぐない(Atonement)』の試写会にいきました。監督は大好きな映画『プライドと偏見』と同じジョー・ライト。『プライドと偏見』を撮ったのと同じ最高の精鋭スタッフを集め、映像化が不可能といわれた現代イギリス文学を代表する作家イアン・マキューアンのベストセラー『贖罪』を映画化!と聞けば、何をおいても見なくては…。

「人は罪を贖うことができるのか」という生きていくうえで全ての人間が大なり小なり、意識的に無意識的に犯していく罪と愛について深く考えさせる映画。昔、卒論で取り上げたグレアム・グリーンの作品を読んだときにも感じたような、生の喜びと悲しみについて痛いほど感動させられる作品でした。大人の作品です。若い頃に人間が生きていくとこういうことがあると勉強なり何なりして知っていたら果たして避けることができるのか。やはり悲しいことに体験して知っていくのかしら。それが生きるということなのか?など、主題は苦しいまでに重いものですが、それを心が洗われるほど素晴らしい映像美が癒してくれます。














オーダーメイド フラワー・アレンジメント















店舗のディスプレイのためのフラワーアレンジメントを製作しました。高さ120cm×幅80cmくらいのアレンジを2点製作。新年から春先までお楽しみいただけるようなアーティフィシャル・フラワーをチョイス。大振りのキク、ダリア、クリスマスローズ、秋色アジサイ、グロリオサ・リリー、モクレンなど。来年の春夏のトレンド・カラーと店舗のインテリア、販売している商品や企業イメージなどを考慮して作ります。

インプレッションではご希望にあわせて、カラー&イメージコンサルティングの技術をふんだんに取り入れたこのようなフラワーアレンジメントのご注文を承っております。

店舗ディスプレイ用だけでなく、お誕生日や記念日のご贈答用、ご自宅用など、ご用途、サイズやお好み、ご予算などお知らせくだされば、ご要望に応じてデザイン・製作させていただきます。ご興味のある方はインプレッションにお問い合わせください。


フラワーアレンジメントのオーダーにご興味のある方はこちらへ→http://www.impression.ne.jp/contact/index.html












クリスマス・ツリー 2















先日のブログでインプレッションのクリスマス・ツリーをご紹介しましたら、デザート&テーブルコーディネイトセミナーにいらしてくださっているKさんがご自宅のクリスマス・ツリーの写真を送ってくださいました!お家のクラシックな雰囲気とよくマッチしたTRADITIONALなカラーのイメージのクリスマス・ツリー。ゴールドの松ぼっくりが壁紙やフロアの色につながり、赤いリボンが緑の反対色でよく映えて素敵ですね。様々な色の選択がありますが、赤&緑はクリスマスが近づくほど、なんだか心が温まるような気がして、定番色もやっぱりいいな~と思います。

今の時期にお友達のお家に伺ったり、街を歩いていると様々な種類の素敵なツリーに出会います。「ああ、こんなのも素敵だな」と思ったり、インスピレーションを得て「今度はこういう風にしたい」などとアイディアが沸いたり、色々と気持ちが泳ぎます。

フラワーアレンジメントと同じ様に、クリスマス・ツリーも、ツリーが飾られる空間のイメージや特徴にぴったりと合っているとその魅力は倍増しますね。もしオーナメントを今までのものからガラッと変えるなら、逆にクッションや置物などのインテリア・グッズも併せて変えると、もっとしっくりきます。いつもクリスマスツリーがイマイチだなと思う方は、ツリーを飾ったり、オーナメントを購入する前に一度インテリアを見直してみて、どんな色が合うか、どんな雰囲気の空間が作りたいか、どんな質感が足されたらその空間が素敵に見えるか、などをイメージしてから、デコレーション・グッズを揃えていくと、きっと望むイメージに近いデコレーションができるのではないかと思います。















クリスマス・ツリー





















インプレッションでも12月からクリスマス・ツリーを飾ってお客様をお迎えしています。インプレッションのツリーには色々なものが飾られています。

メインの飾りは昔ニューヨークで見つけた、まるでお砂糖がけしたような加工のされているフルーツ類の飾り。まるでスーパーマーケットの果物売り場のようにりんご、洋梨、オレンジ、グレープと様々な種類のフルーツがカゴに大盛りになっていて、買い物籠に「一体いくつずつあれば、どのくらいのデコレーションになるのかしら?」と真剣に考えながら入れていったのを思い出します。これらはガラス製なので日本まで無事に届くのかドキドキしてましたが、ある日、大きな箱が届いて、「こんなに何を買ったかしら?」と思って開けてみると、これでもかというほど何重もの薄紙に1つ1つ丁寧にくるまれてフルーツの飾りが我が家に到着しました。たっぷりとした梱包がいかにもアメリカっぽいなと感心したのを覚えています。

その後もクリスマス・ツリーのデコレーショングッズは少しずつ増えています。年によって、リボンや氷柱の飾りを加えたり、色々な色や模様のボールを足してみたり。デザートやテーブルコーディネイトのセミナーも行っているので、お菓子と関連ある飾りもお気に入りです。毎年必ず気に入ったものがみつかるとは限りませんし、前のものとの調和も大切。せっかく仲間に加えたものは毎年大切に使っていきたいですね。今年も色々とデコレーション・グッズを見てみましたが、ぴんと来るものがあまりなかったので、ビーズ細工の蝶々を5匹プラス。それが予想以上に映えました!

洋服のワードローブと同じで、急に全部取り替えるのは予算的にも気持ち的にもなかなか出来ないのがツリーの飾り。どれも思い出がありますしね。でも、ほんの少しでも今年のものを加えることによって、新しいアクセサリーを定番のセーターに加えるように、ツリーがリフレッシュ。飾る人と一緒にツリーも少しずつ進化させていくと楽しいですね。











『Casa BRUTUS』2008年1月号掲載




















先日取材をしていただいた『Casa Brutus』2008年1月号が発売になりました。”自分の色を選べるソファで、個性派コーディネイト”というお話をしています。(p.182)

売り場には75色ものソファの生地が取り揃えられていますが、意外にまだ知られていないよう。同じデザインのソファでも、色や素材で全く違う雰囲気のソファになります。より自分らしい空間を求めるなら、リビングで一番目立つソファの色や素材にもこだわりたいもの。気に入ったソファを手に入れたら部屋にいる時間の豊かさ、楽しさも広がります。。シンプルな形であればあるほど、色の重要性に驚くはず。














ノワ・ド・ペカン

















12月のデザートセミナーでは寒い冬に美味しい"Noix de Pecan"(ノワ・ド・ペカン)を作りました。クリスマスというと薪の形をしたビュッシュ・ド・ノエルが有名ですが、もう2回も作りましたし、9月につくったマロンのロールケーキをデコレーションを変えれば応用できるので、おもてなしの際に華やかなペカン(ピーカンナッツ)を使ったお菓子に。

今回のデコレーションはケーキのキャラメルカラーに合わせ、ゴールドと来年のトレンドカラーの1つでもあるイエローをメインカラーに。花の主役はその朝市場で一番光っていた華やかなジャンヌダルク。そしてお菓子にぴったりなキャメルという名前のバラ、ハニーブリーズ、大好きなブルゴーニュをあわせました。ワックスフラワー、そして紅葉したツゲが全体をまとめてくれます。そしてクリスマスらしい香りの演出としてユーカリもプラス。秋に活躍したカボチャもゴールドに変身させて再登場。

今回のお菓子のポイントはなんといってもデコレーション!ケーキ屋さんで買うことがほとんどなこんなアントルメが自分でも作れてしまうと大喜び。クリームを平らに塗ったり、ナパージュでの仕上げは結構手間がかかりますが、出来上がった時の喜びもひとしお。ぜひクリスマスに作っていただきたいです。


デザートセミナーにご興味のある方はこちらへ→http://www.impression.ne.jp/whatsnew/index.html








12月のデザートセミナーは…




香港のクリスマスデコレーションはゴージャス。




今年最後のデザートセミナーがやってきます。今回は「寒い時期に食べたら美味しいだろうな」と思っていた、ちょっと大人っぽいアントルメに挑戦していただきます!ちょうど、寒波もやってきましたし、楽しみにしていてくださいね。

昨日パリからお客様がいらしたので、さっそく試作したケーキをサーブしたところ、「とっても美味しい~!」フランス人にも御墨付きをいただいた?ので、きっと皆様にも気にいっていただけるのではと思います。

デザート&テーブルコーディネイトセミナーも、あっという間に4年めになりました。最初からご参加くださっている方々はかなりセレクトしたレシピ集になってきましたね。その季節に合ったお菓子を、と思うと、まだまだたくさんのお菓子が待っています。気軽にいつでも作れる身近なお菓子から、時にはちょっと挑戦モードなおしゃれで見栄えがするもの、いつかは作ってみたいと思うようなお菓子を、なるべくシンプルな、特殊な道具がいらないように、またお持ち帰りがしやすい形にアレンジして、それぞれのお菓子にぴったりな色やイメージのテーブルコーディネイトとフラワーアレンジメントとともにご紹介しています。お菓子作りだけでなく、食空間に適した様々なカラーコーディネイトについても学んでいただける内容にしています。来年も皆様に喜んでいただけるよう、さらに良いクラスになるよう努力していきたいと思います。

1~3月の新しい日程をアップしました。ご興味のある方はインプレッションのHPをご覧ください。


デザートセミナーにご興味のある方はこちらへ→http://www.impression.ne.jp/whatsnew/index.html








積み上げていく美しさ




東大のいちょう。構内は広いので木々はのびのびとしていて幸せそう。





先日カラー&イメージコンサルティングを受けにいらしてくださった方は外資系のバリバリのキャリアウーマンの方でした。すらっと見るからに知的で洗練された印象の彼女は証券の世界で働くかっこいい女性にぴったりなイメージなのですが、一番感激したのは言葉遣いの美しさ。正しい日本語を、相手に気を使いながら(とても謙虚な方なのです)そしてご自分の意見や感想も上手に相手に伝えられる大人のコミュニケーション力です。

イメージ・チェックをさせていただくと、やはりお仕事を一生懸命なさっているだけあって、そして長年のキャリアから培われた秩序や組織、信頼や伝統といったことを重んじる部分が強く表れていて、その反面、芸術的なことや新しいものに対する好奇心も強いクリエイティブな部分も多くある幅の広い個性の持ち主。そんな彼女にお目にかかり、毎日起こることや与えられる役目に一生懸命丁寧に取り組んでいった結果得られる、素敵な大人の美しさ、魅力の素晴らしさを感じました。こういう奥深い温かな魅力は長年かけてこつこつと作り上げていくもの。その上に思い通りに似合う色や形、イメージを使えれば鬼に金棒ですね。

仕事を通じて素敵な方々にお目にかかれるのはとても幸せなことです!







『Casa BRUTUS』取材














先日、『Casa BRUTUS』(12月10日発売)の取材を受けました。Bo Conceptというデンマークの家具のショップのスタッフの方々に、カラーのトレーニングをさせていただく予定なのですが、そのBo Conceptのソファにまつわるカラーの話をいたしました。

昨年香港に行った際に気に入った椅子のファブリックとちょうど同じような生地でできたジャケットを発見して大喜びで購入した話をブログでご紹介しましたが、その話のように、リビングルームの中で大きな面積を占めるソファの色も、もし家具屋さんに素敵なファブリックがあれば、洋服のように自分の好みや気分、センス、目的などに合わせて自由に選んで、インテリア空間でも個性を発揮できるはず。個性を発揮するといっても、人によっては落ち着いた雰囲気を大切にした空間作りがその人らしいかもしれませんし、とびきりトレンディな色や素材を選ぶのがその人らしい人もいると思います。落ち着いた空間をつくるようなベーシックカラーでも、ツィード素材やベルベットのような質感だったり、色が抑え目でもテクスチャーで今らしさを表現することも、たくさんの布地があれば可能。

そんな様々な要望を持つ、オシャレな空間を作りたい方々のために、Bo Conceptでは幅広い色や素材のファブリックが定番色60色と毎年入れ替わるトレンド色15色の2本立てで用意されているそう。心強いですね。というのも、こんなに何でもある先進国であるにもかかわらず、日本は外装のペンキの色や壁紙のチョイスの幅が外国に比べてとても少なく、まだまだ遅れているなと痛感するからです。せめてソファやクッションなどで個性を表現したいもの。気に入ったソファの生地が決まったら、それに合うクッションやインテリア小物もたくさんあり、トータルコーディネイトができます。気になる色や素材はあなたとどこかでつながっているはず。せひ、生活のなかに何かの形で取り入れてみては?










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