『Casa BRUTUS』取材
先日、『Casa BRUTUS』(12月10日発売)の取材を受けました。Bo Conceptというデンマークの家具のショップのスタッフの方々に、カラーのトレーニングをさせていただく予定なのですが、そのBo Conceptのソファにまつわるカラーの話をいたしました。 昨年香港に行った際に気に入った椅子のファブリックとちょうど同じような生地でできたジャケットを発見して大喜びで購入した話をブログでご紹介しましたが、その話のように、リビングルームの中で大きな面積を占めるソファの色も、もし家具屋さんに素敵なファブリックがあれば、洋服のように自分の好みや気分、センス、目的などに合わせて自由に選んで、インテリア空間でも個性を発揮できるはず。個性を発揮するといっても、人によっては落ち着いた雰囲気を大切にした空間作りがその人らしいかもしれませんし、とびきりトレンディな色や素材を選ぶのがその人らしい人もいると思います。落ち着いた空間をつくるようなベーシックカラーでも、ツィード素材やベルベットのような質感だったり、色が抑え目でもテクスチャーで今らしさを表現することも、たくさんの布地があれば可能。 そんな様々な要望を持つ、オシャレな空間を作りたい方々のために、Bo Conceptでは幅広い色や素材のファブリックが定番色60色と毎年入れ替わるトレンド色15色の2本立てで用意されているそう。心強いですね。というのも、こんなに何でもある先進国であるにもかかわらず、日本は外装のペンキの色や壁紙のチョイスの幅が外国に比べてとても少なく、まだまだ遅れているなと痛感するからです。せめてソファやクッションなどで個性を表現したいもの。気に入ったソファの生地が決まったら、それに合うクッションやインテリア小物もたくさんあり、トータルコーディネイトができます。気になる色や素材はあなたとどこかでつながっているはず。せひ、生活のなかに何かの形で取り入れてみては? |