漁業経済学者のひとりごと in 小浜

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京大生だった頃…

2014年11月13日 22時31分28秒 | Weblog
私は1990年,つまり平成2年に京大に入学しました。
普段は西暦派の私が,今回は「平成2年」と入れてみました。

理由があります。
平成元年は昭和天皇の死の直後(昭和64年=平成元年)でしたので
翌年には,新天皇の様々な儀式が行われました。

その年に入学して,
様々な学生活動を見て暮らしていました。
私自身は,特に活動はしていませんでしたが,
ビラが配られたり,
アジ演説や立て看板が色々あったりは日常風景でした。

そして公安の人が中には入れないので
生け垣の隙間から中をのぞいていました。

一般学生にとっては,
あくまで「大学風景」の一コマという感じでしたね。

でも,普段は渡されたビラなんて
ぽいっと捨ててしまうのに
大学の外に持って出て公安に取り上げられそうになると
「何するんですか?僕のですよ!」
などと言ってしまうくらいには染まっていました。
(私自身は取り上げられそうになったことはありません)

昨今のニュースを見て
懐かしいなぁと思っています。

色々な思想を持っている人がいました。

「経済原論」も1年おきに「マル経」と「近経」でした。
ちなみに,私は「マル経」の「経済原論」の単位を持っています。
法学部生は他にも2科目まで経済学部の単位を卒業単位に換算されたのですが
他の2科目ともマル経の先生の講義でした。

宗教団体の人も怪しげなもの勢揃いでした。

今,改めて思うのは,
そういう環境にいたから,
世の中には色々な考えの人がいるって分かったし,
面白い大学だったなぁ…

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