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蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

散歩道にて

2015年11月24日 | 自生地
ミルクの散歩途中に、スモモの木でクモランを見付けました。



ちょっと高いので脚立を持って来て登り、暫し見とれてました。


ミルクが下で「退屈だよ~」と吠えだしたので、撮影開始。







種を付けてる株はこれだけですが、周りにすごい数の子供が生えて来てます。





これだけを見たら、ランだとはとても思えないですね。数十株は生えてます。


クモランは葉が無くて根っ子ばかりですが、この芽が出たばかりの苗をよく見ると、
最初に根のような葉?葉のような根?が出て、その次に根が出てるようです。









細い白っぽいのが根で、緑色のペロンとしたやつはやはり葉のようです。


クモランは保育園の遠足で大群落を見付けて大喜びした思い出のランで、今でも見付けると嬉しくなります。

近くには冬に見付けたフウランが。





今年もたわわに実ってます。さっきのクモランみたいに、沢山生えて来てくれますように。


ミルクは散歩時間が短くなって、つまらなさそうです。



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カンランの自生地

2015年09月22日 | 自生地

チラッと見に行って来ました。



休日は用事だらけで、なかなか自生地に行く時間が取れないのですが、
ブログネタに必要だからと自分に言い訳しながら、本音は単に見に行きたかったんですけどね。



車を停めて5分程の場所です。




















もっとあるかと思いましたが、あまり生えてませんでした。
採られてしまってるのかとも思いましたが、どうやら表土の流亡で、
カンランも流されたり埋もれたりしているようです。


他にはシュンランとコクランがちらほら。






これはウンコです。



ここもイノシシが荒らしに来ており、生えてるランもこの先どうなることやら。
でも荒らしに、なんて言ってはいけませんね、食事に来てます。




伊豆の竹の子村の村長さんちのクリは大丈夫かな?






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先日の腐性ラン~ベニシュスラン

2015年06月05日 | 自生地
先日の腐性ランは、帰って来て写真をじっくり見てみると、ウスギムヨウランあたりの一般的なムヨウランの仲間だと思い、
もう見に行くかなくてもいいやと思ってました。

それでも少しは気になってたので、植物誌の調査をされている方に画像を見てもらったところ、
これは是非標本をと言われ、液浸標本用の容器を渡されたので先週末行って来ました。

たぶん珍しい種類じゃないし、もう花が終わってるかもしれないと思ってましたから、
無駄足にならないよう、蘭友を誘ってバーベキューの支度をして、ミルクを連れて行きました。

生えてる場所ははっきり覚えてる自信があったのに、なかなか見つからないと思ったら、
もう花は終わってるし、結実出来ずに枯れかけてました。





写真が悪くてごめんなさい。
お目当てのはこんな状態だし、バーベキューに夢中で写真を撮るのを忘れてまして、
帰り際に何かブログネタはないかと探し回りました。

子供の頃にウチョウランがあった辺りを探しても見つけられず、
やっとこさコクランの実生がびっしり生えてるところを撮りました。







でもこれでは物足りないですね。


せめて景色でもと、怖々砂防ダムから下を覗き込むものの、高さがうまく写せません。






この周辺の木には色々着いてますが、残念ながらどれも遠くて撮れません。

何か探さねばと思い砂防のコンクリート擁壁に上がると、こんな所にベニシュスランの巣がありました。



私の靴が写ってしまってますね。 ちょうどその右前辺りにあります。





本当に巣みたいな感じで、唐突にこんな所に生えてるものなんですね。
ベニシュス自体は珍しくはありませんが、こんな姿を見ると嬉しいものです。

何とかブログネタが出来たので帰路に付きました。
コメント (2)
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高速から見つけたフウラン

2015年03月18日 | 自生地
先日高速を走ってて、遠くに見えた柿の木にフウランが着いてるのが見えたので、
途中のインターで降りて見に行きました。

助手席の友人にはこの距離でフウランが見えるはずがないじゃん、と言われましたが、
行ってみると・・・









フウランだらけでした。

走ってる車から見つけるのは、子供の頃から得意なんです。

柿の木の古木全体に、百株くらいは着いてます。





望遠機能のないカメラしか持ってなかったので背伸びしながら撮ってたら、不思議そうな顔をしてこっちを見てるご婦人が・・・
慌てて「花の写真撮ってるんです」って言ったら木の持ち主でした。

好きなら剥がして持って帰りなさいと言ってくれましたが、写真だけでいいですから、
花時期にまた見せてくださいとお願いしました。

近くにあるその方のお宅にも飛んでって、あちこちに着いてました。





ビャクシンに着いてるのは何ヵ所かで見たことがあり、意外とフウランはこの木が好きなようです。
細い枝先にもよく着いてます。ただし見た目にはイマイチです。



また花時期に撮影させてもらおうと思います。



足元ではフキノトウが食べ頃を過ぎて花盛りでした。





この春も沢山いただきました。
コメント (5)
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近所のフウラン

2015年02月01日 | 自生地

先日我が家の愛犬ミルクの散歩中に、いつもと違う柿の木にフウランを見付けました。
普通は背丈よりも遥かに高い位置についてますが、ここは目線の高さについています。





ぽつんと寂しそうに一株だけ着いてます。
果実はまだ完熟してなくて、種が飛ぶのはもう少し先のようです。



秋に花芽が動いてしまったようで、蕾が寒そうに縮こまってました。



柿の木は落葉すると上には何もありませんから、寒さと直射で葉は黄色っぽく、アントシアニンで紅覆輪のようになってます。
でもシワシワにはなってません。





柿の木は肌が荒れてて苔や地衣類が生えやすく、フウランはそんな中に根を伸ばしてます。





一番伸びてる根先までは1メートルほどです。


これが先っちょ。



近くの木に小苗くらいはあるんじゃないかと探したら、梅の木にありました。



こちらのはチラッと縞があります。





我が家からは300メートルくらい離れてますが、ひょっとして家から飛んできたのかな?
いつも結実してもそのままにしてあるので、有り得るかもしれません。まぁ、大した柄ではありませんから、とりあえずはそっとしておきましょう。


コメント (4)
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