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蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

タシロラン

2017年07月13日 | 自生地

久々の自生地紹介です。なかなか山に行く時間が取れなくて。


さて今回は腐生ランのタシロランです。

小学生の時に本で見て、見たくてたまらない時期がありましたが、未だ叶わなかった花です。

明治神宮に行けば確実に見られるようですから、いつか見に行こうかと思ってたところ、
「エッ?!そんなとこまで行かなくても、あそこの駐車場の脇に毎年咲いてるよ。」と言われて行ってみました。






あらまぁ!ってくらい簡単に見られるところにたくさん咲いてました。











なんとも弱々しい花ですね。

これを綺麗と言うのか微妙な感じではありますが、不思議は雰囲気が魅力だと思います。
わざわさ東京まで見に行く交通費が助かりましたが、
都心で咲く姿も見てみたいなぁと、あらためて思ってしまいました。






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カンランの自生地

2017年01月20日 | 自生地


正月は風邪で半分寝てましたが、熱が下がってくるとムズムズしてしまい、ちょこっと山に行ってました。



毎年正月恒例のカンラン散策です。

一昨年行った場所の近くです。その時にも通った場所ですが、あの時には一面ウラジロが生い茂り、
何も育たないような所だったのが、一気にウラジロが衰退し、地表面が良い感じにあらわになって来てます。
おそらく地中でホルモン(ライゾーム)が出番を待っていたのでしょう、ポコポコと飛び出して来てます。









これはかなり大きくて、40センチくらいありました。





ここも近くには猪と鹿の糞があり、荒らされそうな気配です。



猪と鹿と言えば我が家では時々もらって食べる機会がありますが、最近はジビエを売りにしてる店もあったりしますね。
高知でも人気店がありますから、こちらに来られたら鰹のタタキだけじゃなくて、山の幸も試してみてくださいね。



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キバナノセッコク自生地

2016年08月02日 | 自生地


忙しくてどこにも自生地を見に行けない日々が続き、禁断症状が出て来たので、チラッと見に行ってました。

我が家からさほど遠くないところに、キバナノセッコクの大群落があり縞の木もあると、夢のような話を春に聞いていたのですが、やっとこさ見て来ました。

100株ほどの大群落です。











主に柿の木に着いてますが、周りの木々が繁ってるため、常緑樹に着いてるような姿になってます。



花はほぼ終わってましたが、ほんの数輪だけ待ってくれてて、撮ることができました。











そしてこちらが斑入りの木です。





不思議なくらい、想像してたまんまの斑でした。

子供頃に家の周りで普通に見られたキバナノセッコクの中には、かなりの確率で虎斑や曙斑、散り斑が見られたため、
その頃はキバナってそんなものだと思ってました。

安芸産の素心や翠三蝶などにも、そういった芸が見られますが、そんな環境で育ったものですから、
さほど特別には思わず作ってます。

この木もそれらの延長線上にあるような、遺伝性のある斑ですが、十分な観賞価値のある柄ですね。
たぶん花にも斑の影響が出るでしょう。

3株あったので、案内してくれた方が「一つだけ残して持って帰ったらいいよ」と言ってくれましたが、とりあえず置いてきました。
鉢で毎日見て楽しむのもいいですが、自生地で斑入りを見て楽しめるなんて、なんとも贅沢な楽しみ方です。

しかしキバナは販売目的の方に見つかると、根こそぎゴッソリやられてしまいます。
ここは分かりにくい場所なので大丈夫だとは思うのですが、こんなに紹介するとヤバイかなぁ。
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メチャ寒っ・・・かった

2016年01月31日 | 自生地


先週末は、南国高知も10年に1度の寒波と言われる寒さで、私は朝からコタツ虫になってましたが、
おやじは晴れてたらじっとしていられない性分なので、ヤブツバキを見に行ってました。

先日の白花を見たかったのですが、原木は巨大な老木だったそうで、従姉妹が挿し穂を採った時にはもう弱ってて、
数年後には枯れてしまったそうです。
車からすぐのところで見られるのは大した花はないと言うことでしたが、とりあえず見に行きました。

カメラは持って行ってたのですが、あまりの寒さに撮る気にもなれず、
高枝切りでいくつか枝を切って、うどんを食べて帰って来ました。

あまり変わった花ではないですが、ちょっと色が変わってて、全体にモヤモヤっとした模様が見えます。











時々軽い絞り咲きの花を交えるそうですが、今回はそこまでの花は咲いてませんでした。



庭ではまた別の花が咲いてます。



園芸JAPANにも紹介されてた、白一重錦魚葉椿です。



ちょっと開きすぎてて私好みの花ではありませんが、子供の頃には金魚葉が不思議で面白くてワクワクしたことでした。

椿もちょっと集めてみたいのですが、果てし無くありますからねえ~
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タチバナ

2015年12月28日 | 自生地


土佐市松尾山のタチバナ自生地です。





月はじめに調査に行ってましたが、アップするの忘れてました。
タチバナは日本固有の柑橘類で、「右近の橘、左近の桜」として有名で、家紋としても馴染み深いものです。
しかし実物を見る機会は少なく、ましてや自生個体は極めて貴重なものです。


ここ松尾山は国内最大規模の自生地で、国の天然記念物にも指定されています。
200本あまりが斜面に生い茂り、足元の大きな石灰岩と共に独特な景色を形成しています。













ナンテンがまた良い彩りを添えてます。





こんな所に来ても何か蘭は無いかとキョロキョロと忙しい私ですが・・・見付けました!



コケイランです。


こちらはちょっと大きく、



こっちはもっと大きく、



あれ?サイハイラン?


まぁ、その辺のランには間違いないです。


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